一緒に考えましょう・・・

IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2011年7月7日木曜日

星空のロマン

なかなか計画的に自分のペースで仕事を進めにくい時期だ。今日も突然東京に出張を余儀なくされた。家をでるとき箕面駅の前では大きな笹に多くの短冊で願い事がつるされていた。今日は七夕。ロマンティックだ。が新幹線で東京に移動し街街の景色の中にその風景が見られなかった。ちょっと寂しい想いがした。それにしても政治の混乱はいつまで続き、東京の元気は何時になったらかっての元気を取り戻すのだろう。

家の近くの駅に飾ってあった七夕の飾り
七夕は“たなばた”または“しちせき”と読むらしい。日本、中国、ベトナムなどにおける節供、節日の一つ。旧暦の7月7日の夜のことであるが日本では明治改暦以降、お盆が7月か8月に分かれるように7月7日又は月遅れの8月7日に分かれて七夕祭りが行われる。五節句の一つにも数えられる。
歴史背景は色々の言い伝え(伝説)があるが、私が幼い頃から母親に教えられたのは織女と牽牛の伝説であろう。これはロマンティックだ。年に一度7月7日だけ織女と牽牛は会うことをゆるされ天の川に橋を架けてくれ会うことができたという伝説だ。幼い頃からそのことを想い星空を眺めたものだ。織姫は天帝の娘で、機織の上手な働き者の娘であった。夏彦星(彦星、牽牛星)は、わし座のアルタイルである。夏彦もまた働き者であり、天帝は二人の結婚を認めた。めでたく夫婦となったが夫婦生活が楽しく、織姫は機を織らなくなり、夏彦は牛を追わなくなった。このため天帝は怒り、二人を天の川を隔てて引き離し年に1度だけ逢わせたが、その日雨が降ると天の川の水かさが増し、織姫は渡ることができず夏彦も彼女に会うことができない。この日に降る雨は催涙雨とも呼ばれ催涙雨は織姫と夏彦が流す涙といわれている。

数々の想いと願いをこめて短冊が・・・

子供達の書き込みに昔を思い出す
















全国的には、短冊に願い事を書き葉竹に飾ることが一般的に行われている。短冊などを笹に飾る風習は、江戸時代から始まったもので、日本以外では見られない。技芸の上達を祈る祭であるために、短冊に書いてご利益のある願い事は芸事であるとされる。
今夜は雨の七夕。織女と牽牛は逢うこともなかった。

0 件のコメント: