一緒に考えましょう・・・

IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2013年4月30日火曜日

焦りとおごり

つつじの季節。昨日の五月山公園は満開だった。


連休の中休みで我々は暦通り働いているが、世の中はぶっ通しのゴールデンウィークなのだろうか。そんなに休んでいて大丈夫か??

駅舎のツバメの数が減った。昨年の巣を取り払ったのだ。誰だ!!

東京都知事が失言してしまった。その点前都知事と似たもの同士だ。
2020年夏季五輪招致を目指す東京都の猪瀬知事が 米紙のインタビューでライバルのイスタンブール(トルコ)を批判し「イスラム教国が共有するのはアラー(神)だけで、互いにけんかしており、階級がある」とする発言が伝えられた。他の候補都市を批判するなどは倫理規定に違反するという。品の無い話だ。
知事は「私の真意が正しく伝わっていない」とのコメントを発表し”雑談がクローズアップされた”というが“軽率のそしり”は免れない。
石原前都知事の想いいれが強く何度も空振りしている招致問題。“焦りとおごり”が行動に表れたのであろう。 一方米紙も「記事には完全な自信がある」とする編集幹部の談話を明らかにした。
深入りせずに素直に謝罪することが良いだろうとおもう。
ジョギング途中立ち寄った蕎麦屋。一人なので断られた!

それにしても一番難しい“宗教問題”をわざわざ話題にすることもなかろうに。
色々な宗教が仲良く?同居しているのが“日本”。それこそ各国の料理が何でも食べられる様に強い宗教観が薄い日本だからこそ宗教問題を”軽く”考えるのかもしれない。
アメリカにしても“宗教が絡んだ”紛争が絶えない。
過去の歴史をひも解いても世界各国で紛争が途絶えることがない“イデオロギー”と“宗教”。
何時の時代も難しい課題なのだ。

2013年4月26日金曜日

救いの光

厚労省の前にははや鯉のぼり。もうすぐ節句だ。

東京出張から帰ってきた。
周りは大型連休なのだろうが弊社は暦通り。

今更にiPS細胞の技術が、多くの難病に“救いの光”を当てているかを感じる。
先日京都大学で、難病の“筋ジストロフィ-”に
関係する“骨格筋細胞”の再生に成功したと報じられた。
この病気は筋線維の破壊・変性(筋壊死)と再生を繰り返しながら、次第に筋萎縮と筋力低下が進行していく筋疾患の難病だ。

この朗報はこの難病に苦しんでいる患者3万人、
そしてその家族にきっと大きな希望を与えたことだろうと思う。
骨格筋細胞が再生されれば臨床試験をするまでもなく再生細胞で試験を繰り返すことができ、多くの治療薬の開発に拍車がかかるのである。

ホテルの前庭は新緑に包まれている。いい季節になった。


去年10月6日のブログで“出生前診断”の技術がアメリカから上陸したと書いた。日本では、胎児の異常(障害)を理由とした中絶は法律で禁止されているが実際には行われている。
しかし“出生前診断”が安易に使われ始めれば命の尊厳が損なわれる危険性があると書いた。

iPS細胞の技術が応用されて“出生前診断”ではなく胎児が等しく生まれ、難病を解決してくれる社会になってほしいと思う。きっと将来、iPS細胞の技術が更に広く応用され、生命の無限な可能性を与えてくれることだろう。その日が来ることを祈り希望をもって”生命を大切に”したいと思う。

2013年4月25日木曜日

想いやりの心

ランが心地よく寝るのは”アルファ波が出るベッド” 試作品



20日(日)、社員さんの結婚式に招待された。
前日夜から雨が降ったので心配していたが幸い晴天で丘のホテルから美しい神戸の海が見渡された。
神戸育ちの私にとって想い出が蘇る一日だった。
おめでたいことに触れるのは良いことだ。
心が和む。
来賓のあいさつを頼まれて何を話すかいろいろ思いを巡らせたが、結局自分の言葉で伝えるのが一番と決めつけ当日に臨んだ。
とはいうものの彼にとっては一生一大事だ。
こちらも手を抜くわけにはいかない。
人前で話す機会は多いけれど、相手の事を想んばかりに緊張するのも良くないだろう。
普段何気に生活している中で大切な言葉。
たくさんある中でも大切な言葉。
色々考えた末の言葉・・・“想いやりの心”だ。

お幸せに!!

 人は、家庭にあって、組織にあって、社会に
あって、国にあって、世界にあって、皆が等しく“想いやりの心”を持てばもっと平和な社会になるはずだ。
が現実は厳しい。毎日のように争いが続いている。
身近では韓国との関係、中国との関係、もっと広い世界で見れば中東、アメリカヨーロッパ、それぞれ争点は違うが争いには変わらない。相手の国への思いやりの気持ちだけでは解決しない問題がある。
それが宗教であったりする。

でも“家庭”という最小単位(集団)では二人が寄り添うことで解決することが多い。
“結婚”という儀式。周りの祝福を受けて二人は同じ屋根の下で過ごすこととなった。
我々は仲間が増えたことを喜び、2人以上の子宝に恵まれることを祈る。
それはこの国の“高齢・少子化”による人口の減少を憂うからでもある。
頑張ってくれ!

2013年4月21日日曜日

安全安心

「CEIA」システム100セット達成記念”懇親会”

医療機器管理システム“CEIA”が大手病院を
中心に100システム販売達成した。
19日(金)に医療事業部の社員が集まって梅田で祝賀会をした。
平成17年医療法が改正、“患者の安全確保”が
義務化されたのを機に“CEIA”が開発され時流に乗った。これを機に医療部門への展開を加速したいと思っている。

ご近所のお庭にはチューリップが満開。和ませる。

“安心・安全”が世界のキーワードだ。
中国を悪く言うつもりはないが、世界第2の経済大国になったが急激な成長の為”歪んでいる”。
“安全・安心”が切り捨てられているのだ。

“食の安全””鳥インフルエンザ””深刻な工業
汚染””砂漠化による黄砂飛来”。
どれをとっても”中国国内の問題”では済まされなく世界が受ける被害は計り知れない。

“鳥インフルエンザ”による死者が続発している。
人に感染する変種が出てきたのだ。
世界中ビクビクしながら心配している。
動物愛護の観点から、感染した鳥を殺傷するだけでよいのだろうか。
ここは世界の医療の粋を集めて予防法を開発せねばなるまいと願う。

黄砂飛来もそうだ。
中国国内だけの問題ではない。
偏西風に乗って日本にも降りかかっている。
黄砂だけでなく、PM2.5が飛来しているという。
最近晴天の日でもどんよりと霞んでいる日が多い。
中国だけに解決を求めるのではなく日本も技術支援を惜しまないことが大切だ。
結局“地球は一つ”誰かがルール違反をしても蒙る被害は共通なのだから。

工業汚染による”食の安全”が問われている。
以前、中国製ギョーザによる中毒事件があったのがまだ記憶に新しい。
日本の食料の自給率は急激に落ちて40%(カロリー換算)を切ってしまった。

先週は暖かい日曜日だったが今週は一変”さむ~”

週刊文春4月25日号に「中国食材」を使う外食
チェーンの実名が出ていた。普段よく行くところだ。
そもそもランチ弁当が200円台でできるのがおかしいと思っている。デフレが進み究極安売り合戦になり“食材の安全”が担保出来なくなったのだ。

中国産がすべて悪いと言っているのではないが、
少なくとも“安全基準”を確立し安心して食べられる食材提供の環境づくりは国の仕事だと思う。
ロイヤルホストのアサリは中国産という。工業汚染を海に垂れ流しにし、そこで育ったアサリが安全と言えるだろうか。
“寒気”がする。外食チェーンも自主的に”安全表示”してほしいと思う。

2013年4月13日土曜日

地震だ!


ジョギングコースの田園風景。平和だ・・・

“地震・カミナリ・火事・おやじ”は怖いものの
たとえとして伝えられている。
“おやじ”は地に落ちてから久しいが、それはさて置き“地震の怖さ”は日増しに募ってくる。
今朝淡路を中心に震度6弱の地震があった。
最近6前後では驚かなくなった自分に怖さを感じる。“地震慣れ”ということだろうか。

こんな景色を見ながら猪名川に向かう。

 5時半ごろそろそろ起きてジョギングをしようかなとイメージしていた矢先だった。
ドーンと来たわけだが、“18年前の振動”が
よみがえり、それに比べたら大したことがないと
一瞬思った。こういう気持ちが“油断”に繋がるのだろう
マグマ上に生活している人類にとって避けられないことと知りながら何か乗り越える手立てはないものかと思う。
TVに目を向けてから安全を確認しジョギングに
出発した。
側道の花壇には”春”が一杯。

いつもと何変わらぬ光景が眼前に広がっていた。
いや私の気持ちは阪神大震災の想いにふけりながら走っていたと言っていいだろう。
周りを取り囲む田園風景はいつもと変わらず鳥たちは我が春を謳歌している。
平和なのだ。

お寺の境内の今日のことば。願われて今此処に居ると思いたい
肌寒い朝の空気に包まれて一時間余り走ると体はほどよく温まりスポーツのあとの快感が残る。
いつもの通りシャワーを浴び出掛けることとした。
そうだ“ラン”の散歩を忘れていた。
思い出してランと30分ほど散歩して戻ってくると朝ごはんをせがむ。運動のあとの食事が美味しいのだろう、ガツガツ食べていた。
目が見えなくて不自由な老犬。
もし地震がおきて一人ぼっちだったとしたら逃げようがないな~
想うと切なくなる。

さて今日土曜日、月例の事業部長会議だ。
そろそろ出かけることにしよう。

2013年4月11日木曜日

世の春

今日は富士山の顔が美しい。雲がかかる姿だ。


忙しいことは良いことだ。
人は体を動かさないと知恵も湧いてこない。
人脈も途絶える。
元気でいると人脈も増える。
私は時間があれば“人に逢いたい”と思う。
相手の都合なんか考えていないから、自分の都合で連絡を取る。相手の迷惑なんかお構いなしなのだ。

吉野桜が終わり、これからは八重桜が盛り。
そんな私を知っている人は都合が悪ければ
“今日はダメ”と断わるし、それでいいのだ。
会うと何かが生まれる。
先週東京で夜のスケジュールがぽっかり空いた。
東ソー副社長をしていたのが仲間にいて電話した。たまたまその夜は一人で食事のつもりだったと喜んで誘いに乗ってくれた。
私は“生涯現役”を宣言しているが、彼は今“ゴルフ三昧”らしい。
それぞれ立場は違うが“気の置けぬ仲間”と酒を飲むのもまたいいものだ。
その夜はよく眠れた。


Drラミース社長との勉強会。弊社スタッフも真剣。
次の日は忙しい一日だった。
ドバイからのお客さまだ。
“縁”がいくつかの輪を作りビジネスに発展して
いったといってよいだろう。
無論私が昔からやりたかったことだから、“細い糸の想い”を神様が与えてくださったのだろう。
ラグジャリーコスメ“Shiffa“(本社ドバイ)のドクター・ラミーズ社長が来日した。
何よりも興奮したのは“絶世の美人”である。
神は二物を与えないというがこういう才色兼ね備えた人いるのだ。
女性はやはり“美しい”(内面も含めて)に越したことはない。
その上女医で会社オーナーだ。
すっかり気に入ってビジネスは弾んだ。
夢は膨らむ。
この夢を共有できる社員と一緒に仕事ができることを誇りに思っている。

2013年4月6日土曜日

続ビッグデータ

この雨で桜も終わりかな・・・・



今日は生憎”雨の土曜日”。
折角最後の花見頃が雨で流されるかも・・・。

3月24日のブログで全国の鉄道網が一枚のプリペイドカードで共通して使えると紹介した。いろいろ反響があった。
その便利さは言うまでもない。
1日芝公園で朝から場所取り係り。本を読む姿が侘しい。

時、同じくして「共通番号制度」が国会で審議されている。成立すれば「行政サービスの向上」に繋がるだろう。
国民全員に番号をふり顔写真やICチップ付きのカードを受け取る。そのカードで様々な行政のサービスを受けることができる。
が、“手続きが簡単”になるメリットと“個人情報の悪用”が背中合わせなのだ。
既に同様の制度を実施している海外の国でも他人の番号を“不正使用”するケースが後を絶たない。


家の近くの邸宅の桜は見ごろ。

もう一つの問題は「監視社会」への不安である。
SUICA情報と連動で私の居場所を24時間監視することはそれほど難しいことではなくなる。
国が国民の個人情報を管理しやすくなり国民に対する監視が強まる恐れがあるのだ。


先行導入の韓国では、立ち呑み屋で飲み食いした情報が端末を通じて国税庁に伝えられる。クレジットカードでの買い物も国税庁に通知されるそうだ。
スパイの摘発を狙い制度が導入されたのだが、政府が行過ぎた監視をしているとの批判も多いと聞く。


日本では導入しても、民間の利用を禁じるという。
制度が始まっても”利用が拡大”してゆかないよう“国民の監視”が必要だろうと思う。

それにしても耳に番号札を打たれ放牧された牛のように、黙々と餌を食べて監視される時代がすぐそこまでやってきた。
もとはと言えばそれを実現する“ビッグデータ”の飛躍的処理能力なのだ。