大阪-東京の出張で撮り続けた”富士山”。
今日はその一部をご披露する機会を得た。
ユネスコで22日「富士山」が世界文化遺産に正式決定した。国内で17件目という。
今日はその一部をご披露する機会を得た。
ユネスコで22日「富士山」が世界文化遺産に正式決定した。国内で17件目という。
“Fujiyama”で親しまれた富士山が今頃認められたことがむしろ不思議に感じたくらいだ。
正式登録名は「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」
日本最高峰として古くから民間の信仰の対象と
なり、浮世絵などの題材として内外の芸術思想にも影響を与えてきた点が評価されたそうだ。
「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」があり、
日本では法隆寺地域など12件の「文化遺産」と
屋久島など4件の「自然遺産」が登録済である。
本来の制度の趣旨はむしろ景観の「保護」にある。
紛争や自然災害により世界遺産としての認定を取り消されることもあるのだ。
むしろ指定されたこれからが大変であって地元に限らず我々日本人が制度の趣旨を忘れずに自然を守る決意と行動が問われることになるだろう。
確かに浮世絵などに描かれたこの場所からの情景は、富士山には欠かせない絶景の一つだ。
だがテレビに映った“浮世絵にある白砂青松”の
砂浜には“生活ごみ”が散乱しているのだ。
テトラポットの不自然な不調和さは戴けたものではない。
これを機に、自然をもう一度見直す良い機会と
なり“自然の美しさを取り戻す”一歩になることを願うのである。
カメラに収めて久しい。
以前収録した富士山を回顧しながらその美しさに
暫く酔いしれた。
これからも新幹線での行き来がまた楽しみの一つとなった。
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