4月新入学生の行きかうキャンパス。折しも桜のシーズンだ。 |
6日(金)は阪大豊中キャンパスに行った。
ちょうど昼休み時間。大学は新入生であふれかえっておりオリエンテーションの合間に各クラブ活動の先輩たちが新入生の勧誘をしている。
4月は学校も企業もそれぞれ新旧入れ替わるときである。
後輩が入ってくることにより先輩もちょっと“お兄ちゃんらしく”なっていく。こうして皆成長していくのだろう
最近のキャンパスは茶髪であふれかえっているのかなと思っていたが以外に普通の身だしなみだ。
これは阪大だからなのかもしれないが、意外なことに“ほっと”した。
今回の訪問はA教授が中心となって取り組んでいる“E-learning”の研究を産学共同で実用化できないかの相談である。
うまく事が進むことを願っている。
そもそも今回の相談のきっかけは、以前弊社に在籍していたB女史が弊社を辞めてから紆余曲折の後、阪大大学院に入り再度研究に取り組んでいて弊社に相談をもちかけてくれたのである。
一念発起、熱い思いで大学の門をたたく。その事だけでも凄いことだ。
当時まだ子供が小さかったけれどもう手が掛らなくなったというから本人も40歳近くではないだろうか。
いまだに勉学に対する意欲をもって博士課程を取るという。まったく頭が下がる。
人生その気になれば“年齢ではない”。
生涯にわたって勉学できるのであることを身近に証明してくれている。
私事で恐縮だが、私の娘が20代後半になってもう一度医師になるため再度大学に行くと言い出した。今大手航空会社に勤めている。親としては”いまさら”と反対していたがB女史の生き方を目の当たりにして、”そうだ親には娘の人生に反対する権利など何もないんだ。”
後悔なきようやってみれば良い。
“反省”はあっても“後悔”はしないと。
最近そう思えるようになった。
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