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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2012年7月1日日曜日

この国に未来はないのか

箕面駅の巣立ちを待つ4羽の子ツバメ。10数巣があり今が一番賑やかだ。
失望が渦巻く
3年前に民主党のマニフェストに期待し政権交代を実現した。我々の期待が大きすぎたのか見事に裏切られ
”増税のフタ”だけが開けられた。
理念がない、綱領がない、マニフェストは反故にされ事実上何もない。
いったいマニフェストとはなんだったのか。我々が政権にマニフェストの貫徹を期待するのではなかったのか。

結果なにも守れない政権が、“このままでは国がつぶれるという。ギリシャがいい例だという。”
自ら何も約束を守れない者の言えることではない。増税だけを強行するのはまるで”居直りの政治”ではないか。

我々中小企業にとって消費税増税の影響は甚大なものだ。
歳出(経費)の削減議論がなく、歳入増(増税)だけが独り歩きする。
経済活性化の議論がなく中小企業は死ぬのを待つだけなのか。
この日本の将来に期待して”増税やむなし”という世論を作り上げてきた。このことに我々は止む無しと思っている。
だが国費の無駄の削除が喫急の課題であることも棚上げにしていることに異を唱えたい。これが先決であるという議論をしてほしい。
議員の削減も省庁の縮小による削減も遅々として進まない。これが先だというのである。
時の総理が同時にやりますといってもマニフェストも守れない人を誰も信用しないのだ。
こんな国に嫌気をさして財産を海外に移すという人もいるだろう。我々は移す財産もない。どうすればいいのだ。

先日開催された中小IT業界の集まり”近情協”での私。”地方を元気に!!”
我々中小企業では過去幾多の経済試練を受けたがその度に必ず取り組むのは“経費削減”である。
我々はその結果今でも「小さな政府」で”経営のかじ”を取っている。
まず政府自身が身を切り省庁を縮小し議員定数を削減すなどの“治療”を即刻実施してその上に立って国民にも相応の負担を願うというなら“美しい日本”を守るために誰も反対はすまい。

政治家自ら身を切る“緊急手術”に臨まなければ我々国民は納得しないだろう。
こう思うのは”自虐的になった”私だけだろうか??

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