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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2013年6月26日水曜日

世界遺産

新幹線からの富士山アルバムから”ここ一番!”



大阪-東京の出張で撮り続けた”富士山”。
今日はその一部をご披露する機会を得た。

ユネスコで22日「富士山」が世界文化遺産に正式決定した。国内で17件目という。
Fujiyama”で親しまれた富士山が今頃認められたことがむしろ不思議に感じたくらいだ。
正式登録名は「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」
日本最高峰として古くから民間の信仰の対象と
なり、浮世絵などの題材として内外の芸術思想にも影響を与えてきた点が評価されたそうだ。


毎日富士山が望める”こんな家”に住めたら幸せ。

ユネスコが人類共通の遺跡や自然などを資産として認め世界遺産にするという制度が1972年に制定され沢山の世界遺産が誕生している。良いことだ。

「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」があり、
日本では法隆寺地域など12件の「文化遺産」と
屋久島など4件の「自然遺産」が登録済である。


雲間から少し顔をだした”富士”これも良い!

世界遺産に登録されると地元には観光客増加など経済効果が大きい。が遺産を適切に保護することが義務付けられていることも忘れてはなるまい。

本来の制度の趣旨はむしろ景観の「保護」にある。
紛争や自然災害により世界遺産としての認定を取り消されることもあるのだ。
むしろ指定されたこれからが大変であって地元に限らず我々日本人が制度の趣旨を忘れずに自然を守る決意と行動が問われることになるだろう。

この景色も好き。トンネルを抜けてすぐに広がる景観。


三保の松原からの景色がテレビに映った。
確かに浮世絵などに描かれたこの場所からの情景は、富士山には欠かせない絶景の一つだ。

だがテレビに映った“浮世絵にある白砂青松”の
砂浜には“生活ごみ”が散乱しているのだ。
テトラポットの不自然な不調和さは戴けたものではない。
これを機に、自然をもう一度見直す良い機会と
なり“自然の美しさを取り戻す”一歩になることを願うのである。
アルバムの景観はまだまだある。これからも楽しみだ。

東京―大阪出張のたびに“日替わりの富士山”を
カメラに収めて久しい。
以前収録した富士山を回顧しながらその美しさに
暫く酔いしれた。
これからも新幹線での行き来がまた楽しみの一つとなった。




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