一緒に考えましょう・・・

IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2014年6月29日日曜日

骨太の方針



真夏を思わせる向日葵が”こんにちわと言わんばかりに。

自分だけの日曜日。
今朝は緑地公園から神崎川に出て三国までの2時間余り。熱中症対策に1Lの水を腰に下げてのジョギングだった。
途中幸いに天気に恵まれたけれど、帰宅して暫くすると一時的なスコールになった。
変わりやすい天候だから油断すると雷に遭遇することもあるので気を付けなければと思う。

今年は和歌山大学で開催。近いようで遠い~和歌山。

先週は近情協の総会が和歌山大学で行われた。
我々HISCO http://www.hisco.jp/index.html
も一泊泊りで出向き翌日は懇親のゴルフ大会だ。
ゴルフは苦手だけど久しぶりに“義理”での参加だ。
心配した通り一緒に回ってくれたパートナーには散々迷惑をかけてしまった。
すみません。
やっぱり私はジョギングして一人で野山を駆け巡るのが一番性にあっているのだろうとおもう。


政府は、経済財政運営の基本方針(骨太の方針)と成長戦略を発表した。
法人税の実効税率の引き下げや規制改革により、
産業競争力の強化に向けた取り組みだ。
中小企業対策にも期待したい。

法人実効税率の引き下げは、2015年度から数年間で20%台に下げる方向性を明記、成長戦略は四大改革として、「法人減税」のほか「雇用」や「農業」、「医療」分野の規制改革を柱としている。
思えば「骨太方針」は2001年小泉内閣に始まり
実に多くの政策が披露された。
·       国債発行30兆円以下
·        不良債権処理の抜本的解決
·        郵政民営化
·        デフレの克服
·        新たな国家イメージ(「美しい国」)の提示
·        道州制実現
·        社会保険庁解体
等々枚挙にいとまがない。
“時の政府”が変われば少しずつ思いが違う。



しかし一つだけいえることがある。
安倍政権は消費税アップを成し遂げた。
(消費税という)お金を握り“ちゃりんちゃりん”と歳入が入ってくる。
政権が強いのは、このお金をいろんなところに使いまわしが出来ることである。
過去の“骨太”政権と大きく違うところだ。
現に中小企業対策の補正予算がこれから軒並み出てくるだろう。

「ぼっ~」としている時ではない。







2014年6月22日日曜日

“壊さない”


梅雨のなか、雨に洗われて気持ちよさそうな新稲。

日曜日は朝から“しとしと”梅雨空だった。
昼前には雨も止んだので2時間位ジョギングした。
もう田植えも終わり田んぼには小さな新稲が四方に綺麗に整列。
これから秋の収穫までの移ろいが楽しみだ。

梅雨の象徴”アジサイ”。先週のホテルの庭で。

富岡製糸場に世界遺産への登録が決まった。
関係者の感慨は言い尽くせないものだろう。
140年前に生糸の生産を始め1987年工場を閉鎖したそうだ。

それから30年近く、大切な文化財を「売らない・貸さない・壊さない」の心を守り操業停止後も日本の産業近代化を象徴する建物を守ってこられた。
私企業が毎年1億円余りの維持費をかけたという。
並みの経営者ではない。



“継続こそ力”と私も口癖のように言うが、会社が生き延びるためには「無駄を切り」場合によっては事業の閉鎖、売却等々が如何にも簡単に行われている現代の風潮である。
電機メーカがライバル会社に、また外国企業に“体”の一部を売ってしのぐ姿は日常茶飯になっている。

そんな中、閉鎖した土地建物を“売らず・貸さず・壊さず”しかも維持費をかけて管理し続けた。
そして“世界遺産”となった今、片倉工業は富岡市の打診を受け建物を無償譲渡したという。
こんな凄い会社がある事とそういう経営者がいるという事に今更感激を隠せない。
“片倉工業”に世界遺産の称号を贈ってもいいのではないか

良い話だ。






2014年6月15日日曜日

スポーツ監督


今朝のジョギングではアジサイが見ごろだった。

テレビのスイッチを入れるとサッカー一色だ。
メディアの過熱は国民の過熱でもある。
それだけにメディアに影響を受けるところが大きいという事だろう。
スポーツに限らずいまやメディア報道の影響は計り知れないものがある。
そう思いながら“熱狂的”にはなれない私だがついスイッチを入れてしまうのだ。




監督に外国人が多いのはサッカーだろう。
過去日本代表の監督は12人中6名もいる。
どうやって意思を伝えるのだろうかといつも不思議に思うが、みな上手くやっているのだろう。
アルベルト・ザッケローニ(イタリア)監督。
日本語はイタリア語とまったく言葉の仕組みが違い難しい。
お互いに意思の疎通には苦労しているのだろう。
瞬時の動作に叱咤激励するわけだが、こんな時通訳を通じてなどあり得ないだろうに。
とつまらないことを考えてしまう。
サッカーはヨーロッパで長い歴史のあるスポーツであるから経験値を日本に“移植”するには一番手っ取り早い方法なのだろうとおもう。

河岸の球戯場では、少年チームがサッカーの練習。サッカー人口は増える。

サッカー・ラグビー・アメリカンフットボールは
よく比較されるスポーツだ。
何れも“フットボール”なのだが生まれた国が違っている。
それぞれの地域では熱狂的なスポーツ人口を誇っている。
そういう意味でいくと“サッカー新興国”としての日本のサッカーを特にここ十数年で築きあげてきた先人たちの“企画力”に敬意を表するのだ。

サッカー人口が増えれば後に続く子供たちが夢を持ちながら育ってきて、それがスポーツの“力”となり相乗効果をもたらしさらに発展していく。
“正のスパイラル”だ。
他の“フットボール”ゲームも見習わねばならないだろう。




2014年6月7日土曜日

サミット制裁


こんな美しい自然を大切にしたいものだ。


主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)が5日
閉幕した。
サミットで恒例となった写真撮影では首脳の立ち位置は毎回変化している。
実は立ち位置にはきちんとルールがあるらしい。
中央に開催国(議長国)の首脳を配し、国家元首(大統領)がその横に、そして首相が在任期間の長い順に中央側に並ぶそうだ。
日本の首相は交代が多いため端に位置することが
多い。
そういえば安倍総理は一番右端で最大限目立とうとしていたのが印象的だ。
G7は多くの課題を突き付けられている。(写真ロイター通信転載)

さて、ロシア抜きで行われたG7だが、何とも
足並みがそろわないことか。
緊張が続くウクライナ情勢、中国とアジアの海。
これらの課題で結束を演出したが、自己主張を強めるロシアや中国を前に影響力の低下は隠せない。


「一丸となってメッセージを出すことが大切だ」。
議長役のメルケル首相が発言し、各国からウクライナ支援での結束を強調する声が相次いだ。
一方ロシアと経済の結びつきが深い欧州は、深刻な対立は避けたいのが本音だ。
オバマ氏の強硬論に対し「ロシア抜きの国際秩序の安定はあり得ない」と欧州側の発言だ。
一方、プーチン氏は自分抜きで開かれたサミットについて記者団に感想を聞かれて『どうぞ、よい食事を』と言ったそうだ。


国際力学の変化はアジアにもおよぶ。
中国は自信を深め、強気な行動を加速しているのだ。
地球という“コップの中”での争いは、いずれ地球を破滅の世界に導くのだろうか。

今回、G8から外されたロシアは中国と組み、G7に対抗する姿勢をみせる。世界は揺れている。





2014年6月5日木曜日

歓迎会


久し振りに空気が澄み渡り山脈ももキレイだ。

今朝は久しぶりに遠くの六甲連山が見渡せた。
昨日の雨で黄砂が洗い流されたのだろう。
日常のなかのちょっとした安堵が漂う。

Shiffa http://shiffa.jp/ 

に新しいスタッフが入社し昨夜は歓迎会があった。
大阪の関係者が8名、女性が中心の会社なので
雰囲気もおしゃれなオーガニックなお店を選んだ。
一人で入ると気恥ずかしいお店だが、味もそこそこ美味しかった。



歓迎会では前日の会合で聞いた話を例えとして話した。

カタリスト研究会なるものに誘われていったが15人ほどのこじんまりした昼食会で
“日常的に話す言葉が運命を創る”がその日の
テーマだった。
私は初参加なので自己紹介に徹したが他の出席者は
「運命を拓く」ために何をしなくてはいけないかを
3分の持ち時間で発表することにあった。

最低限のルールは“否定的な発言はしない”だけであとは何を話しても良い。
言わば中村天風が教える「出来ないと思うと出来ない、出来ると信念すればどんなことでもできる」の具現化だ。
楽しい昼食会だった。



早速Shiffa歓迎会のスピーチで引用した。
「やれば必ずできる!」の信念で全員一丸で頑張ろう!と。
またまた熱が入ってしまった。