一緒に考えましょう・・・

IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2014年1月30日木曜日

ビッグニュース


ビルに映し出された陽光が希望の光に見える

今週も前半は東京だった。
ホテルから眺める景色を見ながら東京にいる実感を味わっている。





今朝30日の新聞で第3の万能細胞を発見したというニュースが飛び込んだ。
理化学研究所の女性チームという。
京大山中教授の発見にも驚いたが、私にとって今回は意味合いが違った。
山中先生の開発は大学からの発信で世界中から注目されているが、
今回の発表には何故か非常に“親しみのある
距離”を感じたのだ。
何処にでもいそうな研究熱心な研究チームだからだ。
STAP細胞の仕組みを解明するのに相当の努力と、それを認めてもらうまでの道のりを考えると
気が遠くなり、ほとんどの人は諦めてしまう。
その情熱と面白い発想に共鳴して、先輩の先生方が後押ししてくれたことが勇気に繋がったのだろう。
そんな“小保方さん”は多分私のまわりにも沢山いるのだろうと思ったからだ
これから世界中の研究者がしのぎを削り、特許戦争に巻き込まれるだろう。
是非日本のチームが頑張ってくれることを想い、
エールを送りたい。

東京に向かっている新幹線から。違う顔の富士山。



私の付き合っているベンチャーで()メタボスクリーンという会社がある。
社長・関澤氏はまさにユニークな技術を持っているが“芽が出ない”。
弊社の医療部門と手を組んで是非成功させたいと
念じている。
良い技術を持っていてもなかなか世に認められデビューすることは至難の業である。

こういう技術こそ、これからも世の中を大きく変えていけばと夢を見ている。







2014年1月28日火曜日

ランとのお別れ

娘が書いた想い出の装束

何にしても“別れ”は辛いことが多い。
人は生まれてから、沢山の出会いがありその分別れがついてくる。
無常と言えばそうだが“人のさだめ”と思えば少しは気が楽になる。

土曜日は娘夫婦が東京から来てくれた。
お蔭で賑やかにランを送り出すことが出来た。
18年間のお礼をこめて、葬儀をして送り出して
やった。
これで残された家族の気持ち幾分和らいだ。

棺にはいり心の整理がついた。


人と同じく三途の川を六文銭で渡り49日を迎えるという。
川の向こうには、先に亡くなった“もも”がいると信じ、再会して仲良く楽しく過ごしてほしいと家族で祈った。

最後のお別れ”さようなら”

たかが”小さな命”。
他人さまから見れば何を大層な事を・・と思われるだろうが命の小ささではなくて心に占める16年間の愛情なのだ。
まっ、そんなことで大騒ぎが一段落して家の中は“もぬけのから”だ。

暫くはランのベットを置いておくことにする。





2014年1月24日金曜日

ないものねだり


ランの死んだ次の日。東京出張だ。心と別に富士が輝いていた。


幼少のころ随分母親を困らせたことを思い浮か
べる。
出来ないことを親父がいないことと結び付け(父親を早くに亡くした)、随分我儘を言ったと思う。
我儘をかなえるため母親が一生懸命父親の代わりをしていたのだと今更遅いが軽薄な自分を悔やむ。

冬の朝の富士は空気が澄んで気持ちいい。


私は三人娘に恵まれた。親としてできる限りのしてきたつもりだ。
がそれが良かったのだろうかと今思ったりすることもある。
当たり前の世界の外に、実はもっと教えておかなければならないことがあったのではと思うのだ。




その娘に長女が生まれた。初孫である。
娘はいま母親に感謝の気持ちをもって子育ての相談しているようだ。
あんな我儘な子がと思いながら嬉しく思う。

そんな時期、大切に育てた愛犬ランが死んだ。
妻のランへの可愛がりようは尋常ではなかった。
この空白をどうして埋めるのかと心配しているが、きっとその解決方法はもう出ているはずだ。

私は心の隙間は埋めきれていないが、当面仕事の忙しさにかまけるしかないのか。
今日も富士が輝いている。
 人生、こうやって“つじつま”を合わせて生きているのだろう。





2014年1月23日木曜日

”ラン”安らかに・・・



もう息途絶えていた・・・・

昨夜ランが死んだ。
何れは・・・と覚悟はしていたけれど、悲しい。
万物いずれ迎える死とわかっていても、
ひと時でも長生きしてほしいと願うのが人の常だ。
はかない・・・。
 
幸せを有難うg・・・安らかに・・・・


説明を追加


早朝にいつも散歩で通る道を主のいないまま散歩した。
想い出がこみ上げてくる。
元気で走り回った子犬のころから手綱がなければ歩けなかった最近まで
ずっと見ていてくれた農道にありがとうを言いながら歩いた。

 前日、生前の”ラン”がまさか・・・

さて暫くは辛いけれど私のブログの写真はランに変わりない。

ありがとう、“ラン”。








2014年1月18日土曜日

賀詞交歓会


ホテルでの賀詞交歓会は”マンネリ化の波”だ

年始につきものの賀詞交歓会・新年会。
節目の行事としては欠かせないものとなっているが、一方では形骸化している。
マンネリのお祭り行事であってはいけないと思う。
その意味ではJASPA(全国ソフトウェア協同組合連合会) http://www.jaspanet.or.jp/ 
の新春パネルディスカッションでは、毎年の経産省江口課長の歯切れの良さが気に入っている。
新春の経済政策を読むことが出来て私にとっては意義を感じている。



懇親会・賀詞交歓会で困ったことがある。
これだけ毎年多くの方と名刺交換していると名前と顔が一致しないことだ。
「ヤーヤーお久しぶり!」と言われて名前を思い出せない。
かといって改めて名刺交換をする訳にもいかない。
大抵の会合では名刺等を名札代わりにしているが、それがまた小さくて読めないのだ。
何かいい方法があれば教えていただきたい。



そんな時いつも思い出すことがある。
私の独身時代。
下関に出張して地元の小さなスナックに行った時のことだ。
その時きっと名刺を渡したのだろう。
それから数年ぶりにその店に行ったとき、
カウンター越しに「**さん、お久しぶり!」
と声を掛けられた。その時のうれしかったこと!
昨日のように思い出される。

賀詞交歓会の夜は横浜に泊ったた。好きな街だ。

ホテルからの夜景。横浜の海は疲れを癒してくれる。

“お客様を大切に”の気持ちで毎日店が終わってから、名刺を幾度となく見て顔と名前を覚えているのだろう。
その気持ちを教えられ、それ以来努力していた
つもりだった。
だがその”初心を忘れて”、何と”雑な生き方”をしているのだろう。
名刺を山のように積み重ね、整理ひとつしない。
そんな己に嫌気をさしている。








2014年1月12日日曜日

新春の助走


今日の富士の顔はめったに見れない実に美しい。

新幹線からの富士山は新春の期待に応えてくれた。
幸先の良いスタートだ。
晴天の富士山に、雲があそんでいる。
珍しい富士だ。

何処から見ても美しい。
 12日、日曜日は日帰りの日程で東京に出向いた。
それも東京駅から一歩も外に出ず、
東京ステーションホテルのロビーラウンジでの
面接だ。
まだ一度も泊まったことがないが打ち合わせ
するには便利で機能的。
東京にはいくつかの名所があるが、その一つとして好きな場所のひとつである。



 面接の仕事が終わって旧知の社員、というより仲間の田中基夫君と八重洲北口の蕎麦屋で食事をした。
折返し大阪に戻る僅か1時間だが充実した時間だ。

元HP(ヒューレットパッカード)にいた彼は私の知恵袋。
ARM(内容は割愛)の技術の話とビジネスの可能性について語り合った。
時間を惜しみながらお互いテーマを担ぎまた会う
ことを約束して別れた。



帰りの新幹線は「缶チューハイとじゃがりこ」を
買い込み乗り込んだが、心地よい疲労の為、
ぐっすり眠り込んだ。
充実した一日だった。
夢はとどめもなく広がるが、いずれ人生のピリオッドが打たれ私の想いが引き継がれていくのだと妙な感傷に浸った今日一日だった。








2014年1月11日土曜日

光陰


府内3行が合併して大阪シティ信用金庫に。新年会だ。

仕事始めでバタバタしていると直ぐに時間が
経った。
初日の出から10日、“矢の如し”だ。
目標を立て、今年一年の”強運”を信じて
心に刻み込んだ。
1、当たり前だが、事業計画の必達。
2、当たり前だが、社員さんの健康。

そして個人の目標は、
3、ランと共に健康に過ごせること。
4、Drラミーズ夫人と英語で会話すること。
身近なことから取り組むこと。
それが今年の目標だ。

8日には大阪シティ信用金庫の交流会が催された。
お世話になっている銀行である。
以前ドシャ降りの雨の時に“傘をさして”
くれた銀行に“恩義”を感じている。

盛大な交流会には1300名が参加した。

1300名の顧客様が招待されて盛大に催された。
大阪府内の3行が合併してできたばかりだ。
勢いを感じる。頑張ってください。
我々も大阪企業として元気な一年にしよう。
そう誓ったのである。

今日は週末、3連休の始まりだ。
あす日曜日は面接の為東京日帰りをする。
富士山はどんな顔をしているのかな。








2014年1月6日月曜日

初仕事




何か自らを律する気持ちが湧いてくる。

お正月気分の抜けきれぬまま今日は初仕事。
年始のあいさつに回っても、明るい予想が中心だったが一方で今年はいろんな課題が山積でもある。

お正月、近くの動物園。
 特に外交。
近隣の韓国、北朝鮮それに中国との関係だ。
靖国問題での強気の外交が近隣諸国にいたずらに
刺激を与えている。
私のような中庸精神ではダメらしい。
事なかれ主義でもダメらしい。
何かと騒がしくなりそうな一年で心配だ。



春以降の消費税も気になるところだ。
8%と10%と段階的にあげられるがタイミングを間違えば経済は自滅しかねない。
ここは慎重にかじ取りをしてほしい。
折角の円安・株高だけれど、もろく崩れるのも早いものだ。
補助金を積み上げても焼け石に水となる。



米国との関係も微妙だ。
普天間問題は一つの方向性が見えたようだが、
政治再編でどんでん返しがあるかもしれない。
長く尾を引く問題である。
これもお金(沖縄支援)で解決されるだろう。

国家秘密法案に至っては、アメリカのスパイ事件が発端で降って湧いた話だ。
アメリカからの強い圧力だろう。
そんなに急がなくてよいのになぜ急ぐのだろう。

安倍政権は外交に軸足を置いている。
「マッチポンプ」だ。
自ら火をつけて消しに回る。
精力的に遊説をこなしている。


昨今の政治情勢を見て達観すれば何か新しいものが見えてくるようだ。








2014年1月5日日曜日

伏見稲荷参拝



”お正月のこころ”

今年のお正月休みは長くてゆっくりできるなと
思っていたが、早いものであっという間に明日から初出勤だ。
エンジンフル回転でのスタートになるだろう。

最近は凧揚げの光景は少なくなった。糸の切れた凧。


ジョギング中、河原のシラサギも寒そう!

3が日は久しぶりに3連続でジョギングをした。
以前と比べて格段にスピードが落ちたけれどそんなことはどうでもよいのだ。

白いツバキがポツリ。

ちょっと手を抜いている間にメタボ度が進んでいたから丁度気持ちの切り替えで頑張る気になっている。
暫く朝は寒いので辛いけれど無理をしない程度で頑張ろう。

湊川神社の賑わい。

本殿の天井画が凄い。3が日だけ解放されていた。

懐かしいリンゴ飴。


何といっても神戸は”アンパンマン”。

お正月のプランと言えば、毎年恒例で神社参りをしている。
今年は去年と同じ3日に大楠公の湊川神社に参拝した。後鳥羽天皇に忠義を尽くした楠正成が祭られている。多くの参拝者でにぎわっていたがこの神社で一年の始まりを祝うことが私にとっては心新たな気持ちになるから好きだ。

伏見の鳥居が偉容。


長く山頂まで続く鳥居のトンネル。


4日は伏見稲荷に詣でた。
日本メカトロン(株)  http://www.n-mec.com/
とアルカディア・システムズ(株)
http://www.arc-mec.com/との合同で企画しているが
今年は(株)サイバーデジタル社 
http://www.cyber-digital.jp/ も仲間入りした。
例年は幹部社員だけで詣でていたが今年から若い次世代のメンバーも加わって総勢18名。

賑やかな新年会。



参拝のあとは京都河原町に繰り出して年始の食事会である。
それぞれ今年の抱負など語り合いながら和やかななかに散会となった。
途中から女医の牛山先生もご参加いただき花を添えていただいた。
医療事業部には日頃からアドバイスを戴き、欠かせない先生である。

先生、今年もよろしく。








2014年1月1日水曜日

謹賀新年


スズメがお飾りの稲穂を食べている。毎年来るが御馳走がよく見えるね。

明けましておめでとうございます。

つい先ほどまで一年を振り返って想いに馳せていたのが“初日の出”と共に新しい年への期待に変わってゆく。それが区切りというものだろう。
今年は何をしよう。
色々想いはあるが、着実に「階段を一段上る」ことにしよう。

生憎、初日の出は拝めなかった。残念!

1時間位経って雲間から太陽の光がさしてきた。

早朝近くの丘に登って日の出を待っていたが生憎の曇り空。
北摂では拝むことが出来なかった。
一時間ぐらい後に雲間から見えた陽光、お正月気分だ。

早朝の阿比太神社はまだ人影も少なくてゆっくり初詣。

帰りは近くの阿比太神社に初もうで。
今年の運勢は“吉”と出た。
「苦しき山路を越す旅人の如し、苦労、艱難多けれども後必ず良かるべし。」とあった。
まっ当たり前のことだが平坦な道はないという事だ。

我が家の”注文・手抜きおせち”。おふくろの味が恋しい。

春には消費税が上がる。
景気にどう影響するのか心配だが株価・円安は追い風になるだろう。
今年も頑張りますので宜しくお付き合いのほどを。