一緒に考えましょう・・・

IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2014年12月31日水曜日

大晦日


会社の納会では”我社”の芋焼酎が振る舞われた。

師走から駆け足に過ぎて行った。
気が付けば“オオラス”ではないか。
一年が速く過ぎ去るといっても年末年始ほど忙しい時期はない。
年中行事の多くが集中するからだろう。
それもお酒が入る行事が多い。

お正月に飾られる”葉牡丹”。表舞台に上がることはなくひっそり畑で。
気持ちばかりが先んじて3週間ほどブログを休んだ。生来怠け者なのだろう。
明日書こう!明日書こう!と思って今になった。
気が付けば大晦日なのである。
数時間のあとには、おめでとう!!とやっている。
時の流れは連続なのに人は一つ一つに区切りを
つけたがる。
私もそうだが、この一年で”やりたいこと”、
”やれること”を祈った。
今夜はその最後の日だ。

冬を感じる”葉の落ちた”カキの木。
振り返ってみて思い残すことはないか。
今日ぐらいは真摯な気持ちで反省するのも良いだろう。
そして新しい年を迎えてまた新しい決意を秘め一年を送ろうと思う。

直近の出張で撮った今年最後の富士山。
それにしても最近一年の過ぎるのが速い。
少年のころは一年がもっと“長く”感じたのは私だけだろうか。
高校卒業までは、毎年クラスが変わり環境が変わった。
毎日が“変化の連続”だから、一日が長く感じるのだろうか。
そう考えれば、いま私は“変化のない人生の“領域”に入ってきたのか。
来年は“変化”にチャレンジして長かったと思い起こせる“一年”にしたいものだ。

皆さん良いお正月をお迎えください。


同じ日の富士山だが見る角度で白く光っている様だ。



2014年12月5日金曜日

転機


朝日が今日の一日を見続けている。
選挙戦が始まった。
各党の考え・戦略を聞きながら私(企業)から
見た選択とはなんだろうと真剣に考える。

一つにアベノミクス3本の矢の2本の政策で経済
環境は回復兆しにある。
がどうも二重構造が進むことの懸念も残している。
日本の社会の大半を支える中小企業対策が心配だ。
景気が回復したといわれる中、先日の異業種交流
では苦しい現状を訴える中小企業が多かった。
円安による輸入材料の高騰もある。為替には裏表があるからだ。

秋。紅葉が目に入るが、地を見ると美しい落葉の黄色いじゅうたん。

円安が120円台まで進んできた。大手企業、
とりわけ自動車産業は史上最高益を上げている。
当社は今春名古屋に事業所を開設した。
事業計画でも名古屋への期待は大きい。
一方で下請け・孫請けのピラミッド構造はより
強力になってくるだろう。
そこに切り込んでいくには相当の覚悟をせねば
ならないだろう。
四面楚歌。円安の中で複雑な想いを巡らせている。

あちこち映える紅葉。
我々としても手をこまねいているばかりでは
なるまい。
生きる道を探る中で独自性のある技術力・開発力
を探る事だ。
輸出と輸入の程よいバランスが必要だ。
その為には“独自性技術・ノウハウ”だろう。

例えば弊社には超小型のトルクセンサーの応用
技術がある。
この技術の周辺技術でアプリケーションを増やしてゆくことが大切だ。


同業仲間の会社もそれぞれの技術を持ち合わせて
いるはずだ。
その技術の棚卸しをして、来たるべき
“大きな波”に呑まれぬよう、“乗る勢い”で
力を蓄えることが必要だろう。

そして、その時はそう遠くないと思う。
自民党の圧勝。その後にくるものが何か。
注視したい。