一緒に考えましょう・・・

IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2012年4月28日土曜日

小沢一郎無罪

初めての”都をどり”を観劇し、お茶会での一コマ
若いころ先輩の営業上司から
①政治の話
②野球の話(好きな球団)
③宗教の話
を禁句と教えられ育った。従ってブログで政治の思想信条を話すことは多くのファンを失うことになるかもしれない。
があえて今日はそのことを書こうと思う。
甲部歌舞練場(祇園)の庭園のコイは悠々としている。

小沢一郎先生が無罪の判決を受けた。私は当然と受け止め喜んでいる。
長い間低迷している政治はカリスマ的指導者の無きまま、もう極限まで質を落としている。
海外からも失望を超えたまなざしで見られている。と私は思っている。
法廷での決着を機会に小沢一郎が復活して、山積の政治課題を解決してほしいと望んでいる一人である。

民主党は我々に感動を与えた。
マニフェストを掲げて政治の表舞台に立った。我々はこぞってそれを支持し新しい政権を誕生させたではないか。

財政改革の為いずれ消費税増税をしなければならないことは理解する。しかし小沢先生が言う、官僚政治から脱却して政府主導の国家、小さい政府で歳出を抑えることが先なのだ。
我々企業経営でも企業を再生させるためにはまずコストを削減することから手を付けるのだ。
民主党はそのことを約束したではないか。
言えばいろいろある。しかし原点は“マニュフェストを守る”に尽きる。
民主党は我々の期待を裏切らないでほしい。

小沢一郎という政治家が復活することをこれほど恐れられている人物はかってない。
与野党こぞって彼を埋葬しようとしている。
メディアはなぜあそこまで小沢を排除しようとするのか理解できない。
無罪でも犯罪者扱いである。無罪判決があっても“国会で説明責任がある”と論評している。
なぜだろう。ひょっとして我々に見えない権力が紙面を躍らせているのではないか。そう思ってしまう。
小沢一郎は日本の政界の中で傑出した人物である。剛腕とか潰し屋とか言われているあれだけのカリスマ政治家はもうこれからは出てこないであろう。
いま日本は韓国に追い上げられ中国に追い越され、震災で再起不能のダメージを受けたなか、
日本が自信を取り戻し前進する政治、そして政治家が渇望されている。
天下国家を語れる政治家は小沢一郎であると思うのは私の独りよがりだろうか。

2012年4月22日日曜日

“良いことばかり”は続かない。


雨の日に”菜の花が香る”季節になった
今朝は雨。
シトシト降っているのでジョギングは中止。
ジムに行ってマシン相手に走ってこよう。

先週ホテルの庭に咲いた八重桜。照明に映えて美しい夜桜。
物事スムーズに進むことばかりではない。
今週はそんな一週間だった。
大切なことは“マイナス”から逃げないでそれを乗り越えること。“これが存在価値なのだ”。
人から冷ややかに見られていると感じることがある。
それを“マイナス”に捉えるのではなく“自らにとって励ましのバネ”と考えることである。
ポジティブ思考は私のモットー。

スマートフォンで企画しているアプリケーションをKDDIに提案したが組織が大きいのでなかなか思うようにいかない。
彼らの私を見る視線は上から目線で数歩距離を置いているように感じた。かといってのんびり構えられない。
スマホ・アプリの世界は変化が激しく常に先頭に立って走らねばならない。先頭走者が一人勝ちする世界である。そのことを判りながら開発を進めることの“焦り”と“いらだち”。
後ろから追われている恐怖に近いものを感じることがある。KDDI関係者との“離れた距離”を感じるのも、このスピード感の違いにあると思う。
正直“もの事”が思うに任せないことで疲れる。
そんな時、相談して頼りになるのは”友人”だ。

今回もスマホ関係で“プチリリ”や“歌詞ISM”などの同期歌詞のサービスを提供している開発ベンチャーの社長と会った。
色んな話をする中で“今回の企画”についてアドバイスをもらうことができた。
結果キャリアを動かすよりも大手モバイル販売業者と組むほうが事はスムーズに運ぶのではというヒントを得た。別にむずかしいヒントでもないが貴重な意見だ。さっそく来週から行動に移そうとおもう。

それにしても日本のキャリア(通信業者)の地位低迷は悲惨なほどである。
過去パソコンメーカが市場を先導していたが、マイクロソフトの戦略によって利益構造が激変した経験がある。
パソコンメーカは箱売りだけでは利益が出なくなり撤退メーカが相次いだのだ。
時が移り今度は“通信モバイル”が同じ運命を辿っている。
これからはグーグルによって通信業者の“旨味の仕組み”を完全に崩壊し、グーグルの一人勝ちになるシナリオが見えてきたのである。
私はKDDIの人に会ってそれを強く実感した。
もっと門戸を開き中小ベンチャーとも積極的に交流して日本の力を先頭に立って示してほしいと改めて思う。

2012年4月15日日曜日

日曜日は休肝日


五月山緑化植物園では、沖縄の思い出”アンスリウム”

今朝は先週と同じ猪名川を下るコースを選んだ。
いつもの尼崎までは行かずJR伊丹駅までのおよそ20kを写真を撮りながら走ったり歩いたりで春”桜”を楽しんだ。


五月山公園では早い時間からたくさんの花見客が。
途中五月山公園では、9時過ぎからたくさんの家族連れで“宴会シート”を広げる余地もない。
車は各所で渋滞しており、こんな時は私の様に ”ウォーキングを楽しむ”に限ると思う。


五月山を通ってやがて猪名川の河岸に出て下っていくと鯉のぼりの川流し(川渡り)が見られた。もうすぐ5月の節句なのだ。
この時期猪名川でも鯉のぼりの”川渡り”が見られる。
この時期、川にたくさんの鯉のぼりが渡される季節行事らしい。
全国でたくさん同じような行事があるようで和歌山県九度山町、四国の四万十川や、石川県の浅野川などが有名なそうだ。小さなカメラなので上手く写せなかったがアップしてみた。こんな自然を数時間走るだけで手軽に味わえるところに住んでいる幸せを感じるひとときだ。


川沿いの”桜並木”に家族連れがにぎやかに。
河岸を小一時間ほど走ると川沿いがさくら並木になっており、多くの家族連れが弁当広げたりバーベキューをしたりで春を楽しんでいる。
私も缶ビール買ってきて桜の下で一杯やりたい気分だが今日は日曜日。
”休肝日”と言い聞かせて先を急いだ。

やっとありついた”定番”の昼食。
伊丹に着いた頃ちょうどお昼時間だったので、イオンモールで蕎麦のお店に入って“ざるそば”を食べることとした。
帰りは電車で石橋まで戻りジムで3時間ほど筋トレとサウナで過ごし、今日の一日が終わった。
こんな日曜日の過ごし方も私には向いている。
また明日から頑張ろう。

2012年4月11日水曜日

今週末は花見頃?


ジョギング途中のショッピングモールでの催し
手作り教室で可愛い”クリアキャンドル”

8日(日)は陽気に誘われ、尼崎までのジョギングコースを選んだ。ぽかぽか日和のため家族連れがあちこちで弁当広げていた。

以前は会社の有志で“花見の宴”を企画したものだが最近そういえばやっていない。相応しい世話役がいないってことかもしれない。来年の新卒には宴会屋さんを採用基準に入れておかねばと思ったりする。

会社にはある種ムードメーカ役が必要なのだと思う。私にはその役は相応しくない。とすれば役者が必要だ。にじみ出てくるような雰囲気を持った役者が必要だ。“よしもと”的な。

この桜の下で、家族連れの花見宴会。楽しそう!
この陽気で鳥たちもすっかりはしゃぎ回っているようで、あちこちで井戸端会議が開かれていた。
途中にある大きな木立にも100羽はいると思われる集団のスズメがもうほとんど騒音に近い声でしゃべっている光景に出くわした。流石迫力がある。
きっと春の訪れに皆で宴会をしているのかもしれない。
時々住宅の近くでも集団で見かけることがあるので調べてみると、スズメは“集団ねぐら”をつくる習性があるらしい。特に繁殖が終わる時期に多く、けっこう人通りの多い道路の街路樹がねぐらになっていたりしている。

今週の土日はまさに満開の花見頃である。さてお天気はどうだろう。

2012年4月10日火曜日

“キャンパス”で活気を見つけた!

4月新入学生の行きかうキャンパス。折しも桜のシーズンだ。

 6日(金)は阪大豊中キャンパスに行った。
ちょうど昼休み時間。大学は新入生であふれかえっておりオリエンテーションの合間に各クラブ活動の先輩たちが新入生の勧誘をしている。
4月は学校も企業もそれぞれ新旧入れ替わるときである。
後輩が入ってくることにより先輩もちょっと“お兄ちゃんらしく”なっていく。こうして皆成長していくのだろう

最近のキャンパスは茶髪であふれかえっているのかなと思っていたが以外に普通の身だしなみだ。
これは阪大だからなのかもしれないが、意外なことに“ほっと”した。

今回の訪問はA教授が中心となって取り組んでいる“E-learning”の研究を産学共同で実用化できないかの相談である。
うまく事が進むことを願っている。

そもそも今回の相談のきっかけは、以前弊社に在籍していたB女史が弊社を辞めてから紆余曲折の後、阪大大学院に入り再度研究に取り組んでいて弊社に相談をもちかけてくれたのである。

一念発起、熱い思いで大学の門をたたく。その事だけでも凄いことだ。
当時まだ子供が小さかったけれどもう手が掛らなくなったというから本人も40歳近くではないだろうか。
いまだに勉学に対する意欲をもって博士課程を取るという。まったく頭が下がる。
人生その気になれば“年齢ではない”。
生涯にわたって勉学できるのであることを身近に証明してくれている。
私事で恐縮だが、私の娘が20代後半になってもう一度医師になるため再度大学に行くと言い出した。
今大手航空会社に勤めている。親としては”いまさら”と反対していたがB女史の生き方を目の当たりにして、”そうだ親には娘の人生に反対する権利など何もないんだ。”
後悔なきようやってみれば良い。
“反省”はあっても“後悔”はしないと。
最近そう思えるようになった。

2012年4月8日日曜日

夢のある一週間


来日した韓国メーカの”趙さん”と”金さん”提携開始!

 先週は夢あふれる一週間だった。
新しい提携話や、産学共同の実用化の話。融資決定の話などなど。
止まることが嫌いな性分で、周りはきっと迷惑がっていることだろう。
それでも私は止まらない。
こちらからアクションを取らないと運は開けない。
そう信じている。確信犯である。

2月中旬、日本経済の閉塞感から解放されたい思いで出かけた韓国。
“サムスンの一人勝ちは韓国社会をゆがめている”この事を知り日本の過去を思いめぐらせたことは私の成果の一つだった。

もう一つの成果は、色んな人に世話になり友人ができたこと。
複数の会社と製品の輸入代理店契約を締結交渉に入ったのも大きい成果。
そのうちの一つが「放射能線量計」。
小型の製品が性能上、機能上優れている事から輸入に踏み切った。単に輸入するだけでは面白くない。IT技術を生かしてどのように付加価値をつけるか。それが興味の大半である。

5日(木)はソウルから代表者を含め2人が来日した。趙さんと金さん。二人とも日本語が流暢で何ら打ち合わせで困ることはなかった。
午後から夜の食事までの8時間。
人は触れあうことによって、ここまでフレンドリーになれるものなのだ。
特にお酒の席は心を開きやすい。
”誠心誠意”取り組めば、必ず道が開ける。
そういう信念でお付き合いが始まるのである。
無事契約が締結され、いよいよHP開設等忙しくなってくる。
これらの一つ一つ着実にビジネスを成功させる為には“皆の英知”が必要なことは言うまでもない。

2012年4月3日火曜日

企業に新しい風


三寒四温、”さくら”も咲く機会を窺っている。

4月に入り新社会人があちこちで見られる。
一見して初々しく見えるのも清々しくていい。
私の会社のある新大阪辺りも新社会人が多くみられるようになり、昼食時間になると急に人口が増えたようだ。
昨夜も新入社員歓迎会なのか新旧入り乱れて大騒ぎしていたがやはり活気があっていいものだ。

弊社も永く新卒採用を控え即戦力の中途採用で強化してきた。
そろそろ定期入社で新卒を採用せねばと毎年この時期に思う。
景気予測がつきにくいここ数年、採用のリスクと採用による効果を両天秤かけざるを得ないのである。
が採用しない結果、企業の若返りを阻害してしまっている。
来年度からは景気が落ち込んだとしてもコンスタントな新卒採用で企業の活性化を図りたいと強く思っている。
来年度採用は既に年初から始まっている。
大手企業への就活が先行するので、
弊社も今年は4月中旬から採用活動を始めよう。

文科省の統計によると、大卒の就職率は1990年代には景気の長期低迷が続いたため、大学院進学者の増加も加わって、大きく低下した。
2000年代の前半には50%台といわゆる就職氷河期の状況であった。
その後、輸出産業の好転などで、雇用環境は一旦
回復したが2008年にはサブプラライム問題で金融不安に陥りリーマンショックがおこり世界同時不況のため、再度、就職状況は悪化している。
2010年の就職率は60.8%と激しい落ち込みとなった。
今年(2012年)の就職率は80.5%と少し改善されているようだがそれでも10人に二人は未就職の状態である。


中小企業の受け皿も大きいわけであって、景気対策で中小企業を元気にしてもらい、”100%雇用”を達成したいものだ。