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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2011年5月24日火曜日

危機管理の甘さ

先日の日曜日は早朝曇り空でまだ雨は降っていなかった。
雨が降らないうちにひとっ走りというわけで一時間の周遊コースを選んだ。
何処で降られても10分くらいで戻れるコースである。
ちょうど折り返し点近くからパラパラと降り出してきたが急には本降りにならないだろうとタカを食っていたのが悪かった。
にわかに雲行きが変わり土砂降りの雨になったのである。風も強くなった。
まあ走っているときはそんなことも経験している私にとっては、家に帰ってシャワーを浴びれば済む話なので戻りコースを普通に走っていた。
とふと携帯電話をポシェットに入れていることを思い出し、しまった!!
大変!!・・遅かった!!ずぶぬれだ~。気分が滅入ってうちに帰るなり着替えもそこそこに、布で拭いてドライヤーで暖めたり打つ手は打ったが使えない。どうしよう!というわけでドコモショップに行ったが復帰は難しいと宣告を受けた。
携帯があるのが当たり前の世界で、こんな事態を想定もしなくて便利さにかまけていた私はただどうしたらよいのか途方にくれた。
電話帳はほとんどだめ。通話機能もなし。メールは出来ない。アドレスは再生できない。やっと気を取り戻し、代替の携帯に移せるデータだけでも機能するようにした。
そして今週も月曜日から東京出張した。不便だけれど仕方がない。
先日緑地公園で”でっかい犬”熊のよう!

こんなに大きくては勝てないぞ~
実はアクシデントは先週にもあった。
19日(木)新幹線東京移動中に座席からモバイルPCを落として、通信ボードが壊れてしまったのである。
普段移動中にメールを確認したり、ブログの原稿を書くのに利用していたのがいざ使えないとなるとなんと不便なことか思い知ったばかりだ。
移動中の乗り物は私にとっては移動オフィスである。デスクで出来ないような調べごとも出来る。なんとも便利だった。
人は便利さを普通のこととして過ごしていると、とんだしっぺ返しが来るものだと思い知ったわけだ。まさかと思って無意識にいると想定外の事態に遭遇するとたちまちにして混乱してしまう。
ここは落ち着いてと思いなおし、早速E-MOBILEを手配したがすぐには来ない。今週中には届くということなので我慢しよう。その間暫くは事務所に行ったり来たりで仕事の効率は落ちるだろう。止むを得ない。そう言い聞かせた。
それにしても危機管理が出来ていない。この2週間で2度も事故を起こしている。まったく“原発の危機管理”を非難する資格もないわけだ。

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