フクロウの首は180度回ると聞いていたく”感心”(ウィキペディアから借用) |
フクロウの目の明るさを感じる機能は人の10倍以上らしい。夜獲物を捕るために発達したものだ。
顔がふつうの鳥と異なって人のように平面だ。したがって前しか見えない。だから首が180度回転するように進化したらしい。面白いと思った。
もし人の機能に首が180度回転したら便利だろうなと変に感じ入ったのだが、人がそうならないのは知能が発達してほかの手段を生み出すからだろう。事実うしろを見るには鏡があればいい。人間には”知恵”(頭脳)が発達したから、身体的進化は逆に衰えていったのかもしれない。
良い例がコンピュータだ。
日本人が“そろばん”を使っている時代、計算能力は素晴らしく発達した。が今我々はパソコンを道具として大半の業務をこなす様になってきた結果、計算能力が落ちてきている。漢字能力も落ちてきている。
考えなくでも”かな漢字変換”してくれるから頭脳は漢字をイメージとして捉えてゆく。その結果正確に書けなくなるのである。
生き物はそれぞれの環境に順応するために進化を続けて
それぞれの特異な機能を備えている。
暑いところで生きていける微生物。その逆で極低温でも生きていける微生物。何百年何千年をかけて進化していったのだ。反面退化していく能力もある。
狩猟民族が狩りをしていたころは遠くの動物を識別するため視力は素晴らしく高かったが、我々の視力はいま退化している。蒙古人の視力が極端に高いのもまだその能力が残っているからだろう。
耳にしても鼻にしてもそうだろう。人は進化と同時に使わない機能は退化してきた。
これから将来に亘って”人間の進化と退化”がどうなってゆくのか、その結果想像の世界である”宇宙人”のような風貌になるのかもしれない。
ここまでくれば今更”寒空”には放り出せないだろう。 |
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