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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2012年8月9日木曜日

視界が変ると世界が変る

雲の上の夏山”富士山”

視界(見る広がり)によって物の見え方が違う。
当たり前のことである。
機内から富士山を見たとき、ふっとそんなことを感じ
視野が広がるのを体感した。
今までも何度か美しい富士山を新幹線から撮り続けている。
出会うたびに違う姿に飽きることはないのである。

私は普段空路で移動しても通路側の席をとることが多い。
これは単に降りるとき便利なだけが理由だった。
今回たまたま窓側に座りぼんやりと外を眺めていると眼下に“隆たる”富士山の姿が広がり思わずカメラを向けた。こんなに美しく見える日は珍しい。

日本列島の真ん中にドカッと腰を据え。
日本の真ん中にドカッと座り込み、雲の上にそびえたつ富士はまた格別だ。
今年の夏富士は一部の沢に筋状の雪が残っているが頂上まで雪がない。
雪解けの夏山に多くの登山愛好家たちが今年も登っているのだろう。
この美しい稜線。やはり富士山は日本一の山だ。


手前に広がる駿河湾、この間を新幹線が走る。

目線を変えて物事を見ると想像の世界が広がる実感は以前、NHKの宇宙ステーションからの中継番組を見て感動したことがある。
地球上では断片的に見えるオーロラ現象が宇宙空間から見ると見事に帯状に繋がっているのだ。
 大所高所に立つという言葉があるが“大所高所”に立って見れば同じことが違って見えることがあるということなのだ。
神様がいたとしたらこういう視線で私たちを見ているのかもしれない。
先祖が星の中に住んでいるとしたらこういう視線で私たちを見透かしているかもしれない。
そんな不思議な思いを巡らしていた。

 機上(宇宙)から、下界(地球)を見下ろしていると、視野が変わって“営み”や“争いごと”がいかに些細なことに見えてくるのが不思議でもある。

会議を進行するうえでも時々見方を変えて角度を変えて見つめなおし、人の意見を”聞く耳”が肝要だと思う。

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