服部緑地公園の”梅林”まだ五分咲きである |
よく見れば大粒の”紅梅” |
何処が終着なのか分からなく新宿は不夜城と化している。
迷子といえばまず“就職迷子”。
先日のブログでも紹介したが学生の内定率が低い。もう半ば諦め気味だ。世の中急に好転するわけでもなく職に就くのが難しく、企業は企業で先行きの不透明感からパート社員で様子を見ている。しかしここでも政治の停滞が見られる。
次に“結婚迷子”。結婚受難時代である。
男性に比して女性が経済的にも自立でき、強くなったのも理由の一つだ。職にありつけず就職してもデフレスパイラルで賃金が低い。一家を養っていけないという不安だ。また結婚しなくても衣食住に困るわけではない。手を伸ばせばコンビニがありわずらわしい会話をしなくても生活できる。そんな心積もりなのかもしれない。しかし少子化が進む中若い人が社会人となり、結婚し、希望を持って“元気”を創らなければこの国は滅んでしまう。二人で力を合わせればそれも楽しい人生の一ページだ。頑張ってほしいとおもう。ここでも政治の力が試されている。
経済社会でも“経済迷子”がうかがえる。
経済人にとって、一体何処に舵を切ればよいのか迷っている。
特に中小企業においてだ。グローバル化の波は避けられず、どんどん海外企業の日本進出、日本企業の海外への進出が進んでいる。この流れをどう受け止め経営に活かすか迷っている。景気の指標の読み方も難しくなった。そうなるとどうしても“様子見”になってしまう。我々が頑張らなくてはならない局面であるのに・・・。
“政治迷子”、日本の政治はいったい何処に行くのか。
先般の政権交代はなんだったのか。政治は政局に明け暮れ内輪もめ。党を纏められない人が国を治める事を期待すること自身がそもそも我々の幻想だったのだ。
“中近東の迷子”。
チュニジアに端を発して中近東は大変な勢いで政治動乱が続いている。この終着点はきっと“多くの迷子”が皆好き勝手な主張主義を通すようになり、国としてのまとまりが取れず、混乱は第二段階に突入するのだろう。フセインを陥落させたアメリカが想定していなかったようにイラクの政治的安定は未だに程遠い。
世の中は今“迷子時代”である。
今こそしっかりとした信念と道筋をもって一人ひとりが目標を失わないよう強くなることが大切である。そう自分にも言い聞かせている。
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