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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2013年9月8日日曜日

2020年東京オリンピック

㈶山荘総研。静かなたたずまいでで研究に没頭できるだろう

今週は1日から東京で仕事をした。
ヘルスケア事業の打ち合わせのため㈶産業技術総合研究所に出向いたのだ。
25年度経産省のヘルスケア事業予算の内示を受けた関係での打ち合わせだ。
当社が主幹事で京大附属病院と凸版印刷のチームだ。
脳損傷によるマヒ患者のリハビリシステムである。

今政府は高齢化社会に対応して重点的にヘルスケア開発予算をつけている。
豊かな国づくりの一環だ。

集中豪雨で帰りの新幹線がストップ、横浜に泊まることになった。

折しも20年東京オリンピック招致も決まった。
平均年齢も女性86.41歳で世界一、健康立国だ。
オリンピック招致をきっかけに健康ビジネスが活気を呈するだろう。
“スポーツ”が健康に一番だと国民的盛り上がりになれば、そのことが何よりも“ヘルスケア”事業ではないかと思う。

一方で、今回総力を挙げて招致に挑んだオリンピックだが、各国から指摘されている原発による放射能懸念は“招致”によって消えたのではない。
世界の声を真摯に受け止めスピード感を持って安全対策を急いでほしいと思う。

同時に東南海地震も想定されている。
他の原発の安全性は想定を超えてでも耐えられる「安全の確保」が何より優先されなければならないと思う。“痛さ”を決して忘れてはなるまい。

地下に続くエスカレータの入り口。だからどうすればいい?

打ち合わせの為、JRに乗ってつくばにある㈶産総研に行く途中秋葉原駅から乗り換えてエスカレータで地下深くまで下って行った。
その時、地上のエスカレータの入り口に掲げられている「海抜3.4m」の看板。
いつもは何気なく見過ごしている看板だが
“まてよ??という事は電車のホームは海抜マイナス100mではないか!!”
津波が来ればこの近辺はひとたまりもない。
ましてや地下に及んでは何をかいわんやだ。

“水の都大阪”もそうだろう。
都市の“便利さ”は危険といつも隣りあわせなのだと実感した。
時間はかかるが“安全安心”の街づくりを心がけねばならないとおもう。




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