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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2014年6月22日日曜日

“壊さない”


梅雨のなか、雨に洗われて気持ちよさそうな新稲。

日曜日は朝から“しとしと”梅雨空だった。
昼前には雨も止んだので2時間位ジョギングした。
もう田植えも終わり田んぼには小さな新稲が四方に綺麗に整列。
これから秋の収穫までの移ろいが楽しみだ。

梅雨の象徴”アジサイ”。先週のホテルの庭で。

富岡製糸場に世界遺産への登録が決まった。
関係者の感慨は言い尽くせないものだろう。
140年前に生糸の生産を始め1987年工場を閉鎖したそうだ。

それから30年近く、大切な文化財を「売らない・貸さない・壊さない」の心を守り操業停止後も日本の産業近代化を象徴する建物を守ってこられた。
私企業が毎年1億円余りの維持費をかけたという。
並みの経営者ではない。



“継続こそ力”と私も口癖のように言うが、会社が生き延びるためには「無駄を切り」場合によっては事業の閉鎖、売却等々が如何にも簡単に行われている現代の風潮である。
電機メーカがライバル会社に、また外国企業に“体”の一部を売ってしのぐ姿は日常茶飯になっている。

そんな中、閉鎖した土地建物を“売らず・貸さず・壊さず”しかも維持費をかけて管理し続けた。
そして“世界遺産”となった今、片倉工業は富岡市の打診を受け建物を無償譲渡したという。
こんな凄い会社がある事とそういう経営者がいるという事に今更感激を隠せない。
“片倉工業”に世界遺産の称号を贈ってもいいのではないか

良い話だ。






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