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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2013年3月24日日曜日

ビッグデータ

電線に留まったツバメの夫婦。これから子作りが始まる。


全国の鉄道網が一本化された。これは一大事だ。
私のような出張族にとって一枚のカードでどの鉄道にも乗れる便利さは例えようがないほどの出来事である。

駅舎に残された巣に今年もツバメが戻ってきた

今朝は春日和に誘われて気の向くまま遠くまで
ジョギングした。
ヒバリのさえずりを耳にしながらの一日だった。

猪名川沿い、3分咲きの桜。今度の土日が見ごろかも。

帰路はJRと阪急電車に乗り継いで箕面まで戻ったが、この新しい体験をしたのだ。
SUICAで阪急電車に乗降した。
以前からこのサービスが始まることは全国的に案内されていたのでわかってはいたが、一本化されて
SUICAで全国鉄道が乗れることに感激した。
東京では既にほとんどの鉄道がSUICAで一本化されており会社での交通費の精算の手間がかからず便利だった。
これが全国に行き渡ると便利さは言うまでもない。

先週東京出張で、市ヶ谷の会社前の靖国の桜。

一体各鉄道会社間の料金売り上げの取り分はどうなっているんだろうと素人目で感じる。
が心配することはない。うまく分けられている。
乗車した時点であらゆる個別情報がSUICAから読み取られ区間精算が出来る様になっているのだ。
1億2千万人の国民の移動が瞬時に精算できるとなるとこれは凄いことだ。
並みのコンピュータでは処理ができないほどビッグデータなのだ。
ここでもビッグデータの存在がクローズアップされる様になった。
時同じくして国民総背番号制が検討されている。
2つの事が私には別物とは思えないように思えてくる。深く考えればビッグデータにより人間社会のすべての行動が管理可能な時代に入ってゆく気がするのだ。
例えば国民背番号情報がSUICA情報と一緒に鉄道網の管理に利用されたとしたら、私は今どこにいて何処から何処に移動したか時間も含めてすべての情報が管理されることになるのだ。
ちっと寄り道して立ち呑み屋で一杯飲もうと思ってもすべての情報はビッグデータで管理されることになるのだろう。恐ろしいことだ。

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