社団法人「神戸外国倶楽部」 |
会場は明るいガラス張り |
会場の「神戸外国倶楽部」の歴史は古く神戸開港の1869年に27名のイギリス人を中心とした外国人によって元町界隈に設立されたインターナショナルクラブにその起源を発し1955年にドイツ系のトア・ホテル跡地のトアロードに移転された。歴史ある倶楽部を使わせてもらい大変有意義であった。
JASPAの目的は色々だが何よりも中小ITベンダーの施策に対し国に進言してゆくことも重要な課題の一つである。
昨今のITベンダーの取り巻く環境は決してよいものではない。派遣法の改正により法令順守の流れは派遣形態を大きく変えてきた。また企業の機密保持の視点から請負契約から派遣契約への移行が進み、どれも技術者のモチベーションを下げる結果に繋がりかねない。問題山積である。このような問題も含めて今後どう取り組んでいくか、議論されなければならないとおもう。
一方大手ITベンダーにとっても海外から日本への進出ベンダーに向かい討って価格競争に勝たねばならない。これから大手の合従連衡が進むであろう。三菱と住友銀行が合併するくらいだから何が起こっても不思議ではない。
IT業界にとって大変な時代の来ることが想定される。グローバル化の進展は止められないであろうし我々自身も“身近の競合会社”はすでに敵ではなく、手を組んで“外からの敵”とどう戦うかそろそろ考えなければ、“大きな津波”が来たときには既に遅きに失する。
中小ITベンダーの合従連衡が秒読みになってくると考えるのは私だけだろうか。
1970年 地方の中小スーパマーケット岡田屋(三重県)、フタギ(姫路)、シロ(吹田)の3社が提携し、共同出資で共同仕入れ会社「ジャスコ」を設立し、大手「ダイエー」に対抗した。そして2001年には社名を「イオン」に変更し、その後数々の合併を経て一大スーパーセンターへと変貌を遂げた歴史は、我々に何かを暗示している。
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