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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2011年4月24日日曜日

ツバメの季節

4月の初旬に初めてツバメを駅の近くで見つけて以来、その数が増えて元気に飛び交っている。駅舎の狭いところを猛スピードで飛び器用にUターンを繰り返している。そのことを例えて剣法で“ツバメ返し”という言葉がでたのだろう。
駅舎の営巣夫婦”4月20日23時”
箕面の駅にはツバメの巣がいくつもある。毎年この時期には戻ってきてそこで巣作りをしている。自然との共生で駅員も昨年の古い巣を取り崩すことなく、また戻ってきたツバメ達の為にふん害が起こらないようボール箱で囲っている巣も見られる。きっと乗客とのトラブルを避けながら共存する知恵であろう。

駅舎のダクトの上にも営巣

駅員の心遣い”ダンボールに囲まれた巣”
駅舎看板の上の”夫婦”









ツバメは夏鳥として春先に飛来し、4月と7月に産卵、子育てをし、巣立ちしたヒナは河川敷で集団生活をし10月ごろ数万羽の群れをなして南の越冬地に旅に出るそうだ。翌年必ず同じ場所に戻ってきて営巣するのを見ていると、自然界の不思議を感じる。
ツバメはヒナや卵を天敵(カラスやすずめ)から守るため、民家の軒下など人の住むにぎやかな場所に営巣する習性があるそうでこれも“ツバメの知恵”なのだろうか。これから暫く朝の通勤が楽しくて毎日カメラを持参している。
まだ巣づくりをし始めたばかりで、夜、帰宅途中に覗くと夫婦が寄り添って寝ている姿が見られる。ヒナが生まれて忙しくえさ採りに飛び回るのも近いことだろう。時の移ろいは早くその頃には田植えの時期となるのである。
さて大型連休ももうすぐ。遠くに行くのもよし、近くを散策して新しい発見をするのも良いだろう。


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