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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2011年6月3日金曜日

永田町が騒がしい

悪夢が”正夢”にならないようと思うことがある。”愛犬らん”が15歳になって何が起こっても不思議ではない年齢だ。いつもそう思っていると夢に出てくることがある。昨夜はそれでうなされた。公園で遊ばせていると急に大きな犬に飛びかかられ瀕死の怪我。一生懸命病院に連れて行こうとするけれど中々着かない。その間どのくらいの時間だろうか。うなされてハット目が覚めるのである。暫く”ぼ~”として夢だとわかる。横でス~ス寝息を立てて横たわっているのを見て今日も元気なんだとまた一眠りした。
皮膚病になってステロイドの薬で元気?気味が悪い。
内閣不信任案が否決された。数の理論である。そのために当日の早朝まで画策・思惑がうごめいて、民主党小沢派を中心に賛成票を投じると我々は当日までそう信じていたが、結果は・・・やである。
民主党の分裂を避けるためのぎりぎりの選択であるが、所詮いずれ辞任することを宣言したリーダに誰がついていくのか。
そもそも3月11日以降の政府の対応は全て後手後手であると私は思う。
“リーダーシップ”に欠けているのである。こういう人がリーダになってはいけない。国難は救えないのである。内閣不信任うんぬん話ではなく自らが(国民から信頼されていないことを自覚して)即刻辞任すべきであると私は思う。
被災者への対策も遅遅として進まない。もう2ヶ月も経つのに満潮がくれば道路に水が溢れ生活できない地域もある。緊急措置として土嚢を積むだけでも改善されるのである。避難所の問題、原発への対応、などなど喫急な課題が山積なのである。
規模こそ違え企業経営も同じである。会社経営にとっても存続にかかる危機は何度も経験する。古くはバブル崩壊期からリーマンショック、ドバイ危機等々経済はじっと留まっていないのである。
このときの「経営の判断・決断力」で浮沈が決まり企業も淘汰されていく。
企業危機を乗り切るにはまさに経営陣のリーダシップと決断力を必要とするのである。
企業は「継続こそ力」といえる。だから倒産しないために必死に手当てする。
それが「全社一丸力」になってゆく。
国家も同じである。この国難に向かい合って国民全体が一丸となって進もうとしているとき(信頼を寄せられない)リーダに国を任せざるを得ない我々は不幸である。
だんだん大きくなってこぼれそう。4羽かな。
”震災”を“政争”に使うなとメディアは声高に言うがメディアにも責任が大きい。“このリーダーでは将来に亘って禍根を残す”ことを考えればこれは既に“政争ではない”のである。
確かに永田町の政治臭があるのはぬぐえない。が所詮政党政治は党派が数で決するのである。それをすぐに“政争に使うな”という生臭い言葉で解決し、国民の目を”この緊急時に政争の時ではないだろう”という方向に向けさせようとするメディアにはうんざりである。
後で振り返って、”あれは政争”ではなかった。あそこでリーダを替えたお陰で今この日本があるんだという歴史軸も必要ではないかと最近強く思う。
現内閣が長引けば長引くほど事態は取り返しがつかないかもしれない。
国民にメッセージを送るメディアももっとしっかりしてくれ。
まっ、リーダが誰であれこの国難には国民一人ひとりが自らのこととして取り組んでいくことが大切だ。まさに“会社倒産の危機“なのだ。
”国は崩壊しない“という神話はないと思って国難に立ち向かおう!!

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