夏真っ盛り。ジョギングコースには露地栽培のナスが穂を垂れている |
「夏休み子ども科学電話相談」なる番組がある。
夏休み時期、通勤車で聞くのを楽しみにしている。
小学生までの子供たちが電話で不思議・疑問など
科学の相談をする番組だ。
子どもたちの目線からの質問なので非常に面白く
聞いている。
我々大人は、何の疑問もなく見過ごしていることが新鮮に映るとこう見えるんだ。反省することも多い。
小学3年生の質問。
「カノモシタ」は卵で産まれるのにどうして哺乳類なの??
卵で生まれてくるかどうかではなくおっぱいを飲んで育つかどうかなのよ。
それを丁寧に教えている。
台風はなぜ起こるの?
そういえばそうだ。
なぜ起こるのかまで考えていない。
台風の渦が左巻きなのも当たり前のように疑問を
持たない。
洗面所の水も流す時には左巻きに吸い込まれる。
普段何も不思議に思わないことを子供は鋭い観察力で見ている。
命は何故一つしかないの?
わからない。考えたこともない。
先生が丁寧に答える。
命が二つあれば粗末にするからよ。
人間も生き物もみんな同じ命は一つなの。
だから大切にしようね、と諭す。
親の日常生活が、感受性の強い幼少期に与えることの影響がどんなに大きい事か。
沢山のことを吸収してゆく幼少期の体験が
子どもの心に与えることがどれだけ大きい事か。
純粋な子どもの疑問を聴くにつれ”鏡である”親の責任は重い。
不幸な事件が続くなか、考えにふけった。
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