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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2013年1月5日土曜日

スマフォの世界

消防の出初式。一同に集まり、改めて市民を守っている姿に感謝。


箕面から新大阪までジョギングし新大阪駅の蕎麦屋で昼食をとった。私はいつものザルそばを頼んだ。
隣にお母さんと娘の親子三人家族が座っている。
注文を済ませると食事が来るまでの10分ほどの間、家族は一言もしゃべらずに自分のスマートフォンに熱中している。
自分の世界にはまってしまっているのだ。
私にとっては異常な景色に映った。
折角家族が揃って食事をしているのにもっと話すことがあるだろう。とそんな”おせっかい”気分だ。

緑地公園の”梅林”もこの寒空にほんのりと芽が早や色づいてきたようだ。

最近いろんな場所でこういう風景を見る。
友達同士喫茶店にいても、皆それぞれスマホに興じている。
電車の中でもそうだ。
多くの乗客がスマホに向かっている。
そんな”自分主義””自閉的”が生み出すものの
先に何が待っているのだろうと考えさせられる。


樹に絡まった”タコ”もがいているようだ。
華僑の世界では、家族だんらんの時間を大切にする習慣があり食事中テレビを見ることはなく、会話を大切にしていると聞いたことがある。
国家を持たない華僑は自らのネットワークだけで
ビジネスの世界を築いてきた。
その底にある思想は”華僑の繁栄”と”世界での影響力”だろう。
事実アメリカ社会でも華僑の存在が大きい。
その底知れぬ力は”経済社会での強い絆”を生み
次の世代の子供たちにも受け継がれてきた。
それは株式投資を幼い頃から実践して勉強させて
いるという事にも窺われる。

人と人が対話により繋がり、その人の輪が大きな
ネットワーク社会を創っている華僑。

それに比して、日本国中で、小さな画面に何時間も釘付けになって”自分の世界”に閉じこもっている日本人の姿を見ていると、
スマホのソフト開発”を”ビジネス”にしている我々も罪作りなものだとおもう。

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