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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2014年7月21日月曜日

セミのシーズン

梅雨明けでいよいよ夏本番だ。

少し前7月初めに沖縄に行ったときには、今年初めてのセミの声を聴いた。
暫くして、会社の木立にも沢山のセミの声が聴こえる。
いよいよ梅雨も明け、夏本番!

この一週間は早朝ジョギングを続けたが、
今朝はお休み。
ゆっくりした一日を過ごすことにした。
朝ぶらりと外に出るとジャンジャン~とクマゼミの鳴き声が響きわたっている。
耳をつんざきそうな嵐声。


何故か東京ではクマゼミを見ないけれどそのうち温暖化が進み・・・

そういえば、以前“セミ捕り”といえばアブラゼミがたくさん捕れたものだ。
その頃“クマゼミ”は貴重なセミで、自慢し合っていた。
黒い体に透き通った羽根。
すばしっこくてなかなか捕れない。
おしりを突き立てて鳴く姿は子供たちにとっては
憧れなのだ。
ところが最近“アブラゼミ”の声を聴かないのは気のせいかと思って調べてみた。


アブラゼミが愛おしくなった。

思い過ごしではなかったのだ。
大阪市立大学での研究では、1960年代には大阪市内で稀に観測される程度のクマゼミが爆発的に増加し1980年にはアブラゼミと生息比率が逆転し、2000年代には都市部ではクマゼミが95%を占める様になったそうだ。

主な原因は温暖化と言われているが異常繁殖はそれだけが原因ではなさそうだ。

一つに言われているのがアブラゼミに比べクマゼミの飛行能力の高さだ。
中型の鳥類にとってセミは格好のエサなのだが鳥類の糞を調べたところ捕食されたセミはアブラゼミばかりでクマゼミはほとんど無かったそうだ。

緑地が少なく逃げる場所が無い為“高く早く”飛行できるクマゼミと比べ能力の劣るアブラゼミが捕食される率が高いと考えられる。

もう一つは繁殖能力の違い。
クマゼミの卵管は非常に強靭でアスファルトを突き通して産卵が可能だそうだ。

いずれにしても今では“アブラゼミ”が捕れたら“大アタリ”。











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