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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2011年3月11日金曜日

IT技術の進化と経営

さむ~い朝。9日はフォーラムを主催、打ち上げがあって帰宅が遅くなり早朝のジョギングは中止。外に出るとうっすら雪化粧、もう3月10日というのにどういうことだろう。ゆっくりとらんと散歩した。“お座敷犬”で育てたので、寒さに弱く用を足したらさっさと帰りたがる。困ったものだ。
梅に花も雪化粧
我々HISCO(ハイテクノロジー・ソフトウェア協同組合)主催の「第7回IT経営改革フォーラム」を開催し150名もの熱心なITベンダーが集まった。テーマは“新しい情報デバイスの可能性を探る”で、いまホットな“Andloid”が中心。我々IT業界ではいま大きな地殻変動が起こっている。Google社がアップル社のI-OS(I-POD)に対抗してフリーOS(LINUX)を基軸に新しいコンセプトのAndloidを提唱したことに端を発している。
その後、Googleの”Andloidを搭載する携帯端末が世界中のメーカーから続々と発売になった。皆さんも携帯端末のTVコマーシャル等でAndloidの言葉は聞いたことがあるだろう。実は水面下で我々IT企業を巻き込んだ一大戦争が勃発しているのだ。ちなみにソフトバンクはしたたかに両方の陣営を取り込み様子見である。

熱心に聞き入るITベンダー
満員の会場
我々IT企業は常に新しい技術に取り組まねばならない宿命を背負っているが、反面時代の変化に余り振り回されないようにしなければ果実を見失うことにもなりかねない。機敏性を求められる場合もあるわけで、ここは大きな転換期であろうと思う。時代の流れを見失わず踊らされず冷静に長期戦略を練る必要があるだろう。IT企業経営者にとっては決断のときである。地殻変動が一過性のものなのか、このくらいのマーケットサイズになるのか、果てまたこの変化の“どの切り口”にビジネスチャンスが隠されているのか、興味津々である。




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