一緒に考えましょう・・・

IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2013年3月31日日曜日

30年衰退説

今年は東京の方が10日ほど早く感じる。大阪は桜本番だ。


今日も寒暖の差があり冬物を終いきれないでいる。
今日から東京出張だが、どんな服装をして行こうかと悩む。とは言っても極端に寒くなるわけではないだろう。できるだけ薄着で出かけることにしよう。

28日お客様の会議室からショット。毎日天下取りの夢を見るよう。
明日は4月1日、新入社員が晴れて社会人となる
第一歩である。
この日はわが社にとっては大きな節目でもある。
永年、新卒の採用を控えていたがこの春は2名の新卒を採用した。来年度からも採用を継続することが責務だろう。
しっかりと次の時代を担ってほしいと祈っている。

26日茂木先生の在職20年の会。年輪が立派な政治家を創る。
この日もう一つのイベントは新規事業への取組み。
企業の“30年衰退説”がよく言われる。
反面“継続こそ力”が表裏の想いともいえる。
“岐路を迎える業界”を予知し危機感を持って取り組むことが次世代の継承者にバトンタッチしていく経営者の責務であろうと私は思う。

継続して発展し続ける企業には、変化を先取りし“進取の気取り”の精神が息づいていると思う。
過去一世を風靡した造船、鉄鋼、化学、繊維・・等々の企業はいま姿を変えて生きている。
日本はずっと後進国からの追い上げにあってきた。
安い労働力で太刀打ちできない。
これが姿を変える原点(知恵)だ。

この時2つの選択肢がある。
一つは得意分野の“技術”を極めることに活路を見出すこと。
東レの“炭素繊維”は787の軽量化に貢献した。
繊維会社がその技術を極める良い例だろう。

もう一つの選択肢は多角化を進める“テイジン”。
今、医療分野に力を入れている。
富士フィルムが化粧品を開発している。
用途開発の延長線ビジネスだ。
画像デジタル化の中フィルムが存在価値を失った。

いずれにしても“大きく変わる環境”の風(予兆)を感じ、読み、先手を打つ。
これが企業の“継続こそ力”だと思う。

4月1日はUAEドバイから提携先の社長が来日。
”この日”わが社にとってメモリアルな日になる事を祈っている。
オバマ大統領が演説の中で“これからはドバイ”と言い続けている。
その予兆を実感できることを夢見て・・・。
私にとって4月1日は父の命日。エイプリルフールではない。メモリアルなのだ。

2013年3月24日日曜日

ビッグデータ

電線に留まったツバメの夫婦。これから子作りが始まる。


全国の鉄道網が一本化された。これは一大事だ。
私のような出張族にとって一枚のカードでどの鉄道にも乗れる便利さは例えようがないほどの出来事である。

駅舎に残された巣に今年もツバメが戻ってきた

今朝は春日和に誘われて気の向くまま遠くまで
ジョギングした。
ヒバリのさえずりを耳にしながらの一日だった。

猪名川沿い、3分咲きの桜。今度の土日が見ごろかも。

帰路はJRと阪急電車に乗り継いで箕面まで戻ったが、この新しい体験をしたのだ。
SUICAで阪急電車に乗降した。
以前からこのサービスが始まることは全国的に案内されていたのでわかってはいたが、一本化されて
SUICAで全国鉄道が乗れることに感激した。
東京では既にほとんどの鉄道がSUICAで一本化されており会社での交通費の精算の手間がかからず便利だった。
これが全国に行き渡ると便利さは言うまでもない。

先週東京出張で、市ヶ谷の会社前の靖国の桜。

一体各鉄道会社間の料金売り上げの取り分はどうなっているんだろうと素人目で感じる。
が心配することはない。うまく分けられている。
乗車した時点であらゆる個別情報がSUICAから読み取られ区間精算が出来る様になっているのだ。
1億2千万人の国民の移動が瞬時に精算できるとなるとこれは凄いことだ。
並みのコンピュータでは処理ができないほどビッグデータなのだ。
ここでもビッグデータの存在がクローズアップされる様になった。
時同じくして国民総背番号制が検討されている。
2つの事が私には別物とは思えないように思えてくる。深く考えればビッグデータにより人間社会のすべての行動が管理可能な時代に入ってゆく気がするのだ。
例えば国民背番号情報がSUICA情報と一緒に鉄道網の管理に利用されたとしたら、私は今どこにいて何処から何処に移動したか時間も含めてすべての情報が管理されることになるのだ。
ちっと寄り道して立ち呑み屋で一杯飲もうと思ってもすべての情報はビッグデータで管理されることになるのだろう。恐ろしいことだ。

2013年3月17日日曜日

うきうき春日和

今週、京都三条「高瀬川」にシラサギ発見!!

この2週間は寒さと暖かさが交互に訪れた。
”暑さ寒さも彼岸まで”とことわざどおり三寒四温を経ていよいよ春だ。
24節の一節”啓蟄”という言葉が好きでまさに
土の中で冬ごもりしている虫たちが一斉に地上に出てくる様子が目に見えて楽しい。

神戸空港に着く前に明石大橋を眼下に。この間通ったよな。

冬の間のジョギングは”我慢くらべ”の様だった。
いたずらに寒く、景色は灰色、鳥たちの鳴き声も
少なく風だけがヒューヒューと元気だ。
それに比べ今朝のジョギングは楽しかった。
春のぬくもりと春の景色を感じたのだ。
心待ちにしていたツバメの声が駅舎の巣とまりで
賑やかに聞こえた。
はじけるような元気さだ。
ようこそはるばる海を越えていらっしゃい。
これから巣作り・子つくりと忙しく働くのだろう。”頑張ってくれよ”とエールを送る。
再び海を渡っていくまで”私の心”を癒してほしい。

13日は銀行の講演会。加護野先生の話が面白かった。

それにしても”時の流れが速く感じる”のは私だけだろうか。
”季節の移ろい”だけではなく”歳をとる”だけでなく世の中で”めまぐるしく移る変化”を感じるにつけ時の流れの勢いを感じているのだ

政治の世界もそうだ。
まるで凝縮されたダイジェスト版ニュースのようにめまぐるしく動いている。

TPPがしかり。
歴代遅々として進まなかった加入問題が大きく歩を進めた。
日本にとって農業問題は国民に直接かかわる問題として重要だ。この重要課題を粗末に議論してはなるまい。
その意味でTPPについては”是々非々”の交渉をして欲しいと祈っている。

経済もそうである。
ついこの間までの74円の円高が95円まで円安となった。株も上昇している。

この変化の時代を”チャンス”と見極め積極的に
チャレンジしてゆかねばならないだろうと思う。
そのチャレンジが”経済の実態”を上向きエネルギーに替えてゆく牽引力になってゆくのだろうと確信したい。

新阪急ホテルでは早くも5月の節句。”早い”

経済の大きな変化が事業にも大きな変化となり
「辛いこともいずれ時期が来れば去っていく」という言葉通りバブル以降の数多い苦い経験を
生かしながら”したたかに”正夢としたいものだ。

2013年3月10日日曜日

長生きしてくれよ!愛犬ランの近況

今朝のラン。目がほとんど見えないので散歩でもM目を離せない

老犬ランは今年で17歳。人の年齢にすると90歳近くになる。
白内障になり目がほとんど見えないのだ。
一時期は後足を痛めて歩けなくなり一日中寝込んでいたので歩行器を自作した事は昨年7月のブログでも紹介した。。

昨年の7月に考案した”歩行器”この後見違えるほどの回復だ。

寝込むと足が退化して動けなくなるのではないかと心配したからだ。
自作の歩行器で体を支え少しずつ歩く訓練をした。
更には“アルファ波”が発生する“にわか作りのベッド”をつくり寝かせていた。

その効果あってのことか奇跡的に歩行できるようになり、今は散歩にも喜んでついてくる。
動物も人間と同じで、家でゴロゴロしていては良くない。
というわけで私は散歩係になったが、出張が多いのでなかなか連れてゆけないのが悩みである。

そもそも“アルファ波”との出会いは以前紹介した富士工務店の竹原社長との出会いだ。
孟宗竹を加工して、大阪瓦斯の床暖房のフローリング材として提供している。
このアルファ波に“癒し効果”があり精神がリラックスするといわれている。
それをワンちゃんに使おうと思った。
的中したのだ。
友人にこの話をしたところ、“私もほしい”という声があったので興味本位で試作してみた。
“愛犬可愛い~”が昂じてエスカレートしているのだ。

真ん中の黒いところが”遠赤外線”周りが”アルファ波”発生のベッド。

いま愛犬ランの白内障を治してやれないかと真剣に思っている。
家の中で壁にぶつかりながら歩いている姿を見ていると、切ない。
もう一度主人の顔を見ることが出来ればどんなに幸せなことだろうかと思う。
親バカならぬ“犬バカ”もここまで昂じると周りから見れば滑稽だろう。