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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2013年7月15日月曜日

天然派?養殖派?

箕面川に飛んできたサギ。シャッターチャンス!!



魚介類は、古くから大切な食材だ。
それだけに含まれる有害物質や有益成分について、その影響や効果の研究が進んでいる。
魚の安全性についてメディア的に表現すると次の通りだ。
1、魚は最もダイオキシンにさらされる恐れの
ある
  食べ物。
2、原発は一部の汚染排水を海に流しており、
  もはや全世界の海は汚染されている。
魚は(肉や野菜と違い)大した検査もされていないし、養殖でない限り生産者がいないので、
誰かが責任をもって管理しているわけではない。

そう言われればそうだ。
以前は“天然もの”が“養殖もの”より人気があり高い値段で取引されたが
海の汚染が進むと、“天然もの”のリスクが浮き彫りになってくる。
どうかして“安全”を確保するための方策を講じてほしいと思う。

その一環として昨今食品には原産国の表示が義務づけられている。
が魚の場合なかなか産地を特定できない。
厄介なのは回遊魚だ。
広域を回遊するため安全だろうと思った産地でも、汚染されているケースもある。
回遊魚のカツオからセシウムが出ていたことが分かった。
最近は地中海のマグロの体中ダイオキシン濃度が
高いので健康影響が懸念されている。
農水省は妊婦に対して、魚介類の摂取量や回数を制限するようにとの勧告をだした。

昨日は自宅から宝塚までウォーキング。熱中症対策万全!

日本人とカツオは切っても切り離せないのだ。
日本食の“味付け”として、代表格の素材であるからだ。
早急にモニタリング制度を導入して食の安全を確保してほしいと思う。

以前、寿司屋で“今日は天然ものの良いのが入っているよ!”と言われありがたく食したものだ。
昨今は食の安全を考えると“養殖”の方が良い気がしている。生産者がはっきりしているからだ。

食の安心・安全への拘りから、健康な魚を育てるための“養殖技術”も進化している。

健康な魚を育てる環境が整備されれば生産者の顔も見ることができ安心・安全の一石二鳥の養殖時代が来るかもしれない。

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