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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2010年12月26日日曜日

自然との共生

少し前の日曜日。箕面から大阪まで2時間くらいをジョギングし、帰路は阪急電車で帰ることにした。
石橋駅で箕面線に乗り換えて電車を待っていたら、ホームに数羽のはとが陽だまりに羽を休めていた。
”さすが阪急”「自然と共生」しながらほんのり温かい環境づくりが出来ているなと共感しながら、ポケットにあったペットフードを少し分け与えていた矢先。
すごい剣幕で助役が駆け寄り寄り「やってもらっては困る!」と言うなり私を殴らんばかりの勢い。次に鳩を足蹴りして追い払った。
確かに「フン公害」のため被害をこうむる乗客もあり悩ましいところではあるが、
もう少し対応の仕方もあろうかと思い、がっかりした。

石橋駅の片隅で足を怪我した「はと」
 私は大阪の郊外に居を構え、自然と共生しながら季節の移ろいを感じながら通勤している。
箕面駅では、季節になるとツバメが駅舎に巣をつくり、生まれたヒナが巣立ってゆく光景を毎朝楽しみにしている。
そんな光景を温かく見守っているほんのり温かい阪急の姿勢に共感していたが、がっかりだ。
確かに「自然との共生」は議論が分かれるところでだろうけれど、
何とか工夫して共生できないかと思うのは私だけなのかな?

箕面線沿線の高級住宅地の”Xマス・イルミネーション”














知人から送られた”Xマス・わんちゃん”

阪急は創業100年を迎えた。
創業者小林一三は、自然の中を走る
路線を築き、きっと「自然との共生」を
考えていたのだろうなと思う。
「ほんのり温かい阪急電車」であって
ほしいし「はと」を追い出すのではなく
「どう共生するか」をテーマに考えて
見られては如何だろうか。
「自然との調和・共生」は高機能化を
追求してきた現代社会にあってこそ
大切なテーマに思える。

そういえば、出水市のナベズルや
兵庫県豊岡市のコウノトリなど絶滅品種に指定されている鳥達が”鳥インフルエンザ”にかかれば、
本当に絶滅してしまうのでは・・・と心配である。

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