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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2011年5月14日土曜日

愛犬”らん”のこと


最近は昼間ほとんど寝ているみたい。”眠り姫”
久しぶりに“愛犬らん”の登場である。
私が休みの日などは一日数回散歩に連れて行く。が最近トボトボと歩きながら“用を足す”とさっさと家に帰ろうとする。戻って何をすることもなく眠ってしまうのである。
冬の寒い日はまったく外に出ることも要求しなかったがここ春になってからは外に出るようになった。ずっと家に居ると運動不足で足腰が弱くなると思い出来るだけ外に出るようにしている。
あとどのくらい一緒に生活が出来るのだろう。別れが来ることはわかっていても“この子だけは”という気持ちが働く。
一緒に寝ることも増え私が出張で居ないときなどは1階の階段の下からずっと上を見上げてクンクン言っているらしい。可愛いものだ。
暖かくなって外にでることが多くなった。
犬の寿命は15、6歳といわれている。昔は人の食べ物を与えていたので塩分が多く7、8年が寿命であったが、ドッグフードが普及され改善されて長生きになったようだ。
長生きする分病気も色々あって人間の病気とほとんど変わらなく治療法もいろいろだ。そのうち現代病である“躁うつ症”の動物も出てくるかもしれない。ご主人様の帰りが遅くついついストレスがたまり“うつ症”に罹るといったことである。
私は母子家庭で育ったが、幼い頃親の帰りを待つ間に、暗くなると寂しいので犬と一緒に犬小屋で寝てしまったことが良くあった。
その頃愛犬が肝硬変になり(治療費もなく)獣医に預けて安楽死させたことを後で知った。寂しかった想い出がある。
今は獣医学も発達しがん治療も盛んである。そういう意味では犬たちも幸せなのだろう。
一方で可愛いだけで動物を飼い飽きたら捨てるという人もいるという。色んな事情があって飼えなくなる人もいるだろう。また今回の震災で多くの愛犬が数知れず犠牲になったことだろう。
それを思うと切ない。
たまたま育った環境で動物の幸せが決まるといったことは世の中全てにおいて言える事ではあるが、貴賓の問題ではない。愛情の問題だ。生き物を愛しむ気持ちは何物にも変えられないものである。
長生きしてくれ“らん“。

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