一緒に考えましょう・・・

IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2014年9月30日火曜日

降りかかる災害

お盆も過ぎて人通りのない道端。お地蔵様が寂しげ。

実はずっとガラ携(携帯電話)にこだわっていたのだが、IT業界に居てガラ携・・・と言い続けられ、とうとう買ってしまったスマホ。
アプリをインストールするたびに位置情報の許諾を聞いてくるgoogle!
絶対に許可しないぞっと思っていたらほとんど
スマホの使い道がない。
そんな訳でカメラと万歩計とデータ検索に使うだけになってしまった。
矢張りガラ携が良いな。

運動会が盛ん。懐かしい風景に足を止める。

先日の週末は染め上げたような青空に、空気はおいしく正にジョギング日和。
スマホの万歩計が楽しくていつも身に着けている
ここ数日。
日曜日は33000歩走った!!ふっ・・満足。




御嶽山が噴火した。
よもやと思っていた登山客の目前に突然現れた光景は、地獄図に違いなかっただろうに。
山岳事故があるたびに弊社の社員の安否が気にかかる。女性の社員でこの日も山に出かけていた。
別の山に登っていて無事は確認できたが、行先ぐらいは伝えてほしいとおもう。
会社も仲間なんだから。



そもそもこの地球上で生息する生き物は常に
危険との隣りあわせだ。
交通事故等、人災だけではなく自然災害もある。
じっとしていれば事故に遭遇する可能性が必ずしも低いとはいえない。
運命だとの一言で済ませるにはむなしすぎる。
突然降りかかる偶然を明るくやり過ごすには、常に身辺整理が必要なのかもしれない。
が思い残すことのないよう“心の片づけ”をする
心境はやはり私にはできない。
”生きることの執念”は“新しいものを生み出す力”に繋がると思うからだ。

災害に遭われた方の冥福を祈ろう。












2014年9月28日日曜日

ウェアラブルコンピュータ


ITフォーラムでは”ウェアラブルコンピュータ”で盛り上がっった。
先日24日、HISCO
(ハイテクノロジー・ソフトウェア開発協同組合)
http://www.hisco.jp/ でITフォーラム(大阪)
を開催した。
毎年行われるもので今回が11回目だ。
IT同業者の集まりだが、集まって懇親するだけではなくて地域の活性化を図るため時代に即した旬な情報等を発表する場だ。
各社が協力すれば何でもできる。

ソフトキューブ(株)北村社長の開会のあいさつ。
今回はソフトキューブ(株) http://www.softcube.co.jp/  の北村社長を中心に
全員で頑張ってくれたお蔭で定員120名を超えた。
皆さんお疲れ様でした。
己を捨ててやることが成功の秘訣だろう。
これからも宜しくお願いします。


塚本区黄綬の講演は旬な話題で盛り上がった。

テーマは「ウェアラブルコンピュータがもたらす新たな市場」この分野で著名な塚本昌彦(神戸大)先生にご講演
いただき、企業様から事例発表が2例あった。
正に業界では旬な話題で質問も多く熱気あふれる会場だった。日頃、”関西の経済の低迷”を嘆く中で、自らが活性化をしてゆかねばと思うのである。

さてウェアラブルコンピュータってなに?
我々ITの世界でいま旬になりつつある技術を少し説明しておこうと思う。
超小型化して身に着けるコンピュータで、色んなセンサを内蔵させて人の機能の助けになる“装置”。
腕時計のように普段身につけて利用するものから、メガネの様な画面(HMD)で、身につけて出歩くことも出来るもの、あるいは、衣類にコンピュータを統合したもので、ファッション性も高いものが研究されている。



エンドユーザが直接接する端末として大きな意味をもつが、カメラとか各種センサが装着されるので、ゴーグルタイプの様なものは屋外で着用すると異様な風貌になるなど実用化・普及への課題は少なくない。
小型化や、消費電力、長時間動作可能な電源。低温やけど、発熱問題等がある。
 
講演の後の名刺交換会では各社懇親を深めた。

常にコンピュータを身につけることに意味がある技術で、その特徴を生かした応用技術が必要である。
大きくわけて3つの利用方法が提案されている。
1つは利用者に対するリアルタイムの情報提供、
2つ目は利用者の状態の記録、
3つ目は外部のコンピュータとの連携。
1の例として、道案内、周辺情報など応用が広がる。
2の例として、行動記録、健康管理など。
3の例として、建物内の監視するシステムなど。

どんな技術でも、社会性を大切にしながら開発してゆくことが大切だ。










2014年9月18日木曜日

爽やか秋風。


猪名川の河岸に咲く”彼岸花”秋を感じる

早朝、すがすがしい気持ちで外の空気を吸う。
天高く馬肥ゆる秋。
秋らしくジョギングに出かけても肌寒く感じるようになった。
この間まで暑い暑いと言っていたのに移り気な秋。
今年は冬の訪れも早いのかもしれない。



ジョギングの途中、耕うん機の音があちこちで
聞こえてくる。
はち切れそうな稲穂が機械に吸い込まれてゆく様子を見ながら災害が多い年だったが無事収穫が出来てよかったねと災害に思いを馳せる。。



セミの声もクマゼミからツクツクボウシに替わり、やがてセミの鳴き声も聞こえなくなった。
鈴虫が舞台に出て短い秋を謳歌しているようだ。



週初めには朝礼があった。
社員さんのスピーチが毎回順番に回ってくる。
朝礼の出席者が多いので1年に一度くらいしか回ってこないけれど今週は私の当番だ。

健康管理の大切さを話した。
若い頃からの健康管理は、年齢を経るごとに大切に感じるようになる。
子供の成長も“健康な大人”あってのこと。
健康維持するのにお金をかける必要がない。
これが大切だ。
「2本の足」と「健康でありたい」と思う意欲が
あればいいのだ。
家族を巻き込むのも”続ける”秘訣だろう



ジョギングは癖になると言われている。
習慣になると、雨の日でも、居てもたってもいられなくなるのだ。人は“ジョギング中毒”という。

“中毒”になれば、あとは楽。ひたすら続けるだけだから。
要は“何かきっかけづくり”が必要なのだ。














2014年9月11日木曜日

第2のふるさと

琉球の伝統的な踊りを見ながら会食。

人はみな、第2のふるさとを持っている。
幼い頃育った街。
学生時代を送った街。
多くの恩を受けた街。
親のふるさと、それぞれだ。
共通することはその街に想い出の人が居る事だ。

早朝、ジョギングで奥武山公園まで一時間半ぐらい汗を流した

私の第二のふるさとの想いは沖縄。
30代の起業した2年余り。
多くの人に支えられ今の事業の礎が出来た。
“人情”以外何物でもない、親切な街だ。
何処の町でもそうだが最初は入りにくい。
思い切って飛び込むと受け入れてくれる。
それにはこちらも“よそ者”であってはならない。
地域に溶け込むことだ。

人懐っこい野良猫がこの後すり寄ってきた。気色さえおおらかだ。

今は違うかもしれないが沖縄でも都心から離れて
田舎町に行くと家の門扉が閉まっていない。
いつも開けっ放しなのだ。
そして庭を挟んで家に入ると戸締りも何もない。
いきなり座敷になっている。
沖縄の家庭には誰でも“侵入”出来る。
ウェルカムなのだ。
悪い人がいないという事なのだろう。
そして酒を酌み交わしてもてなしてくれる。

そんな沖縄で養殖事業を始めた。
私が成功したのもこの人情に支えられてのことだ。
その想い出がある沖縄で恩返しが出来そうな新しい動きをしている。
楽しみにそっと秘めておこう。

秋の気配を感じる花が一杯見られた

沖縄には多くの仲間がいて、
一年に一度は会うことにしている。
8月は生憎台風に出くわして早々に戻ることになったが今回は仕事を兼ねて出向いた。
東京と大阪から同行したメンバーを交えて、
夜は楽しいお酒になった。
仕事は、良い仲間とするに限る。








2014年9月5日金曜日

菌との闘い


内臓脂肪の対策に今週はジョギング回数を増やした。継続した運動が必要。

以前、バイオテクノロジ-会社の立ち上げに協力したことがある。
京大で微生物の研究を重ねていた教授を中心に4~5人のベンチャーだ。
その時経験したことは、人間の進化と同じく微生物の世界でもたとえどんな悪環境でも世代が経るうちに適応性を持つ生物が育ってくるという事実だった。
それを人は”進化”と呼んでいる。
極寒の地で育つ微生物、高温で育つ微生物、地中深く棲むもの。
地球上には数知れぬ生き物がいる。

そろそろ稲穂が大きくなり始めた。楽しみだ。

最近世界を震撼させている物騒な話がある。
自然界には死に至る強烈な”菌”が数多くあるが、そんな中でも恐れられているのが、エボラ出血熱だ。ウイルス性感染症で90%の死亡率という。
人類が発見した最も危険なウィルスのひとつだ。
コウモリに宿っているとされているが、カニクイザルや豚に感染し人にも感染している。
患者の会葬の際に触れたことにより人への感染が
拡大している。
映像を見るたびに貧困社会の中の出来事を胸の痛む思いで見ている。



一方日本では東京代々木公園を訪れた男女60人余りがデング熱に感染し拡大の様相を呈している。
デング熱は蚊が媒介する感染症で、90年ぶりだという。

こういう事態が起る度に、感染症の怖さを知るわけだがこれが生物兵器として使用されたら・・・と
思うと背筋が寒くなる。

単にSF世界の出来事の様だが、細菌やウィルス等を使用し、人や動物に対して使われる兵器は過去にもオウム真理教が炭疽菌を培養して散布した様なことも身近に起こっている。
我々は安全な社会で生活していると思いがちだが、文明の進化とともに危険性も身近に増していることを時々に思い出さなければならない。      ”リスク管理”が重要なのだ。