一緒に考えましょう・・・

IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2013年9月30日月曜日

果てしない旅

高い電線で見下ろす”秋の王者”


実りの秋。木の上では百舌鳥がさえずり、脱穀機の音が響きわたる。
走っていても心地よい秋風を感じる。四季折々であるが秋も格別である。

秋の”彼岸花”

NASAの無人宇宙探査機ボイジャ-1号が
1977年打ち上げられてから36年の長い旅を
つづけ、太陽の影響圏(太陽圏)から脱出した。
元々木星と土星の観測が目的であったが既にその
大役を終え、2013年9月現在現在、太陽から
約187億キロ付近を時速約6万キロの速度で飛行中という。気の遠くなる数字だ。

そんなロマンが現実となり太陽風や星間物質のデータを研究者に送り続けているそうだ。
想像の世界が現実の世界に近づく瞬間だ。
そして2025年頃までは地球との通信を維持することができ引き続きのデータ送信に期待したい。

小学生が作植えした稲穂もたわわ。収穫が間近だ。

それにしても宇宙は不思議だ。果てしなく広がる
太陽圏。その奥にあるものが何だろう。
幼少のころ駆り立てた想いは、今も変わらない。
それが科学の進歩で解き明かされているのだろうけれど、私の理解をはるかに超えている。
いや分からなくて良いのだ。
この地球上で起こる出来事が理解できれば・・・。

昨日は運動会日和、あちこちで歓声が聞こえた。

太陽圏を離れたボイジャーは人間の力で打ち上げられた。
”Oneway Ticket”片道切符だ
一体どこまで飛んでゆくのだろう。
帰れない旅に出て故郷の青い空を見ながらどんな気持ちでいるのだろうか。

人間が乗っていると考えれば、それもまたひとつのロマンだ。




2013年9月24日火曜日

粋な“はからい”



大阪動物愛護フェスティバルで”長寿表彰”頑張ったね。

連休最後の日は、久しぶりに新大阪までジョギングした。
16km位の距離だがめっぽう遅くなった。
が自分ペースで十分満足である。

ジョギング中のスナップで”コスモス”

連休は親戚の不幸も重なりあっという間に過ぎた。“光陰の矢の如し”である。

中之島にある大阪中央公会堂




その中、我が家にとってはうれしい出来事が一つ。
大阪獣医師会が中心となり21日大阪市中央公会堂で“長寿動物の表彰式”があった。
ランも17歳で長寿の仲間入りしたのだ。

会場には沢山の愛犬家

国内外まだまだ山積みの課題を抱えているなか、
ペット如きで“平和な人たちだ”と思われるかもしれない。がいまや子供の数より多いペット。
平成21年度子供の数(15歳未満)は1700万人。犬猫は2200万頭である。
既に家族の一員となり飼い主は惜しみない愛情を注ぐ。無視できないのである。



サービスも人間社会と変わらない。
犬のサプリメントから“幼稚園”までがある。
東京・広尾と言えば高級住宅街、
ここに“犬の幼稚園”があるそうだ。
昼間預かりプロのドッグトレ-ナがしつけをして
くれるというもの。時代が変わったのである。



一方で気まぐれで沢山の孤児(捨て犬)を生む。
災害のたびに問題になる動物の犠牲、
親を失った孤児(捨て犬)。

NPOの活動も紹介されていた

犬の幼稚園に通う犬もいれば恵まれない犬もいる。
NPO活動で里親探しをする人たちの努力に敬意を表したい。

写真入りマグカップ

”らん”良かったね。

式典では「表彰状」と「写真入りのマグカップ」
を戴いた。
帰宅して早速ランとマグカップのワンショット。

平和なものである。




2013年9月21日土曜日

取り残された私

道端にひっそりと、でも何か”存在”を主張している

台風一過以降、晴天が続いていたので、新幹線からの富士山が楽しみなのだが、全国的に晴天でも富士山の近くになると雲がかかる事が多い。意地悪だ。
世界遺産登録のあと何度か新幹線で通過したが一度も見れなかった。
が今週は“夏の富士山”をカメラに撮ることが出来た。ラッキーだ。
珍しく雲一つなく富士が輝く

新バージョンのiPhoneがドコモからも発売された。いよいよ3社で乱戦だ。
一方戦いを横目で見ている“ガラケー族”の私に
とってますます“取り残され感”が募っている。

IT業界にいながら“まだガラケ-??”と揶揄されそうだが必要最低機能が入っている“ガラケ-”で何不自由を感じないのだ・・・がなぜか押し流されそうになる。

“ガラケー”はガラパゴス・ケータイの略だが、
簡単に言うと「日本独自で出回っているケータイ」のことをさし、世界標準とは異なる進化をしている。その為世界市場を相手に出来ないため量産効果が出ず日本メーカーは苦戦しているのだ。

御殿場の稜線も美しい。

孤立し、独自の進化を遂げることを“ガラパゴス化”と言い、独自の生態系を持つガラパゴス諸島に由来する。
日本の携帯電話は、着メロ・着うたなどのコンテンツサービスや、カメラ、電子マネーなどの機能が次々追加され進化してきたのだが、iPhoneAndroid端末などタッチパネルを搭載したスマートフォンが発売されて以来日本でも普及に加速がかかり“ガラケ-”は少数派になってきた。

昨今「ガラケー」を「フィーチャーフォン」と呼ぶ。
「ガラケ-はイメージが悪い」という事らしいが、頑張れガラケ-!!
ガラケ-の進化に期待したいのは私だけか???




2013年9月15日日曜日

ブルーライト

台風被害がないように祈ろう。

一週間たつとすっかり野山の景色が変わる。
久し振りの日曜日、稲穂はすっかり秋。
生き物も代替わりして秋の虫が心地よい。 

昔流行った“ブルーライト横浜”の話題ではない。
”ブルーライトが人の体内時計を狂わせ”最近睡眠障害の人が増えているという。

ブルーライトとは「目の網膜まで届く波長で青色光という。それより波長が短いと目には見えない紫外線。可視光線の中で最も強いエネルギーを持つ光」とあった。

最近急増したLED液晶は、従来のブラウン管テレビに比べて、はるかに多くのブルーライトを発しているという。
PCモニター、スマホやゲーム機など液晶画面の大半にLEDが使われており“ブルーライト”にさらされる機会が激増していることは確かだ。

どういう影響があるのか調べてみた。
「青い光は散乱しやすいため、ピントを合わせるのに負荷がかかる。一生懸命合わせようとする分、目に余計な負荷がかかり、疲れやすい」とある。


週アスから転載

そもそも青色光は、太陽光に多く含まれていて
”体内時計”を整える重要な働きがあるという。
夜、ブルーライトを浴び過ぎると、睡眠覚醒リズムに影響を及ぼす可能性がある。
朝、ブルーライトを多く含む太陽光を浴びて覚醒し、陽が沈んで暗くなると眠くなるというのが自然のリズムということ。
ところが夜、寝る直前までPCやスマホを長時間操作していると、至近距離で強い光を浴びるわけだから、脳が覚醒してしまい、眠りの質が低下する。
なるほど納得である。
最近睡眠障害の人が増えているのはこのことに関係しているのかもしれない。

とはいえ日頃から早寝早起きを心がけ、“PC・スマホの操作は夜遅くまでやらない”それが理想だと頭ではわかっていても、現実にはなかなか難しい。
仕事で夜、PCを使うことはやめられないのだ。

せめて子供たちにはこんな習慣をつけさせたくないのが親心だろう。
“子供は早寝、早起き”が一番健康に良いと。


2013年9月8日日曜日

2020年東京オリンピック

㈶山荘総研。静かなたたずまいでで研究に没頭できるだろう

今週は1日から東京で仕事をした。
ヘルスケア事業の打ち合わせのため㈶産業技術総合研究所に出向いたのだ。
25年度経産省のヘルスケア事業予算の内示を受けた関係での打ち合わせだ。
当社が主幹事で京大附属病院と凸版印刷のチームだ。
脳損傷によるマヒ患者のリハビリシステムである。

今政府は高齢化社会に対応して重点的にヘルスケア開発予算をつけている。
豊かな国づくりの一環だ。

集中豪雨で帰りの新幹線がストップ、横浜に泊まることになった。

折しも20年東京オリンピック招致も決まった。
平均年齢も女性86.41歳で世界一、健康立国だ。
オリンピック招致をきっかけに健康ビジネスが活気を呈するだろう。
“スポーツ”が健康に一番だと国民的盛り上がりになれば、そのことが何よりも“ヘルスケア”事業ではないかと思う。

一方で、今回総力を挙げて招致に挑んだオリンピックだが、各国から指摘されている原発による放射能懸念は“招致”によって消えたのではない。
世界の声を真摯に受け止めスピード感を持って安全対策を急いでほしいと思う。

同時に東南海地震も想定されている。
他の原発の安全性は想定を超えてでも耐えられる「安全の確保」が何より優先されなければならないと思う。“痛さ”を決して忘れてはなるまい。

地下に続くエスカレータの入り口。だからどうすればいい?

打ち合わせの為、JRに乗ってつくばにある㈶産総研に行く途中秋葉原駅から乗り換えてエスカレータで地下深くまで下って行った。
その時、地上のエスカレータの入り口に掲げられている「海抜3.4m」の看板。
いつもは何気なく見過ごしている看板だが
“まてよ??という事は電車のホームは海抜マイナス100mではないか!!”
津波が来ればこの近辺はひとたまりもない。
ましてや地下に及んでは何をかいわんやだ。

“水の都大阪”もそうだろう。
都市の“便利さ”は危険といつも隣りあわせなのだと実感した。
時間はかかるが“安全安心”の街づくりを心がけねばならないとおもう。




2013年9月1日日曜日

日曜から出張

恵比寿ガーデンプレイスの正面玄関、B1Fに店舗がある

私にとって一週間のうち1日だけの休息、日曜日。
その日曜日の朝に出張はさすがに厳しい。
振り返ってみるとほとんど仕事に明け暮れた30年、決して良き家庭人ではなかった。
その反省から子供達には家庭を大切にと教えている。



今日は東京で”Shiffa”デビューだ。
縁があって恵比寿ガーデンプレース三越の店舗(ラ・ボーテワン)
http://www.value-press.com/pressrelease/115079 
で常設販売することとなった。
午後店舗に訪問し濱野社長とお会いしたが温和な
社長で是非成功させたいと誓った。
この後大丸梅田・名古屋松坂屋・大丸京都・近鉄ハルカス・・・と催事が続く。

三越恵比寿のラボテワンの店舗


Shiffaの展示

そもそも”好奇心”で仕事を楽しんでいるうちにShiffa Dubai(http://www.shiffa.jp/ )に行き着いた。
到着点がIT事業じゃないのかと思われがちだが、そんな発想はしない。
もしビジネスの到達点は?と聞かれたら
”優しさ”関連事業だろうか。
自然に”優しい”、人に”優しい、生き物に”優しい”肌に”優しい、体に”優しい”等々・・
そんな”事業”が到達点なのかもしれない。





たまたまShiffaの創業者ラミーズ博士(http://www.shiffa.com/ )の想いに触れる機会があり
共鳴し、そんな化粧品を日本の女性に伝える事が出来ればという想いが募った。

人の縁で繋がるビジネスの面白さ。
縁を取り持ってくれた沢山の人々。
特にUAEとのパイプを持つ谷口愛社長 http://taniguchi-ai.com/message.html とのご縁で今の
”Shiffa”がある。

このご縁を大切にして”想いいれ”の道を拓いてゆきたいと思う。