一緒に考えましょう・・・

IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2012年5月25日金曜日

気くばりの真骨頂

東京は都心でも緑が多い。会合がよく行われる品川のホテル
人はややもすれば、自己中心にものを考えてしまう。私もそうである。
良かれと思ってやっていることが実は人を傷つけていることもあるだろう。

人前で話す機会が増えると沢山の人の中にいろんな境遇にある人が面前にいるということを踏まえて心掛けなければいけないことがある。ハンディーキャップを持つ人とか、痛く悲しい出来事に遭遇している人とか、ハイテンションの人とかである。
何でもないつもりで話したことが、特定の相手を傷つけることがないだろうかと気になるのである。日頃から“気くばり”ということを心がけねばならない。言うまでもなく政治家の失言などはそういう類だろう。立場立場で人格を磨かなくてはならないのだ。
IT業界活動の中で、最近同業界の社長と飲む機会が多い。
色々経営についてノウハウをお持ちでそれぞれいろんなキャラクターを備えており会っていて楽しい。十人十色、経営者は会社の為社員の為にいろいろ考えているんだなと思う。
最近心配りという面で、すごく経営者として感じ入ったことがあった。
FM-bee(株)http://www.fmbee.com/ の高畑道子社長が雑談の中で話したことが私にとっては“気くばり”の真骨頂だと思ったことがある。

先日の金環日食のとき、社長は子供さんのいる社員全員に観察用の眼鏡を購入し配布したという。そのこと自身何のことはないのだが、日頃からそういう気配りをしている社長が経営している会社は社員さんの定着率も高いのだろうなと感じ入ったのである。“気くばり”の真骨頂だろう。
我々はややもすれば今が“ふつう”と思うことが多い。

しかし組織は人が動かしそこに沢山の人が関係している。“ふつう”の関係を維持・発展させるには日頃から“小さな気配り”の繰り返しなのだと思う。
上に立つ者はきっと小さな気配りから始まり、“気配り・目配り”が重要なのだなと思い知った。

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