201X年12月Xデー。
大阪北摂の住宅街“箕面市”で“犬インフルエンザが発症”、周辺地域の犬の移動が禁止された。恐ろしい夢が現実に・・・。
「いよいよ来たか。いずれこの日が来ると心配していたが現実となった。」
「この先我々イヌ族はどうなるのだろう。」「私達ネコ族にも矛先が向けられるわね。特にネコ族は野畑に飼い放されているし、最初に捕まって火祭りにされるわ。怖い怖い。」そんな会話が続く。
犬猫のペット数はいまや15歳未満の子供人口より多い2500万匹が飼育されている。ペットは家族なのである。その家族が犬インフルエンザにかかったらそれこそ家中パニックである。保健所の係官が来て無理やりオリに入れて連れ去られる姿を見れば卒倒しかねない。
犬インフルエンザはH3N8亜型のようなA型インフルエンザウイルスのいくつかの亜型を原因とし、2004年に報告された。
イヌはこのウイルスに以前に曝露したことがないためにこれに対する自然免疫を持たない。それゆえ、個体間に急激に伝播する。犬インフルエンザはいくつかの地域のイヌの集団に一定の罹患率で、または一定の季節的周期で繰り返される。その地域内で流行するため地方性流行とも略される。
しかし今度の事件は、その変種が発症したらしい。
厚労省では、半径10Km以内の犬猫の移動を禁止し集団焼却が議論されている。絶対に家族である犬たちにそんなことはさせない。許さない。
緊急に愛犬家の代表と犬達の代表が会合し今後の対策を検討しなければ犠牲者が増える。そして抗体を作るため、国を挙げて予防接種の開発を優先させなければ大変なことになる・・・。
そう思いつつ“うとうと”から目覚めた。横でらんがいびきをかいて寝ている。
平和だ。
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