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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2012年3月11日日曜日

”原発がない社会”が不便か??



日曜日午前中天気が良かったので猪名川を下り途中から一般道路を走り、千里中央駅を経由して戻った。午後から曇り空になり寒い一日だった。(千里中央の広場ではちょうど東出雲の和太鼓”夢芸”が大道で演奏していたのでブログにアップした。)

3.11。あの日の出来事をメディアがこぞって報道している。思い出すにつれ胸が締め付けられる。せめて私は、TVのスイッチを切って静かに祈っておこう。乗り越えて力強く立ち上がろうとしている人のために・・・・。
大切なことは視聴率を稼ぐための“報道を繰り返す”ことではなくて、傷ついた“人の心”と“大地”を早く復興させることだ。そのために行政・政治の責任は重い。政治を動かすために“報道機関の役割”がいくつもあるはずだ。

あれから一年が過ぎて19000人の尊い命が絶たれたり行方不明になっている。まだ35万人近くが避難生活を強いられている。生活のめども立たないという。風評被害もあるだろう。

こんな時期にこそ二度と同じことを起こさないために“原発を持たない”国家を推進するという“世界に先駆けた大胆な目標”を掲げられるリーダーが出てもいいのではないか。
今回の震災の被害は計り知れない。
が、阪神震災に見られるように復興のスピードはいくらでもあげられる。
最大の問題は“原発”被害なのだ。
これはどうしようもなく長期間“人の心”を痛めつけ続けるだろう。

原爆の唯一被爆国として戦後平和憲法を公布した。
爾来その精神は生かされ今日まで歩んでいる。世界に冠たる素晴らしい国家像だ。
この精神を今一度“原発を持たない国家”として世界に先駆けて“誓う”ことでどれだけ国民は夢を取り戻すであろう。私はそう思う。
近い将来第23の巨大地震が想定範囲に入ってきている。
急がねばならない。

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