一緒に考えましょう・・・

IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2015年2月22日日曜日

春を探しに


先週は静岡県ソフトウェア事業協同組合の祝賀会に参列した。

天気予報では、午後から雨の予想だったので早朝
8時に出発して、25Kmコースを選んだ。
久しぶりにやる気満々だ。
今日は東京マラソンの日でもある。
2年前のボストンマラソンでの爆破事件があってからは警備が厳しくなり、加えてイスラム過激派が
日本人をターゲットにしているという情報などで
緊迫する中、約1万人が警備に当たる厳戒態勢が
敷かれたそうだ。
走りながら不審な動きに目を光らせる警視庁の
「ランニングポリス」も初めて導入される。
正にIT業界で注目されている「ウェアラブルコンピュータ」技術のサキドリだろう。
ところで「ランニングポリス」がトップランナーになったらどうするんだろうなんて茶化してはいけない。

それに比べれば私は平和だ。
誰と競り合うわけでもなく自然を満喫しながら地方の河岸を一人ジョギングだ。
好きな時に休み、カメラを向けて草花を撮り一人で思いを馳せる。一人だから良いのだ。


心無い愛犬家の為に、周りが迷惑をする!!


自宅を出てすぐの“けもの道”(私が勝手につけた)。その横に「犬の進入禁止」の貼り紙だ。
よっぽど地主が腹に据えかねたのだろう。思いが伝わる。
せめてペット大好き家族にとって最低のマナーのはずだ。愛犬のフンの始末もできない人には飼う資格などない。

「呉春」酒蔵の看板。老舗のつくりだ。




山麓バイパスを通り抜けると30分ほどで池田の街に入る。
池田市には元禄時代を最盛期に酒造家が38件もあったといわれ、酒の町・市の町として大変栄え、
今もその名残が旧市街にある。
有名な北摂池田の地酒「呉春」は特に有名で、多くのフアンに愛されている。
また、「緑一」という地酒もあり、酒の町だったことを物語っている。


暫く走ると猪名川にでて、そこからは河岸を走ることになる。
そろそろ土筆(つくし)の季節だから休憩しながら探してみたがまだ1週間ほど早いのだろう。見つけられなかった。

伊丹辺りまで来ると雨足が強くなり、途中で引き返すことにした。

箕面川に棲みついた”コイ”もう数か月前から。どこから来たのだろう、寒くはなかろうか心配だ。

春の雨は濡れてもそれなりに気持ちいいものだが
まだちょっと気温が低くて断念だ。

春が待ち遠しい。







2015年2月11日水曜日

社員会


”益々繁盛”社員会は社員の自主性運営だ。皆頑張った。遅まきながらの新年会。


今週始めから体調を崩して、この休みは家に引きこもっていた。
寒いこともあって少し休息を取りなさいという事か。

楽しいお酒とゲームに興じる。

先日、社員会があった。
年に数回開催される“社員の社員による社員の懇親会”である。
勿論私も社員の一人として参加させてもらった。
大阪事業部の約半数50人ほどが集まって楽しい
ひと時だった。
ゲームをしたり歓談したりしたが、最近社員の名前が全員覚えられないのが悩みだ。

ゲームの商品の色々。

つくづく人間は“ビジュアル”に記憶する動物だと思う。つまり目から入ってくる記憶(顔)は一度で焼きつくが、文字(名前)から入ってくる記憶はなかなか覚えきれない。
特に最近入社された社員さんは記憶力の低下もあって一度では覚えきれない。

加えて組合活動などで名刺交換するケースは半端じゃない。皆それぞれ工夫をして記憶しているのだろうけれどせめて社員の名前と顔は一致しないとまずい。

一計を案じて写真入りの小冊子を作った。
いつも携帯して暇があるときに見るようにしている。全社で200名を超えもう記憶の限界を超えているのだ。



若い頃、出張先の下関で入った居酒屋さんのおかみさんのことを思い出す。
その後2年ぶりにふらっと立ち寄った時、カウンター越しに“おばたさん”いらっしゃい!と声を掛けられた。
意外なことにただ驚いていたが、その時の“声を掛けられる”喜びを今でも自分の中にしっかりと留めている。



気持ちとは別にだんだん記憶力が落ちてくるが、せめて努力することを心がけねばと思う。










2015年2月3日火曜日

ドバイ出張



ドバイの中心街、右に世界一の塔が見える

先週はドバイに出張した。
とかく今、世界では中東と言えばイスラム国の脅威で持ちきりだ。
この時期にあえて出かけたのも、アラブ首長国連邦はペルシャ湾を挟んで対岸に位置し対岸の砲火とは縁がない平和な国と信じて出掛けた。
事実“裕福な国”には日本からも女性の観光客がどっと押しかけている。


世界一の塔”ブルジュ・ハリファ”



街は活況に溢れ、世界一大きいショッピングモールだとかモールの中にあるスキー場とか世界一高さを誇るタワーとか
とにかく何でも世界一なのだ。

世界一の”屋内スキー場”


世界一の”水族館”

出張の目的は達成したが、帰国した後“イスラム国”が日本政府に“挑戦状”を突き付けたのを知った。エライことになった。

ラミーズ社長(右から2人目)と一緒に
極東にある日本と、中東とはおよそ対立軸にない。ある日突然”イスラム国”の標的となる。
人道主義で救済活動を強調する日本であっても
彼らから見れば敵国なのだ。
海外にいる多くの日本人がターゲットになってくると他人事ではない。
世界貢献と国民の安全が天秤にかけられることになる。第23の事件にならなければいいが・・・。

冷たい水辺で。



暑いドバイから戻ってきたこともあって、
この23日やたら寒い。
土・日は久しぶりにジョギングした。
寒い中、それぞれの思いでジョギング仲間が
すれ違う。
皆体力づくりに一生懸命なのだ。
まだまだ春の気配がない河岸には桜のかたい蕾が
春を待ちわびているようだ。


まだ固い桜の花。待ち遠しい。


平和な日本に住んで良かったと思いながら、明日は何が起こるかしれない国に変わっていくのだと思ったりするとため息が出る。