一緒に考えましょう・・・

IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2011年2月15日火曜日

きずな社会~続編~

この二日間、箕面も雪の影響のため路面が凍って、流石に危険のため早朝
ジョギングは中止。お陰で少しゆっくりと寝ることが出来た。
怠け癖がつかなければ良いがと思っている・・・
寒い日が続く~もうすぐ春かな。
日曜夜9時NHKドキュメンタリ「無縁社会」をみた。それまで「無縁社会」は身寄りのない老人が都会砂漠で近所との接点もなく孤独死し、何日も気づかないで発見されるケースを想定していた。
しかし「若者の無縁社会」が広がっていると聞き驚いた。
“私は社会で必要とされていないのではないか”“だれも支えてくれない”と思い込み”心”を閉じ込めてしまう。
何故若者に夢を持たせられない社会になってゆくのか。
経済の低迷、国際競争力の低下、政策の不在等々が、このことに“無縁”ではない。
就職活動は最終段階に入ったが、未だに就職が決まっていない学生が多い。何十社も受けて不採用になった学生にとって本当に“社会で必要とされない”と思うのも自然である。社会不信になるのもうなずける。
若者を受け入れる社会をどうして築けばいいのだろうか。
新卒を採用したくても、景気低迷の中なかなか思い切った決断が出来ないでいる。社会全体がそのような状態なのだろうと思う。有効な政策を望みたい。
一方1市民として金銭的な支援は出来ないけれど“身近な友”として若者に声をかけ共通の悩みとして一緒に考えてゆく広い心で接することは、皆で出来ることだ。”縁”が広がってゆく社会。そう心がけたいと思う。
今朝は社員が集まって事業進捗報告会があった。月1回ある行事で「帰社日」と呼んでいるが、ここでも”若者の無縁社会”を問題提起した。
一つ屋根の下でこそコミュニケーションもとりやすく、悩みを一人で抱え込まず皆で解決できればと思う。
”必要とされていない若者は一人としていない”。「自己有用感」をもって”光”を信じ、前を向いて進もう!!

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