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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2012年8月2日木曜日

ジョギングと熱中症


ジョギング中、小動物を大切にしようと親子づれの”体験勉強会”風景
先週は久しぶりに3日連続の早朝ジョギングであった。
この季節早くから日が昇るのでもう7時ころになると焼けつくような暑さになる。
しっかりとペットボトルをサイドポーチに入れ、欠かさず水分補給が必須だ。
毎日のように熱中症にかかって死亡している記事を見聞きすると気持ちがやや引いてしまうけれど自分なりの注意事項を守って“無理をしない”“疲れたら休む”“木陰のある道を選ぶ”等々守りながらジョギングする。
今日もお客様とお話ししていて、どうしてそこまでして走るのかの話題になった。
ほかのスポーツと違って勝ち負けとかの結果が出るわけでない。変化もない。“どうして?”って言われる。
その彼はテニスをやっている。テニスの面白さは競い合うことにもある。
その話を聞いて、改めて走ることの楽しみってなんだろうと思って考えてみた。
まず“お金がかからない”その通りである。しかし凝り始めると特別のシューズ、ちょっとおしゃれなトレーニングウェア等々結構かかるのである。
次に“マイペース”で走れる。
(格好よく言えばマラソンは)“自分との闘い”だがそれよりも自分の体調に合わせて速くもあり遅くもあり、長くも短くも自分のペースで無理をしないで走れる良さがある。
また“季節の移ろい”を目と皮膚で感じる快感は何とも言いようがない。
聞こえてくる音も心に響く。
鳥の声、虫の鳴き声、風の音。すべてが六感に響く。
これがジョギング(ウォ-キング)する人の特権だ。
そう思って走るのだ。
とは言いながら、熱中症には十分気を付けながら、自分流で走るように心がけねばならないのは言うまでもない。

ところで以前熱中症がこれほどには話題にならなかった。
暑さも異常である。
自然環境の変化が忍び寄っているのかもしれない。
が何よりも私たちの生活環境の変化が人間の“本来の機能”が退化していく過程ではないかと思ったりする。
事実冷房もない時代があり夏は暑く冬は寒い四季のなかで、人体は順応してきた。
現代は快適な社会を築くが故に温度の変化に順応する“人間本来の機能”が退化しているのではないかという気がしてならない。これを進化というのか退化というのかわからないが。

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