一緒に考えましょう・・・

IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2010年12月31日金曜日

ジョギング納会

31日、今朝の箕面は吹雪の舞う寒い朝だった。
いつものジョギング仲間とすれ違い今年最後の挨拶を交わしながら走った。
寒かったが一年の締めくくりに相応しい一日だった。
ジョギングコースの”萱野三平”旧邸付近
泣いても笑っても2010年はもうあと数時間。
改めてこの一年を思い起こして来る年に思いを馳せたいと思う。
個人の生活はともかくとして、会社の9月期決算はリーマンショックの前の年まで回復できたことは良いニュースだった。
融資先銀行も注目してくれている。
来年に向けて飛躍できればとこの正月に戦略を練りたいと思う。
政治も不透明、関西経済の低迷。そんなことはどうでも良いことでそこからどうして頭を出すかが問われていると思う。
世の中が不況だからと経営の不徳を納得すれば並みのことしか出来ない。
頭を出すことを考えないとね。

余りの寒さに冬ごもり「らん」
この正月の休みは私と愛犬らんと二人だけ。
寂しいお正月だけれど、この生活がもう10数年続いているので、私にとっては日常的光景。
娘はそれぞれ仕事や旅行で不在。
妻は名古屋の実家で正月を迎えることがずっと続いている。
その分気が楽といえばそうともいえるし、こんな家庭もあると思えばそれも良し。不幸とも思わなくなった。
ただ子供達にはもっと家庭を大切に暖かい環境を作ってほしいと思う。
年末ギリギリまで仕事に追われ年賀状を書くのに先ほどまで追われていた。
毎年、今年こそは早めに出そうと思いながら大晦日までもつれ込んで甚く反省している。来年こそは!としておこう。
さて来年はどんな年になるのだろう。是非明るい年にしたいと思うしこれは心意気で決まると思う。
頑張ろう!!来年も宜しく。


2010年12月28日火曜日

就職難民

就職氷河期が長く続いている。就職が決まらなくて新年を迎える学生も多くいることだろう。
若者にもっと夢が語れる社会にしたいと最近そう思う。
政治も無策。1に雇用、2に雇用、3に雇用と訳の分からない事をいっている首相がいる。経済政策もそっちのけで権力闘争に明け暮れる。
いいですか国内景気が回復する政策こそが雇用を創出するのです。
所詮市民運動に明け暮れた人には、経済は難しすぎるのかもしれないと
私は思う。
大学での講義風景
先日私の母校の工学部で一時間半(一こま)の講義を受け持ちました。
来年卒業の学生の大半は大学院に進学する恵まれた学生だが、
別の見方をすれば就職氷河期を回避するための手段かもしれない。
「文系的技術者のすすめ」という事で、社会人になり我国のリーダーになるために何が必要かという内容でした。
来春1月にはある女子大で“企業が求める学生像”の講演依頼を受けました。専門ではないので躊躇しましたが、私の思うまま講義をしたいと思っている。
共通するキーワードは“コミュニケーション能力”だと思うので中心にすえて話を進めたいと思っている。


会社でのコミュニケーション力をつけるための発表会
わが社ではコミュニケーション能力を育むために、朝の朝礼に持ち回りで社員さんのスピーチを続けている。
最初は戸惑いがありましたが、今は皆自信を持って自分を表現するようになりました。
こういう経験が人を育てることに繋がれば良いなって考えますがどうでしょうか??



2010年12月26日日曜日

自然との共生

少し前の日曜日。箕面から大阪まで2時間くらいをジョギングし、帰路は阪急電車で帰ることにした。
石橋駅で箕面線に乗り換えて電車を待っていたら、ホームに数羽のはとが陽だまりに羽を休めていた。
”さすが阪急”「自然と共生」しながらほんのり温かい環境づくりが出来ているなと共感しながら、ポケットにあったペットフードを少し分け与えていた矢先。
すごい剣幕で助役が駆け寄り寄り「やってもらっては困る!」と言うなり私を殴らんばかりの勢い。次に鳩を足蹴りして追い払った。
確かに「フン公害」のため被害をこうむる乗客もあり悩ましいところではあるが、
もう少し対応の仕方もあろうかと思い、がっかりした。

石橋駅の片隅で足を怪我した「はと」
 私は大阪の郊外に居を構え、自然と共生しながら季節の移ろいを感じながら通勤している。
箕面駅では、季節になるとツバメが駅舎に巣をつくり、生まれたヒナが巣立ってゆく光景を毎朝楽しみにしている。
そんな光景を温かく見守っているほんのり温かい阪急の姿勢に共感していたが、がっかりだ。
確かに「自然との共生」は議論が分かれるところでだろうけれど、
何とか工夫して共生できないかと思うのは私だけなのかな?

箕面線沿線の高級住宅地の”Xマス・イルミネーション”














知人から送られた”Xマス・わんちゃん”

阪急は創業100年を迎えた。
創業者小林一三は、自然の中を走る
路線を築き、きっと「自然との共生」を
考えていたのだろうなと思う。
「ほんのり温かい阪急電車」であって
ほしいし「はと」を追い出すのではなく
「どう共生するか」をテーマに考えて
見られては如何だろうか。
「自然との調和・共生」は高機能化を
追求してきた現代社会にあってこそ
大切なテーマに思える。

そういえば、出水市のナベズルや
兵庫県豊岡市のコウノトリなど絶滅品種に指定されている鳥達が”鳥インフルエンザ”にかかれば、
本当に絶滅してしまうのでは・・・と心配である。

2010年12月23日木曜日

もういくつ寝るとお正月・・・

もういくつ寝るとお正月、お正月にはたこあげて、こまをまわして遊びましょ。
早く来い来いお正月。って楽しみにしていた時代。今は昔。

もう一週間余りで、新年を迎えることとなったのに感動がなく、余りにも時間の経過が早すぎて、日常的な光景から少しも脱する事が出来なくなっている私。

今週末開催の事業進捗会議の資料に目を通したりしているとこれが「日常的」なのだ。今日も我が家では日常的で何も変わることは無かった。
それぞれがいつも通りのメニューをこなした。
朝8時半には愛犬らんのお散歩タイム。30分ほど近くを散歩させ、お友達わんくん達と挨拶を交わして戻ってくる。

”らん”お気に入りのご近所のお友達ダックス

散歩タイムが終わったら、朝9時に自宅をスタートし服部緑地までジョギングし折り返しのコースで2時間半、これで半日が過ぎる。
天気は大きく崩れることも無かったが、日差しが陰ると肌に当たる風が冷たい。やはり師走なのだ。
年の瀬もせまり緑地公園は人影もまばら。
ついこの間までは家族連れで賑わっていたのに、さすが今日あたりは“どこの家庭も”大掃除をしたりお正月の準備に余念がないのだろう。

お昼時というのに人影まばら。緑地公園も広々寒々枯葉舞う

しばし静かな公園のベンチでボ~としていると、子供を連れてよく遊びに来た頃のことに想いを馳せていた。
午後自宅に戻り食事してからは、近くにあるジム「ティップネス石橋」で2時間ほどトレーニングして、サウナに入り今日の日課は終了。

ジムで2時間びっしょり汗をかく。

これが私の日常的光景だ。
毎年今年こそ年賀状も余裕を持って差し出そうと思いながら、いつもの日課をこなしているともう22時。
仕事に・行事に追われ、またまた今年も年末まで引きずってドタバタ劇は続きそうだ。

2010年12月21日火曜日

急増するアトピー

私が「エンドトキシン」に興味を持ったのは知り合いの会社の担当者から聞いた話から始まる。彼女の会社は、日常口にしている食物から「エンドトキシン」を抽出したという。
 急増する花粉症・ぜんそくなどのアレルギー。20世紀後半、先進国で激増。
花粉症だけで3800万人もの日本人が患う病となった。
急増の原因は花粉・ダニの増加、大気汚染と考えられてきたが、意外な原因があることがわかってきた。
アレルギー患者。アレルギーといっても「花粉症」「アトピー性皮膚炎」「アレルギー喘息」など症状はさまざま。

発展国の3人に1人は、何らかのアレルギー症状があると考えられているが、南ドイツで、農家と非農家の子供の家のホコリを集め、「エンドトキシン」と呼ばれる細菌成分の量を調べたところ、それが多い農家の子ほど花粉症とぜんそくを発症していなかった。乳幼児期にエンドトキシンと接触する機会が少ないと、免疫システムが成熟できず、アレルギー体質になるという。

ジョギングの途中、河原で遊ぶ水鳥は人に近寄ってくる。

なるほど我々の近代生活は、少しでも無菌状態を保とうとしている。
そのため滅菌剤・殺菌剤がいろいろの商品として身の回りに出回っている。
 しかし一方ではヨーグルトに見られるように体に菌を増殖させて健康を保つ食品がある。
またインフルエンザの予防として抗体を創るためにわざわざ風邪菌を注射して抵抗体にする。

そう考えれば、「エンドトキシン」を農家の子供と同じように幼児期の子供の環境に噴霧し接触する機会をもち、免疫をつけるのも良いかもしれない。
環境改善剤として使う方法だ。

猪名川の澄んだ水に餌をもとめて遊ぶ白鷺~ジョギング風景~

 この話を聞き、興味を持って調べてみた。
2008年11月23日放送のNHK特集「病の起源」第6集アレルギーの放送が参考になった。
 http://www.nhk.or.jp/special/onair/081123.html 
NHKホームページより(放送内容はNHKオンデマンドで視聴できる。)

参考文献:ニューイングランドジャーナル http://content.nejm.org/cgi/content/short/347/12/869

(以下抜粋)農家のエンドトキシンの最大の発生源は家畜の糞。
糞に触れることのない清潔な社会がアレルギーを生んだとも言える。

ヒトの免疫システムが完成したのは2億年前。ほ乳類にはは虫類のようなウロコや固い皮膚がなく、外敵の攻撃を受けやすかった。
しかし新しい免疫システムを獲得したほ乳類は、”IgE”と呼ばれる免疫物質によって外敵を撃退できるようになっていた。細菌やウイルスなどに対する強力な武器、免疫システムである。
今、何故細菌やウィルスはヒトに襲いかかるようになったのか、NHK特集「病の起源」は、ほ哺乳類誕生時に起源をさかのぼり、アレルギー急増の謎に迫る。
現代社会。「菌」を悪者扱いにしてたくさんの除菌・殺菌剤が氾濫している。
ひょっとして我々人間は「生命共存・共生」の原則を忘れたのかもしれない。

2010年12月19日日曜日

来年の夢を語りながら

16日は医療機器管理システム「CEIA」の販売会議で、東京から代理店の社長が来社、来年の販売戦略を練った。
大手病院への普及も進み来年はいよいよSaas(Software as a Service )型システムの販売が開始される。弊社にとっては一大イベントだ。

会議終了後忘年会を兼ねて梅田に繰り出し食事をした。
弊社の医療システム事業部K本部長とお客様T氏と私の3人で出かけたが、
酔うほどに趣味の話になり3人とも大の車好き。共通の話題で話が弾んだ。

車談義に弾むT社長と弊社本部長
共通の趣味があるのはいいですね。
弊社Kさんは大の車好き。「フェラーリ」に乗っていて、普段は質素な生活なんだけれど、こと車には目がなくオークションで買い替えしながら
主に「フェラーリ」のクラッシックカーを趣味としているようだ。
最近趣味が同じ人たちがネットで仲間を募って集まったりしていて大阪でも
そういう人が集まるサークルがあるらしく、休みの日などはクラッシックカーが
一堂に集まり駐車場を埋め尽くす光景なんて見られるようだ。
T社長も同様、東京でラリーにも参加していたり相当のカーキチのようだ。
二人の車談義も最高潮に達し、まわりの喧騒には気にもならないほどであった。
近所のご主人の所有クラッシックカー・休日にはラリーに出かけている。
スポーツカーの安全基準は相当高く“安全設計”構造で、ぶつかった時の衝撃を吸収するために、車は大破しても最大限室内の安全が確保される構造になっているらしい。車は大破しても人が乗るスペースは壊れないというわけです。

まっ、皆さん重要な仕事をされている立場。安全運転を心がけてくださいね。

2010年12月15日水曜日

コピペ(コピー&ペースト)文化


ネット社会が発達し、「氾濫する情報を如何に効率よく必要な情報だけを得る」ことが出来るかという要求からグーグルのような全文検索エンジンが搭載され必要な情報を瞬時に検索することが出来るようになった。

私も、見聞きしたことの意味合いを確認するためにしばしばWEBで検索し、
理解納得することが多い。その点非常に便利になった。
反面辞書を引いて文章を組み立てることをしなくなり、ネット検索で文章の一部をコピーし繋ぎ合わせて全体を組みたてている。
コピー&ペースト”いわゆる「コピペ」である。

そういえば娘が学生時代、ネット検索で何やらやっている。見ると文章の一部を「コピー」し、「ワード」に貼り付けているのである。我々も日常よくやっていることであるが、こと「卒業論文」となるとそれは違うだろう。4年間のいわば集大成をするべきであるのに、コピーして使うなんて教育現場はいったい何を考えているんだ!!と思ったものだ。こういう人間ばかりが社会に送り込まれて実は常識のひとつも知らないまま社会人になっていくんだ。

娘はその後社会人になり自動車メーカで海外を飛び回っているようだ。それはそれで親が心配することはなかったのかもしれない。

ジョギング中に見つけた栽培中の ”葉牡丹” 畑

もうすぐ出荷の お正月”葉牡丹”











なるほどネット文明は確かに便利さをもたらした。しかし使い方によっては人間の思考能力が停止してしまう。

検索で得た情報を頭の中に“貼り付け”自分で考えたつもりになる。このような「コピペ文化」が蔓延し始めると危険である。便利さに慣れた人間は考える前に検索しコピペするようになると「脳力」は退化してゆく。
今一度“考える”プロセスを大切にしたいものである。

日経の記事に「脳は五感から膨大な情報を得ているがネットは視覚中心。
仮想社会に慣れた子供は現実社会との区別がつかなくなり五感情報を取得するのに影響が出やすい」とあった。
ネットでいつも外部と繋がっているせいか、考えを自分の中で熟成させられない人が増えているということである。

仮想社会で少年少女期を過ごし、成長し親になっていくわけだが、最近の子供に対する虐待等残忍な事件を見ているとこういった社会背景と無縁ではなさそうに思える。

2010年12月12日日曜日

師走・・・・・

師走に入って何かと気ぜわしく過ぎている。なぜか“忘年会”という悪弊??が先週一週間私を悩ませた。連日のため早朝起きることが出来ず、結局今週は一回だけのジョギングとなった。その上昨夜土曜日は風邪気味になり、娘二人が帰省していたのだが、会話もそこそこに就寝した。

忘年会、“年を振り返り労をねぎらう”という習慣のようであるが、二次会は極力失礼させていただく。

HISCO協同組合の忘年会

「忘年会」もさることながら、「一年の区切り」として、今年はどんな年だったかゆっくりレビューすることが大切である。
「今年一年の目標とそのレビュー」を是非やってみようと、社員さんにも問いかけている。年始に“今年もい年でありますよう”願をかけ新しい目標・夢をメモし実行してゆく。これが楽しみでもあるわけだ。

気がつけば時間はどんどん過ぎ、すぐ春になり夏・秋が過ぎて冬が来てしまう。私は社員さんには、時間を“3ヶ月毎”に区切ってその都度レビューすることを勧めている。時間を大切に使うことができて、もっと達成意欲が沸くかもしれない。

兎も角昨今の“時間”のスピード感はすごいものを感じる。情報量が多すぎて、自分の中で消化し切れないのである。情報を“捨てる技術”も大切だとおもう。

ところで私の「一年の目標」は“事業の舵取り”をどう取るかが原点となり「会社が発展し」社員が平穏な生活が出来ることを目標として仔細な計画を立てている。


”らん”も冬ごもり
今年もいろんなことが起こった。政治の混乱による「経済の不安定」等、企業・社会を取り巻く環境は楽観を許さない。しかし「必ず達成する!」という信念が「よい結果」を生み出すと信じている。
物事前向きに考えることが大切である。



2010年12月8日水曜日

私の交遊抄

随分以前に日本経済新聞の「交遊抄」に執筆したことがある。
米国出身のMr JAN Goodsellとの出会いのなかで日本人以上に日本を感じさせる人だったことを紹介した。
それぞれ人には沢山の出会いがある。出会いを大切にしながら人生が過ぎるわけだ。が時に相手に対する思いやりが足りなくて去っていく人もいる。悲しいことだが仕方がない。

会社を一歩はなれていくつかの会合にも顔を連ねている。
その中で仕事関係でもなく、同窓関係・親族・地縁でもなくまったく不思議な人の集まりがある。「かむさす会」という。
会をスタートした人たち4人の頭文字から命名したと聞いた。
KDDI、JR研究所、東大ボート部等OBが参加し、多士済々なメンバーで
年4回くらい集まり、四季折々美食団欒に花を咲かせている。

”かむさす会”のお世話役金井弘志氏(右端)とメンバー


私のこの会との出会いは“一人の先輩”からの誘いだった
今の事業を始める前に沖縄で「養殖の事業」を立ち上げたときにさかのぼる。
当時ヤマハでリゾート開発を担当していた金井弘志さんと知り合い
那覇の「次郎長」寿司で意気投合したとき、宮古島でリゾート開発を企画していた彼のロマンに惹かれたものだった。
その先輩から10数年前“東京で面白い面々の集まりがあるから来ないか”と誘われたのが最初だった。
年数回の集まりだがここ暫く忙しく欠席が続いていたが、先日は久しぶりに参加させていただいた。
日比谷公園横の「シーボニア・メンズクラブ」で美味しい酒と楽しい会話に明日の活力戴いた。

“人との縁は異なもの”(いや必然さえ感じるが)である。
いろいろな出会いがあるが、そのなかでも、縁があって当社の門をたたいてきた仲間との強い絆は事業者としては大変大切なことだ。


アルカディアン
ひとつ屋根で生活し、同じ想いで会社生活をエンジョイし永い縁が続けられたら良いと思う。それがやがて会社の力になり、誇りに繋がってくるのだろう。
そういう会社に育ってほしい。



2010年12月3日金曜日

健康仲間

知人にベンチャー企業の社長がいる。縁があって出資させていただいている。社長冨田雅和、通称「波乗りオトミ」。休日には湘南海岸で波乗りし、平日は都会の騒然たる戦いの場で丁々発止をやっている。まさに現代“青年”である。最近会う機会が多い。数日前にお会いしたときもジョギング談義に花が咲いた。



 彼にあっていると真正面からものを見つめひたすら自らを信じ信念を持って突き進んでいるようだ。私のように優柔不断な文系人間とは大違いである。
創業5年余りだが、上場の光が遠くに薄く見え始め、私が30年前に創業した頃の想いがダブり走馬灯のごとく浮かんでくる。
私の追い求めた夢を彼のほうが遥かに早く到達するかもしれない。その夢の“わくわく”を私にも見せてくれている。
株式会社シンクパワー、「うた文字」の配信サービスで、いまブレーク寸前である。携帯電話市場ではAndroid端末に代表されるように今秋多くのスマートフォンが出揃い各キャリアから新しいサービスがどんどん出てくると思われる。
そんな中でこの会社は同期歌詞機能“うた文字”を開発し市場拡大に向けている。ソニーのウォークマン向けが既にスタートし同期歌詞「歌詞ピタ」サービスとして提供している。是非成功させて夢を掴んでほしいと願っている一人である。




 私などIT業界で育ち同輩たちにくらべればまだ技術音痴ではないが、アンドロイド端末が広がりを見せる中、新市場創出の企画力、判断力、決断力に隙間風が吹き、だんだん取り残されてゆく疎外感を感じる今日この頃である。
「Stay Young」私の好きな言葉の一つである。その為にも社内の若い社員たちと、また出来るだけ多方面の知人・友人と交流することを心がけていかねばならない。