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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2014年6月7日土曜日

サミット制裁


こんな美しい自然を大切にしたいものだ。


主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)が5日
閉幕した。
サミットで恒例となった写真撮影では首脳の立ち位置は毎回変化している。
実は立ち位置にはきちんとルールがあるらしい。
中央に開催国(議長国)の首脳を配し、国家元首(大統領)がその横に、そして首相が在任期間の長い順に中央側に並ぶそうだ。
日本の首相は交代が多いため端に位置することが
多い。
そういえば安倍総理は一番右端で最大限目立とうとしていたのが印象的だ。
G7は多くの課題を突き付けられている。(写真ロイター通信転載)

さて、ロシア抜きで行われたG7だが、何とも
足並みがそろわないことか。
緊張が続くウクライナ情勢、中国とアジアの海。
これらの課題で結束を演出したが、自己主張を強めるロシアや中国を前に影響力の低下は隠せない。


「一丸となってメッセージを出すことが大切だ」。
議長役のメルケル首相が発言し、各国からウクライナ支援での結束を強調する声が相次いだ。
一方ロシアと経済の結びつきが深い欧州は、深刻な対立は避けたいのが本音だ。
オバマ氏の強硬論に対し「ロシア抜きの国際秩序の安定はあり得ない」と欧州側の発言だ。
一方、プーチン氏は自分抜きで開かれたサミットについて記者団に感想を聞かれて『どうぞ、よい食事を』と言ったそうだ。


国際力学の変化はアジアにもおよぶ。
中国は自信を深め、強気な行動を加速しているのだ。
地球という“コップの中”での争いは、いずれ地球を破滅の世界に導くのだろうか。

今回、G8から外されたロシアは中国と組み、G7に対抗する姿勢をみせる。世界は揺れている。





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