一緒に考えましょう・・・

IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2014年5月30日金曜日

ラミーズ博士の優しさ


出勤前のジョギングで見つけた竹の目。アスファルトを突き破って生命力。


朝出掛ける前にTVから流れる天気予報。
黄砂が発生するから注意しましょうという予報に
うんざりする。PM2.5に至ってはなおさらだ。
技術が進化発達した時代に何とかならないものか。

会社の窓から”大阪”が黄砂でまっくら。PM2.5は??

昨夜、大阪で“女性の会”(WAO)
http://WAO.jp.net  の発足記念パーティに誘われて
出掛けた。“元気な大阪”を感じた。
女性の社会進出は当たり前の中であえてこういう
団体が出来ることこそ女性の活躍がまだまだ遅れている日本という事か。
安倍首相が声高に言えば言うほどむなしく思う。
ふと我社の中を見渡した時、評価されていない女性の人材が居る事に気づく。
足元から正していかなければ・・・・。

オペラ歌手”江口輝博”さんの声は会場に響き渡った

 ともあれ“社団WAO”の第一号スポンサー企業になったコスメ“Shiffa” http://shiffa.jp
女性が美しくあるための“援護射撃”が出来ればとおもう。

実は”Shiffa”のオーナーは女性皮膚科医だ。
1、製品開発の動物実験は一切しない
2、オーガニックの厳選した原料は経済発展支援の
  ため新興国でつくる。
3、芸術家を育てる文化活動をしている。

彼女のこの主義を聞いてラミーズ博士の人柄を知る事が出来た。
こういう製品こそ世の中に普及させる使命感が湧きあがってくる。
これからも“Shiffa”化粧品を伝道師のように伝えていくつもりだ。


WAOの発展を祈念して眠りについた。









2014年5月28日水曜日

限りあるエネルギー

先週の可愛いヒナは無事巣立ったようだ。また来いよ!!

はっと気が付けば一週間が過ぎる。
じっくりものを考える時間がほしい。
いや“創る努力”をしていないのかもしれない。
夜ホテルに戻って久しぶりに時間をつくり考えをめぐらせた。

今回出張で東芝機械を訪問Hした。近くにある浅間神社。懐かしい。

我々は毎日多くのエネルギーを消費している。
生きるためだ。
しかし限りあるエネルギーを有効に使うことは人類に共通した課題に違いない。

そもそも1990年におよそ16億人だった世界人口は2010年にはおよそ70億人にまで急増している。

それに伴って人類の欲望はどんどん膨れ上がり、
エネルギー需要は頂点を知らない。
そのため近年世界はメタンハイドレード、米国の
シェールガス、ブラジルの深海プレソルト、カナダのオイルサンドなど新しいエネルギー源を競って
開発している。
これらの燃料は燃やすと二酸化炭素などが発生し、地球温暖化や深刻な環境問題を引き起こす要因になっている。また資源埋蔵量にも限りがある。
そこで環境問題が発生しにくいバイオ燃料、太陽光、風力、地熱発電などの「新エネルギー」の研究が進められている。

家の近くの河で久しぶりのカモ

想いを馳せていてふと以前我が家の
“水槽事件”を思い出した。縁日で買って来た金魚を水槽で飼っていた頃のことだ。
ある日金魚が産卵し数日ののち無数の稚魚が泳ぎ始めた。
これは大変と大きな水槽に入れ替えたがどんどん大きくなる。
そのうち死んだりして結局成魚になったのは僅かだった。
限られた地球(水槽)の中でどんどんエネルギーを消費していくうちに、資源も枯渇するだろう。宇宙のバランスも崩れるかもしれない。

 SFの世界のようだが今現実の世界になりつつあることに、世界中が気づき始めた。
地球のバランスを崩さない“新エネルギー”は一体何なのか。

今真剣に考えなければならない。




2014年5月18日日曜日

総会シーズン


4匹の子供たちは親ツバメの餌を待ち続けている。

一週間はあっという間だ。
今が季節の中では一番過ごしやすい時期だろう。
野に山に家族で出かけるのが良いだろう。
ジョギングしていてもあちこちで家族連れが興じている景色に出会う。
さあ外に出て太陽にあたろう。

御殿場からの”富士山”雲間から輝いている。

例年のように5月は総会が多い。
業界団体の一年の〆である。
今週もご多分に漏れず二か所で開催され出席した。
HISCO組合(ハイテクノロジーソフトウェア開発協同組合)とJASPA(全国ソフトウェア協同組合連合会)が大阪と東京であった。
6月にかけてKISA(近情協)JASA(組込みシステム技術協会)と続く。

HISCO組合のメンバー。

経産省の政策を聴き気持ちが盛り上がる。

最近経産省の政策にもあるようにIT産業が他産業の牽引役ないしは合理化の火消し役と言われているがその通りここにきて忙しくなったようだ。
総会ではIT経営者との交流が盛んだ。
経済を語り自社の刺激となる話はとても良いことだ。



3.11以来労働力の不足が叫ばれているが、
深刻な事態が続いている
2020年には東京オリンピックが開催される。
インフラ整備が必要だろう。
労働力の確保が喫急の問題として解決が求められている。

国民背番号制に移行することも審議が大詰めだ。
決定すれば相応の開発案件が目白押しとなる。
考えてみれば重要案件が目白押しだ。

そんな中で集団的自衛権を認める議論が進む。
憲法解釈だけを盾に(憲法改正の議論をせずに)
認める事には違和感がある。十分議論をしてほしいと思う

こう考えると内外課題が山積する中、いまじっくりと”サキヨミ”をする力が求められている。







2014年5月2日金曜日

企業の進化



猪名川の河岸に広がる”菜の花畑”

24節気ではこの時期「穀雨」という。菜の花の咲く頃にちなんで「菜種梅雨」と呼んでいる。
字の通り全ての穀物(百穀)をうるおす春の雨で、けむるように降る雨は田畑を潤し、穀物などの生長を助ける時季だ。
先週末を含め天気の良い3日間でジョギング三昧だった。
河岸では菜の花がじゅうたんのように敷かれ、生き物はみんな目覚めていた。


明日から五月の連休だ。鯉のぼりがたなびく河岸。

前回“不透明感”について想いを馳せた。
法律が変わったり、新しい政治体制に変わる毎に
より変化を求められることがあるが、それが事業の継続性に影響を受けるケースもある。
”派遣法の改正”もそうだ。
それを乗り越える知恵は企業それぞれにある。
これを機に新事業に“挑戦する”事もその一つだ。

“異業種”への興味。
今まで蓄積した経営ノウハウ、顧客、人財などを
活用して“新規ビジネス”への模索だ。
しかしその為には経営基盤の安定、収益性の確保等々条件が沢山あって当然思い付きではいかない。
暫くの間採算が取れなくても企業体力が持つかだ。


そろそろ”ひな”の顔が待ち遠しい。

サントリーのビール事業は1963年、2代目社長の佐治敬三が始めた。同事業への参入を創業者の鳥井信治郎に伝えた際、「やってみなはれ」と言われた逸話は有名だ。
失敗を恐れず、まずは行動し、いろいろ学びながら改善していけばいい、という考え方である。
 そしてなんと半世紀ぶりに営業黒字に転じ、市場シェアも3位となったそうだ。
黒字化とシェア拡大の最大の要因は高額商品の「ザ・プレミアム・モルツ(プレモル)」を基幹
ブランドに育成してきたことだという。

長期にわたり「やってみなはれ」を貫き通した企業の底力に”恐ろしさ”と”憧れ”を感じる。