一緒に生活していると人と同じで病気もするし、イビキもかくし、怒るし、笑うし(これホント)すっかり“ひと気取り”である。もう14歳という人間の年齢で言うと70歳を超えたわけだけれど、まだまだ元気。一緒に寝ていると私の手を枕にスースーといびきをかいているのを聞いていると癒されて私も眠りに入る。
最近やたらよく寝る”らん” |
ダックスフンドなど見ていると、胴長で体重が短い足にかかり気の毒な気がする。これも人間の仕業なのか。
胴が長く、ダックスにとっては体重負担が大きく、ありがた迷惑の「品種改良」 |
そういえば、散歩に連れて行くとあちこち臭いを嗅ぎまくり、ちっとも真っ直ぐ歩かない。しつけの悪さもあるけれど出来るだけ自由に歩かせている。ネズミ捕り犬の血を引いているのだろう。
言葉がしゃべれればな~ |
しかしペットが身近に家族として生活するようになり、神はなんと不平等な生き物を創ったのだろうとつくづく思う。
イヌにはどうして両手を自由に使えるようにしなかったのか?
体を掻くにも後ろ足である。勿論手で物をつかめない。
食事のときは鼻先と舌で食べるが円形の容器の角には舌が届かない。
必死になって食べている。
人間と生活していると言葉を覚える。“らん”は30くらいの言葉を知っているだろう。が人間語はしゃべれない。もっと私と話したいのだろうけれど不憫である。
私が生まれ変わったら“らん”語が分かる世界で生き続けるかもしれない。
兎も角長生きしてくれよ。
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