IT制御の為プログラム再設定。高度化とリスクが背中合わせだ。 |
一つは車。車は電子化が進んだ最たるものであるが一旦故障すると、これほど厄介な”物体”はない。うっかり電池を空にしそのお蔭ですべての機能停止に陥った。メカが主流のころは、修理できたが今はお手上げ。お蔭で大型トレーラでディーラに搬送されプログラムの再設定をする羽目になった。厄介な代物である。
一つは携帯電話”事件”。
先週またまた携帯電話を自宅に忘れて仕事に出た。
たかが携帯。
しかしこれほど一日中不便を感じたことはないのだ。
日常生活に欠かせない現代の“三種の神器”の一つであるが故の不便さなのだ。
そもそも三種の神器(さんしゅのじんぎ)とは“鏡・剣・玉”を指し、日本の歴代天皇が継承してきた三種の宝物だそうだ。
豊かさの象徴として「白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫」が、「三種の神器」と呼ばれた時代があった。携帯電話は現在の“三種”の一つである。
現代生活に欠かせないもののひとつであるが故に、“盲点と危険”が潜んでいるのである。
最近人と会う時に“新宿西口でね”というあいまいな表現で約束することがある。
着いたら携帯電話で連絡しあうわけだ。
これは“携帯電話は必ず繋がる”ことが前提なのだ。
忘れたり壊れたりすることは想定していない。
このリスク管理のなさを今更に感じた一日だった。
今からでも遅くはない、電話番号はどこかに控えておこう!
この二つの”事件”で得た教訓は、他にも同様のリスクが潜んでいるということ。
それは常に付きまとう“リスク”を想定して予知・予防法を日頃から身に着ける習慣を持つことだろう今更に思う。
”便利さとリスク”は背中合わせだ。