一緒に考えましょう・・・

IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2012年4月22日日曜日

“良いことばかり”は続かない。


雨の日に”菜の花が香る”季節になった
今朝は雨。
シトシト降っているのでジョギングは中止。
ジムに行ってマシン相手に走ってこよう。

先週ホテルの庭に咲いた八重桜。照明に映えて美しい夜桜。
物事スムーズに進むことばかりではない。
今週はそんな一週間だった。
大切なことは“マイナス”から逃げないでそれを乗り越えること。“これが存在価値なのだ”。
人から冷ややかに見られていると感じることがある。
それを“マイナス”に捉えるのではなく“自らにとって励ましのバネ”と考えることである。
ポジティブ思考は私のモットー。

スマートフォンで企画しているアプリケーションをKDDIに提案したが組織が大きいのでなかなか思うようにいかない。
彼らの私を見る視線は上から目線で数歩距離を置いているように感じた。かといってのんびり構えられない。
スマホ・アプリの世界は変化が激しく常に先頭に立って走らねばならない。先頭走者が一人勝ちする世界である。そのことを判りながら開発を進めることの“焦り”と“いらだち”。
後ろから追われている恐怖に近いものを感じることがある。KDDI関係者との“離れた距離”を感じるのも、このスピード感の違いにあると思う。
正直“もの事”が思うに任せないことで疲れる。
そんな時、相談して頼りになるのは”友人”だ。

今回もスマホ関係で“プチリリ”や“歌詞ISM”などの同期歌詞のサービスを提供している開発ベンチャーの社長と会った。
色んな話をする中で“今回の企画”についてアドバイスをもらうことができた。
結果キャリアを動かすよりも大手モバイル販売業者と組むほうが事はスムーズに運ぶのではというヒントを得た。別にむずかしいヒントでもないが貴重な意見だ。さっそく来週から行動に移そうとおもう。

それにしても日本のキャリア(通信業者)の地位低迷は悲惨なほどである。
過去パソコンメーカが市場を先導していたが、マイクロソフトの戦略によって利益構造が激変した経験がある。
パソコンメーカは箱売りだけでは利益が出なくなり撤退メーカが相次いだのだ。
時が移り今度は“通信モバイル”が同じ運命を辿っている。
これからはグーグルによって通信業者の“旨味の仕組み”を完全に崩壊し、グーグルの一人勝ちになるシナリオが見えてきたのである。
私はKDDIの人に会ってそれを強く実感した。
もっと門戸を開き中小ベンチャーとも積極的に交流して日本の力を先頭に立って示してほしいと改めて思う。

0 件のコメント: