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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2011年3月24日木曜日

求められる総指揮官

三週間ぶりの東京出張だ。神戸でのHISCO(協同組合)のイベントやら東日本大震災などが重なって足止めになっていた。新幹線から見る朝の富士山が輝いて見えるだろう、そう思って昨日晴天の大阪を出発したが、あいにく静岡はくもり。日本中が途方にくれている今、輝ける富士を見たかった。永く東京・大阪を行き来していていつもは車中でPCを開き仕事をしているのに、これほど富士山を見たいと思ったことはない。日本に相応しい司令塔がなくて国民が右往左往している。富士山のような凛々しい総指揮官が望まれている。

あいにくの曇り空で姿を見せない”富士山”
この日本に悪夢が訪れてはや2週間が経とうとしている。つい先ごろまで“平和”を空気のように感じていた私はこの突然の悪夢を今も信じたくない。
新幹線を降りて地下鉄丸の内線で赤坂見附に向かった。省エネによる消灯、エスカレータが止まりまるで休日の東京のように人がいない。いつもは込み合う電車もゆっくりと座れた。不気味だ。
当たり前の元気な“首都”は何処へ行ったのか。
長引かねば良いが・・とまた原発の無事終了であってほしいと思う気持ちへと思考がめぐってしまう。
東日本震災は被災者だけの問題ではない。私達国民がこの“恐ろしさ”を決して後生忘れることなく後世に伝えてゆかねばならないし、今は兎も角一途に被災者の支援をしてゆかねばならないと思う。
再び平寧な市民生活に戻れるよう原発の収束を願ってやまない。

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