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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2011年1月12日水曜日

関西独特の十日戎

「恵比寿さん」(えべっさん)は関西で毎年1月9~11日、「恵比寿神(えびすのかみ)」を祭る行事が神社で行われる。
9日が「宵戎(よいえびす)」、10日が「十日戎(とおかえびす)」、11日が「残り福(のこりふく)」と呼ばれ、今年は営業のメンバーと「堀川恵比寿」にお参りした。
特に有名なのは本家である兵庫県西宮市(神戸の近く)の「西宮戎(にしのみやえびす)」と、商売の町大阪の「今宮戎(いまみやえびす)」で、「堀川戎」はビジネス街にあり会社関係が多い。
大阪キタの繁華街にある”堀川戎”

 「えべっさん」とは「神様」のことを「神さん」と呼ぶ関西人独特の表現で、「えびす様」または「恵比寿神」と呼ばれている七福神の一人だ。
もともとは持ち物の釣り竿と鯛からも分かるように海の神様だが、農業や商業の神様としても信仰されるようになった。

七福神のひとり”えべっさん”

 恵比寿神様はあの福々しい顔に似合わず苦労人であり、3歳まで足が立たず、それを理由に船に乗せて捨てられ漂着先が西宮。
またあの福耳にもかかわらず耳が悪いとされている。
国家の保護を受けていない格の低い神とされているが、そこが逆に判官びいきの関西にうけている理由であり、また、関東ではうけなかった理由かもしれない。
ちなみに関東ではおなじ商売繁盛の祭りとしては酉の市があり、これは国家的英雄とされる日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を祭っている。


「商売繁盛で笹持ってこい」
 えべっさんと言えば「商売繁盛で笹持ってこい」で知られているほど、笹が無いとはじまらないわけで、お参りがすんだら本殿のすぐ横で配っている。この笹に縁起物の”オプション”である”千両小判”とかを買って笹に飾り持ち帰る。既に飾った笹がありそれを買って持ち帰った。帰途縁台のお店で一杯杯を交わすのが楽しみでもあり、会社に飾り営業こぞって“商売繁盛”を願う。








2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

神戸では柳原のえべっさんこと蛭子神社が有名?です・・・
JR兵庫駅南にあります~~~

オバタ社長が書かれていること(関西特有)初めて知りました!

なかなか勉強になります。このブログ

またお時間のあるときに
教えてください。

どうして笹なのか。。。。(宿題;;)

オバタ さんのコメント...

どうして”笹”なのか調べてみましたが、福笹の謂れは分かりません。誰か教えてください!!