一緒に考えましょう・・・

IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2011年2月24日木曜日

IT技術で出来ること

朝5時、気温9度とずいぶん暖かくなった。路面が濡れている。つい先ほどまで雨が降っていたのだろう。走っていて頬に当たる風が温かだ。春はもうすぐそこに来ているんだ。戻ってシャワーを浴びてから、ワイシャツを着るときの”シャキッと感”がなんとも気持ちがよい。今日は東京。また一日が始まる。

成果報告会で”大阪大学伴教授のご講演”

昨日は平成22年度近畿経済産業局「新成長産業分野IT経営モデル事業」の“事業創出研究会”のメンバーとして、“CO2排出量管理サービスの事業創出”の発表をした。 中小ITベンダーの事業創出としての可能性を探るものである。
環境問題は我々人類にとってかけがえのない地球環境を守ることだ。
政治はそれを法律でくくってゆく。いわゆる”排出量規制”である。それも大切。だが一番大切なのは一人ひとりが環境意識を高めてゆくことである。
今回のテーマは”規制”の対象外である”中小製造業”に照準を合わせた。環境問題は大量排出の大手企業”規制”だけでは片手落ち。結局企業のみならず、一人ひとりの取り組みの積み重ねであり、広い裾野である中小企業の意識向上も大切なのである。

政治の混乱から景気の不透明感はますます募る中、中小ITベンダーとして、手ぐすねひいて待っているわけにはいかない。
そういう危機感から事業創造を促進しようと考える。どんどん仕掛けを作っていかねば取り残される。そんな意味合いでは本テーマは有意義だったと思う。
中小ベンダーが大手SI企業と対抗してゆくには、中小ベンダーが一同団結して大きな力を発揮してゆくことが肝要であると思っている。

少しずつ暖かくなって、外での散歩も増えた”らん”
いま世界情勢も大きく変革しようとしている。IT技術も、ITコンテンツもめまぐるしく動いている。“Facebook”のコンテンツが世の中の変革を後押しし起爆剤になっていることは、今回の中東情勢を見ても明白である。 我々IT業界に携わる一人として、身近にIT技術を行使していける恵まれたポジションにいることをポジティブに受け止めていきたい。同時にIT技術で全てを解決できるものではなくそうあってはならないことを業界人として肝に銘じなければならない。やはり大切なのは“Face to Face”、肌のふれあいである。今回の”事業創出モデルもそこに力を入れたい。

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