ビルに映し出された陽光が希望の光に見える |
今週も前半は東京だった。
ホテルから眺める景色を見ながら東京にいる実感を味わっている。
今朝30日の新聞で第3の万能細胞を発見したというニュースが飛び込んだ。
理化学研究所の女性チームという。
京大山中教授の発見にも驚いたが、私にとって今回は意味合いが違った。
山中先生の開発は大学からの発信で世界中から注目されているが、
今回の発表には何故か非常に“親しみのある
距離”を感じたのだ。
何処にでもいそうな研究熱心な研究チームだからだ。
STAP細胞の仕組みを解明するのに相当の努力と、それを認めてもらうまでの道のりを考えると
気が遠くなり、ほとんどの人は諦めてしまう。
その情熱と面白い発想に共鳴して、先輩の先生方が後押ししてくれたことが勇気に繋がったのだろう。
そんな“小保方さん”は多分私のまわりにも沢山いるのだろうと思ったからだ。
これから世界中の研究者がしのぎを削り、特許戦争に巻き込まれるだろう。
是非日本のチームが頑張ってくれることを想い、
エールを送りたい。
東京に向かっている新幹線から。違う顔の富士山。 |
私の付き合っているベンチャーで(株)メタボスクリーンという会社がある。
社長・関澤氏はまさにユニークな技術を持っているが“芽が出ない”。
弊社の医療部門と手を組んで是非成功させたいと
念じている。
良い技術を持っていてもなかなか世に認められデビューすることは至難の業である。
こういう技術こそ、これからも世の中を大きく変えていけばと夢を見ている。