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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2011年1月9日日曜日

挨拶まわりは“三文の得”

新年が明けていよいよ仕事が始まった。
一年の始まりには区切りがあってよい。一時虚礼廃止といわれた年賀状にも、日頃疎遠な人からの元気の知らせは嬉しい。これも区切りである。世の中明るくするのは矢張り“人と人との繋がり”、つまり「縁」から始まるのである。
会社に飾る”鏡餅”これも恒例。
お正月にはしめ縄を飾り鏡餅を供えてお客様をお迎えするということは気持ちが引き締まる。無駄なことではない。これも区切りである。
お正月の営業はあいさつ回りに限る。これも区切りである。
お世話になっているお客様に対するお礼、普段疎遠にしているお客様に対するお詫びが大義名分であるが、ただそれだけの意味ではない。普段お会いできない方にも一種無礼講で地位の高い方でもお会いすることが出来、貴重な情報を得ることが多い。
区切りごとのあいさつ回りを最近の営業は軽視し「効率」ということばの元にメールで事を片付けてしまおうとする。またそれを“良し”とする風潮がある。
が違う。経済先読みのヒント、その会社の状況・課題・戦略等新年ご挨拶であるから聞ける数多くの情報が詰め込まれている。
だから営業のあいさつ回りが大切なのである。ただお伺いしてご挨拶だけでは意味がない。
一年の抱負をお伝えし関係を強める“強い意思表示”をすることが大切である。
ご挨拶に訪問した金融機関の立派な生花
今年はいくつかのビジネスチャンスのヒントを貰った。
政治の不毛、経済活性化の対策の遅れ、その結果海外への工場転出。
その結果技術の流出に歯止めが掛からないが、これを負の連鎖と考えずにプラスに転換する発想が大切である。
皆様からの貴重なご意見の中に、生産性を上げて収益性を高める仕組みの“ビジネスモデル”を脳裏に焼き付けることが出来た。
今年はこれに注力したい。
”ぶるる”2日の早朝ジョギングは”吹雪の中”
今年は難しい局面である。営業は積極的に情報を集めて“考える営業”“創造する営業”が求められる。
「営業が頑張り」、「技術力がそれを支える」。チーム力を求められるこの一年である。

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