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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2012年3月1日木曜日

心配したことが起こった

出張中、新幹線の車窓、北九州は真っ白。もう3月というのに寒い!
 エルピーダが会社更生法を申請した。
いよいよ日本のITが雪崩のように崩れてゆく前兆である。
報道のあり方にも問題を感じた。
こうである。“半導体製造企業の大手エルピーダが会社更生法をかけた。・・・略。以前国の援助で”国民の血税“を使った挙句云々・・・。確かに税金を使った。
しかし追い打ちをかけて再生ができなくしてしまう報道には疑問である。
まさに電子の糧(コメ)はかっては世界のトップにあった。このコメの製造を本当になくしていいのか。
世論を煽るような報道ではなく、もっと慎重に扱ってほしいシリアスな問題であると思う。

韓国は国策として電子立国を目指している。
政府自ら広報官として世界に発信し企業の支援を惜しまない。
日本はどうだ。
3.11の対策もままならず、経済政策は全く見えてこず、その結果円高を野放しにし、悪のスパイラルとしてエルピーダは潰れてしまった。
これから起こることはこの二の舞を恐れ、生産コストの安い海外に生産移転する企業がどっと出てくるに違いない。
パナソニックなど典型だろう。新社長に代わってこれからすごい勢いで海外避難だろう。

そもそも小泉政権から世の中おかしくなっている。
異論はあろうが私はそう思う。
ま、時の政権を批判することだけでは物事前へ進まない。
今からでも遅くはない。国民こぞってワクワクするような経済政策を打ってほしい。


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