一緒に考えましょう・・・

IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2015年1月25日日曜日

自由・平等・友愛


先週の出張で新幹線から。自慢のショット。

イスラム国による日本人拉致事件が起こり、尊い命が奪われた。
今地球上で何が起こっても不思議ではないのだ。
戦後70年、平和主義をうたっている日本が狙われたのは何故なのだろう。
胸に手を合わせて考えてみたい。

”フランス国旗”それぞれの国旗には国の想いが刻まれている。

数週間前にはパリでの惨事だ。
フランスのイスラム教徒過激派が新聞社を襲った。 
モハメッドを侮辱したというのだ。死者は17名に及んだ。 
各国の政治リーダーたちは互いに腕を組み、
100万人を超えるフランス市民と共にパリの街を
行進した。テロの犠牲者を悼み、テロに脅えない姿勢を世界に発信するためだ。
これほどの人数がパリの街を歩いたのは1944年、ナチスから解放されて以来のことだという。
フランス国の旗印である自由・平等・友愛の威信にかけて、大統領は強調している。
“今回のテロとの戦いは決して宗教との戦いではない”と。



フランスの国旗青は自由、白は平和、赤は友愛を表わし、ブルボン王朝時代、パリと王家との和解の象徴であるという。
「自由」とは、他人に害を加えない範囲で“行う権利”で、「己の欲せざる所は人に施すなかれ」を
原則とする。
「平和」とは、全ての人間は生まれながらにして平等である。また権力のどのような世襲も許されない。
「友愛」は、己の欲せざる所は人に施すなかれ。
常に、自分がされたいと思う善事を他者に施すように。
つまり自由と平等は権利として、友愛は他者に対して負う義務である。
フランスの永い歴史が創りだした文化なのだろう。
全ての人類がこの想いで生きてゆけば何と平和な国が生まれるはずなのだが・・。

そう思いながら今夜“ドバイ”へ出張に出かける。










2015年1月13日火曜日

鏡開き

ジョギングコースから遠くかすんで大阪市内が一望できる。

長かったお正月気分も終わり今週からは新しい年の仕事が始まる。
先週は初詣やら新年賀詞交歓会やら、アルコールの絶えない日が続いたがこの連休は休肝日として与えてくれたようなものだ。
お蔭ですっきり朝を迎えた。

昨年は大雨に見舞われ、河川敷の安全工事が進む。

寒い日が続いたが、連日猪名川河岸を1時間位かけてジョギングをした。
毎日同じコースを行くとあまり変化がない。
シャッターチャンスも少ないわけだ。
日曜日はいったん戻ってから思い立って箕面の滝
まで登った。
グレイトーンの箕面滝。寒さがひしひしと。
秋の紅葉の時期は観光客で大混雑だったが今は
散策の人も少なく名物のもみじ天ぷらを揚げる手も暇そう。
滝までは片道3km位の短い距離だがアップダウンがあるので汗がにじむほどだ。

橋の欄干が赤く映える。

滝では紅葉の時期と違ってグレートーンの風景。
華やかさこそないが時を刻みながらとくとくと滝水は落ちてくる。春を待ちかねているようだ。


家に戻ってから、門飾りをはずし模様替えをして
気分を切り替える。
今年一年頑張るぞという想いをこめて久しぶりに
コンピュータに触れた。



松の内は門松、しめ縄などを飾っておく期間をいい、関東は17日、関西は115日まで。
鏡開きの風習も関西と関東では違い1月11日にしようと思ったが、関西では1月15に行われることが多いそうだ。 
お正月に神様、仏様に供えていた鏡餅を下げ、それを食べて、
無病息災を祈願する行事だが、包丁で切ってはダメだとか結構面倒なものだ。










2015年1月1日木曜日

初日の出

水平線に雲が。少し遅れての”ご来光”。よし今年も頑張ろう!
明けましておめでとうございます。
今年も皆様に幸多いことを祈念しております。
              2015年元旦


毎年お飾りの”お米”を食べにスズメがやってくる。御馳走なのだろう。
今朝も近くの丘まで登りご来光を待った。
水平線に雲がかかっていたので日の出時間が遅かったが雲を切って昇ってきた太陽を拝んで、
”よし今年一年頑張ろう”と改めて勇気を貰う。
人はこうして一つ一つに感動しながら勇気を創ってゆくのかもしれない。

今朝はいつもになく寒い。
普段はこのまま一時間位ジョギングするのだが
一旦家に帰ることにした。
メールを開けるとおめでとうメールが何本か来て
いて、目にとどまったメールがあった。
友人の鈴木社長からのメールだ。

帰り道、一輪の寒梅が寒さの中、凛凛と。

彼は若きベンチャーの先鋒で私が高く評価している一人だ。
AsReader(アスリーダー)というiPhone用のケース型のバーコードリーダーを開発した。
店舗、病院、物流などで使用するものだが
早々に米国西海岸に会社を設立するという目出度いメールだ。

早朝5時に今年の抱負を含めて想いをメールで伝えてくる演出も気に入った。
強い意志を感じたのだ。
思えば私の創業時代HP(ヒューレットパッカード)と付き合っている頃、よく米西海岸パルアルトに出向いた。
ここにビジネス拠点を置きたいと何度思ったことか。
それから30年が経ち、今一人の若者が同じ気持ちで燃えている。
わたしが出来なかったことを彼がやり遂げ夢を現実にする。
素晴らしいことだ。
手を差し伸べる事は何もないかもしれないが
是非成功して欲しいと願うひとりである。