一緒に考えましょう・・・

IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2012年6月24日日曜日

ジョギングの勧め!!

今年も自然界は繰り返す。田植えが終わり”かえるの大合唱”
梅雨の合間の晴れ日。久しぶりに猪名川を選び
ジョギングした。

そういえばここ仕事が忙しく先週も1回しか走っていない。
体は正直でちょっと気が緩むとリバウンドしてしまう。
今日日曜日ジョギングの後、午後はジムで筋トレしながらこわごわ体脂肪測定したら案の定・・
そういえば4月から行事が続き飲む機会が多くてそのせいだと思う。
それでも私は2次会不参加を決めているからまだ良いほうだと思う。
仲間は夜遅くまで幾次会重ねているようだ。体を大切にしてくれよ!!

猪名川の手前、住宅街の間間田んぼが広がり既に田植えを終え水が満々とたたえられている。これから9月まですくすくと伸びてゆくことだろう、見守ろう。
夜になるとカエルの大合唱で我が家も外が賑やかである。
この時期“うぐいすの谷渡り”「ホーケキョケキョケキョ・・」という澄んだ鳴き声も聞こえる。言葉にいい表わせない情景だ。春と夏の移り香を感じながら川をひたすら下って行った。
日課としてジョギングを始めてもう10年近くになる。
網膜剥離になり2か月ほど入院したのがきっかけである。
手術前はもう目が見えなくなるのではないかという恐怖が襲いかかった。
手術の前に「目が見えなくなる確率もなくはない」と医者に言われ5体の一つでも欠ければどれだけ不自由であるかを心から思った。
この時をきっかけに“健康”が一番。健康管理に“食事”“運動”に心掛けるようになった。運動には何より“ジョギング”。お金の掛らない健康法ではこれに勝るものはない。躊躇なしに選択した。
それから10年。スピードは落ちてゆくが自分流に継続することが大切だと実感している。
健康管理にはジョギングが一番。
皆さんもストレス解消もかねていかがですか??


2012年6月17日日曜日

Rubyビジネス推進協議会の初仕事!

ブースでは”軽量Ruby”を紹介した。

Ruby協のブースは多くの方の注目を受けた。

今週は14日、15日にET-WESThttp://www.jasa.or.jp/etwest/2012/index.html が
インテックス大阪で開催された。
関西のITベンダーが出展したメジャーな展示会だ。
“Rubyビジネス推進協議会” http://www.ruby-b.com/ でブースを借り参加した。
関西経済が振わない中、多くの来場者で盛況だった。
Ruby協の皆様、設営の準備や当日の説明員として2日間ご苦労様でした。
昨年12月に設立された協議会の言わば“初仕事”。
7月には“Rubyフォーラム” http://www.ruby-b.com/events/20120720.htmlも企画している。
これらの活動を通じて中小ベンダの連携が進んでゆくことを期待したいとおもう。

会社の枠を超えて協力し合える機会はそう多くはない。“おれが、おれが”の世界になりがちな集団がちょっとしたきっかけで、企業の枠を超えて経営者同士が力を合わせる丁度いい機会だったと思う。今後が楽しみだ。

”Ruby言語”開発者”まつもとゆきひろ”さん(左)と協議会のメンバー
そもそもコンピュータの言語“Ruby”が日本発であることが、私の心を動かしている。コンピュータの世界はアメリカに主導権を奪われている中にあって、久しぶりの“夢”だ。
開発者“まつもとゆきひろ”氏を支持し何とか関西でも主流となるよう、微力だが普及活動に努めたいとおもう。
驕らない”まつもとさん”の性格が多くの人を共鳴させているのだろう。

2012年6月10日日曜日

“ナンバー2じゃダメなんですか?”

麹町のビル街にお祭り気分”日枝神社祭り”6月8日。
小さな神輿も準備万端。
身内に問題を抱えると気が重い。
とこんなことを言うと叱られるだろう。
生命までも脅かさせている人が大勢いる中で
“たかが犬ではないか”と。
命の重みはそれぞれの想いによって違うが、我家にとっては“らん”も家族を癒してくれた大切な“家族”なのだ。
今週も東京出張から戻って寝込んでいる“らん”をみて、早速先週から作り始めた“介護用リハビリ器具”を考案中である!!




未来を見せてくれるコンピュータ“京”。
とうとう“TOP500リストで再び世界No1”になった。
神戸ポートアイランド線に「京コンピュータ前」という駅がある。
ここが日本最先端技術“京コンピュータ”を開発している理化学研究所の拠点だ。
(けい、K computer)とは、文部科学省を中心に開発が進められている次世代コンピュータシステムの名称(愛称)である。
2009年11月13日の行政刷新会議の「事業仕訳」で、一時的に「縮減」対象になったことでも有名だ。
“ナンバー2じゃダメなんですか?”という言葉がむなしく響いた。そんな“パフォーマンスを演じた”政治家がいたことを覚えているだろう。
「最強×最速」のコンピュータは人間の未来を限りなく切り拓いていく。
生命科学の分野、地球環境のシミュレーション、機械工学の分野などなど。ずば抜けて高い計算能力はこれまであきらめていた計算ができる。
抗がん剤の開発などは良い例だ。これによって開発が進むものと期待したい。

ただCPUが“人間の道具”から“主体”に変わる怖さも潜んでいる。
既に金融取引の取引判断は“人間”から“人工頭脳”に移っているが、その事が裏目に出て201056日にわずか数分の間にダウ平均が1000ドル近く下落したことがある。
“瞬間暴落”(Flash crash)という現象で原因は“人工頭脳”によるものと言われている。既に“人の力”を超えているのだ。
あくまでも”主体は人間”であることを忘れてはならないという教訓でもある。

2012年6月3日日曜日

世の中思い通りにいかない

日曜日の朝、”らん”の元気がない。今日はジョギング休みで一緒に過ごす。
大飯原発が再稼働しそうである。
折角全国の原発が全部停止した機会に、この夏を越すことができれば、どれだけ原発“非依存社会”にインパクトがあったろうに。そう思うと残念だ。
原発は経済活動をするうえで必要不可欠だと人はいう。
が被災国である日本がこれを機会にドイツと同じく“原発非依存社会”を世界にアピールする唯一の機会をむしり取ろうとしている。と私は思う。
“人はこういう苦難の時こそ新しい発想で新しいものを生み出す知恵が出てくるチャンスである。”この苦難を乗り切るための知恵が出てくるのである。
代替エネルギーとしての風力、太陽光、それに一躍脚光を浴びている天然ガス“シェ-ルガス”があるではないか。
今こそこれらの技術を高めエネルギー効率を図るために開発を進め世界に冠たる”新エネルギー国家”のお手本になることができる。
その間“火力発電”を生かすことで我々はどれだけ安心な社会で生活できることだろう。
地震国日本にあって、今日また同様な危険が襲ってこないと誰が言えるだろう。
先日大飯原発の映像を見た。すぐ横が渚である。高い防波堤があるわけでもない。裏は切り崩した山である。映像だけで見る限り“福島より安全”と言えるのだろうか。
どうして早急に結論を急ぐのかわからない。
立命館大学大島堅一教授 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%B3%B6%E5%A0%85%E4%B8%80 が言う。
「原発エネルギーは決して安くない。早くやめ再生可能エネルギーに切り替えたほうが税金も安くなります。」
詳しくは割愛するが書籍「原発のコスト」(岩波新書)に書かれてある。
私たちが求めるものは”安い”だけではない。”安心安全”の社会であり、それを子孫に受け継ぐことである。
核燃料は完全に処理するために何十年もの年月がかかる。
私たちは引き続き子孫の代に“負の資産”を残していくのである。
”窓の風”を受けながら授業を受けた小学校の風景が懐かしい。