3が日は穏やかな天気に恵まれ、平和な日本の風景が映し出されたが、今週になって寒波到来だ。
今年は早々から悩ましい国際情勢が続き
“心も冷えあがり”そうな事態が心配される。
1にアメリカ大統領がいよいよ選任される。
2にイギリスのEU離脱。
これらの「自国主義」に歯止めがかからなくなる
心配がある。
まだまだある「自国主義」。
中国の東南アジアでの覇権、北朝鮮の軍事強化が
世界をどう変えてゆくのか心配だ。
国際情勢の動向はまた日本の経済にも
大きくかかわってくるだろう。
景気の動向が注目される中、ダウ平均は2万円を
超えるせめぎ合いを呈しており、短期的には超えるのは時間の問題だろう。
このままいけばドル安も進む。
だがこれら情勢も予測不能になるぐらい不測事態が考えられる。
先日のトランプ氏の記者会見は世界が注目したが
尋常ではない結果だった。
そのアメリカ新政権が21日にスタートする。
トランプ氏が選挙中に訴えてきた
“アメリカファースト”が前面に押し出されることになれば日本の“グローバル化”にもブレーキがかかるだろう。
新政権が世界の動向を冷静に見極めながら政策を
打てば良いのだが期待のできない数か月が続く。
就任後4カ月余りで政策評価がでるころが一つの山であろう。
是非注視したいと思う。
日本経済は、今や国際経済を無視して語れないほどにグローバル化が進んでいる。浮かれている訳にはいかない幾多の課題が突きつけられているのだ。
EU離脱に端を発し不安定なヨーロッパ情勢、
米大統領の政策の行方、中国の景気陰り、韓国の
政情不安、北朝鮮の挑戦、中東の不安定、等々
枚挙にいとまがない。
その様な中、日本だけがカヤの外の訳がない。
政策も一喜一憂することになる。
これらの問題は、国内の問題でもあり行き着くところ企業の経営にも影を落とすことになる。
経営の舵取りが重要になるだろう。
複雑な国内外の情勢の中、今年も年始の神頼みに
伏見稲荷に詣でた。
メカトロン、アルカディア両社の幹部社員20名
ほどで、今年の隆盛を祈願して、特別ご祈祷をしていただいた。恒例行事の一つで30年近く欠かさず続けている。
お稲荷さん詣のあと、近くの居酒屋で杯を交わして新年の“意気込み”を語り合う場であったが単なる飲み会になってしまい反省しきりである。