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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2011年10月6日木曜日

大先輩との絆

稲穂がたわわに実っている早朝。いよいよ今週末くらいが稲刈りのピークを迎えるようだ。
見ると電線上のスズメが、畑に降りて実りを食べる機会をうかがっている。大群だ。ものすごい鳴き声だ。農家の人が追っ払うため畑に突っ立っている。必死だろう、そのはず収穫に大打撃だからだ。
最近はスズメも賢くなって案山子(カカシ)程度では効き目がないらしい。お百姓さんもご苦労様である。


ジョギング中の”田んぼのカカシ”。余り効果もないようだ。
私が大手メーカに就職し配属されたのが油圧機器システムの販売部門だった。
社会人として無垢な“新入社員”の私を指導、教育してくれた先輩の一人がいる。
後に私が事業を始めるため会社を辞めた時、暫くして退社され二年ほどアドバイザーとして当社を支えていただいた大先輩である。
その方、M氏とは今もご縁がありお付き合いいただいている。今は独立されて押しも押されもしないオイルコンタミネーションの輸入商社である。
いや単なる商社ではなく“メーカ”としての脱皮を図られており大活躍されている。
乳呑児だった息子T氏も今や立派な後継者として会社を仕切っている。ほほえましい限りだ。



久しぶりに ”らん” 登場。いつも一緒に寝ている。
人生は物語である。人には色々な出会いの機会があるがそれを生かすも殺すも本人次第だ。
気心を知り相手への気遣いがそのことを決定する。
私の上司M氏は、当時事業部長で後に社長になったI氏とはそりが合わなかった。私もである。ある意味共通のライバルが私達の縁を強くしてくれたのかもしれない。
先輩M氏は最近しみじみ話される。
“もしあの頃妥協していたら今のM氏はないだろう”と。
ものごとは受け止めようである。今のM氏があるのは、“あのI氏が居たから会社を辞める決断がついた”その結果M氏は本領を発揮し大成功した。
そう考えれば“ひょっとしてI氏はM氏の恩人ではないか??”と思う。
兎も角も先輩!これからも良い先輩として永きお付き合いをお願いします。

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